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UIUX

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#プロダクトデザイン

業務システムにつよいUIデザインライブラリー

業務システムにつよいUIデザインライブラリー

要件定義段階からプロトタイプを活用するアプローチ

私がつとめるアストロラボでは、DX推進支援事業におけるITソリューション開発で、プロジェクトの初期段階である要件定義からデザイナーが参加し、プロトタイプを活用して実際の業務をイメージしながらシステムの仕様を詳細に検討するアプローチをとっています。

従来のSI開発アプローチにおいては、UIデザイナーは、開発フェーズがある程度進んだあとで、ようやく

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UX改善による本質的グロースハックのプロセス

UX改善による本質的グロースハックのプロセス

グロースハック(※)が必要なのは分かっているが、実際にどうやれば良いか分からないという相談を頻繁に受ける。

というよりは相談の99%がそれだ。

多くのスタートアップがサービス成長の指針を描けていないという状況は日本のスタートアップ環境全体として憂うべき状況なので、グロースハックを具体的にどういったプロセスで行っていけば良いかを本記事でまとめて公開することにした。

タイトルの釣りっぽい「継続率

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120 個のアプリを触って見えてきたオンボーディング 15 種類・そのメリットとデメリット

120 個のアプリを触って見えてきたオンボーディング 15 種類・そのメリットとデメリット

オンボーディングとアクティベーションについて考察した 前記事 の続き。今回は 120 アプリのオンボーディング体験を調査してそれらを 15 種類の UX に分類、それぞれの UX について共通項・個人的に思ったメリット・デメリットをまとめました。

次回はこれらの統計結果を公開。今回は実際の UX 事例について。現場で「これ使ってみる?」と今日から検討できる(かどうかは知らないけど…)記事になって

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消費者が本当に求めるものを階層化する  〜UXデザインを超えてゆけ〜

消費者が本当に求めるものを階層化する 〜UXデザインを超えてゆけ〜

Experience Designerのしょーてぃーです。
本記事は基礎である、守・破・離の「守」にあたる。

この記事を書いている人

はじめに

消費者が製品やサービスに何を求めているのかを理解するのは難しい。機能的な利益だけでなく、感情的な満足・便益も考慮する必要がある。「価値ピラミッド」は、これらの要素を明確にし、最適な組み合わせを見つけるためのフレームワークとして提供される。

本記事で

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Googleが出してるUXデザイン用語集

Googleが出してるUXデザイン用語集

こちらはGoogleが出してるUXデザインの用語集なんですが、DeepLで翻訳したものになるので、正確な日本語かどうかはちょっとわかりませんw

アクセシビリティ: 障害者のための製品、機器、サービス、環境のデザイン

代替テキスト(altテキスト): 画像やグラフなどの視覚的なものを、スクリーンリーダーで読めるような説明に変換するためのテキスト。

ブランド・アイデンティティ: 企業の視覚的外観

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どういう課題解決をするかっていうデザインガイドラインのメモ

どういう課題解決をするかっていうデザインガイドラインのメモ

所属している開発組織の中で、ここ1~2年でチームの人数が増えたこともありデザインガイドラインの重要性が増してきた。
それのメモ。思考の吐き出し。
ここでいうデザインガイドラインは、material designでいう「Introduction」みたいな、思想や方針を示しているもの。TypographyやColorやコンポーネントとかのシステムは含まない。

課題プロダクトデザインの方向性、方針、軸

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奥が深いB2B『貿易業界』のプロダクトデザイン組織ではどうやってUXリサーチをやっているの?Shippio独自のUXリサーチ手法を大公開!

奥が深いB2B『貿易業界』のプロダクトデザイン組織ではどうやってUXリサーチをやっているの?Shippio独自のUXリサーチ手法を大公開!

こんにちは!ShippioのプロダクトデザイナーのMyraです。

今回のnoteでは、Shippioで実施したUXリサーチ手法についてご紹介します。

ShippioではUXリサーチをどうやっているのかインパクトのあるデザインソリューションを提供するために、どのステークホルダーがどのようなペインを抱えているのか、いつどんな行動をするのかを把握し、顧客解像度を上げることが非常に大切です。ユーザー理

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デザインシステム完全版|Figmaでの作り方、事例など【2024年版】

デザインシステム完全版|Figmaでの作り方、事例など【2024年版】


このドキュメントの目的デザインガイドライン・システムに関する理解を深め、UIUXを通したプロダクト価値の最大化が業界として底上げされるといいなと思っています。

あとは、私rikikaが個人的にいろいろなお仕事で作らせて頂く機会をいただくのですが、そのたびに事例や作り方のハウツーが目まぐるしく変わっていき、インターネット上に情報が散らばっていると感じていたのでそのsingle source of

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【アジャイル開発+UXデザイン】Lean UXをやってみて学んだ話

【アジャイル開発+UXデザイン】Lean UXをやってみて学んだ話

こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでUXリサーチャー/UXデザイナーをしています野澤です。

atama plusではプロダクトをアジャイルに開発しています。開発フレームワークとしてスクラムを採用していて、UXデザイナーもエンジニアやQAと1チームとなって開発を行っています(更に最近ではビジネスのメンバーもチームにジョインしてます)。

本記事では、atama plu

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📘️ Book Club:UXデザイン分野における新たな手法ResearchOpsとは?なぜ重視されているの?

📘️ Book Club:UXデザイン分野における新たな手法ResearchOpsとは?なぜ重視されているの?

ResearchOpsは、UXデザイン分野における新たな手法です。

従来、ユーザー調査はUXデザイナーの役割の一部でしたが、近年では、UXリサーチ、デザイン・リサーチを含むリサーチの運用をDesignOpsにちなんで「Research Ops(operations)=ユーザーリサーチ運用」 と呼び、デザイン経営を行なっている先進企業・組織では、ユーザー調査を最大化する手段として取り組みが行われて

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ざっくりUIデザインの歴史をたどってみる

ざっくりUIデザインの歴史をたどってみる

こんにちは。SOMPO Digital Labで駆け出しUIデザイナーをしているrine(https://twitter.com/HAYASHIRINE)と言います🤲 この間Spotifyのpodcastで聞いたreseize.fmで、UIデザインの歴史について詳しく言及されておりとても興味深かったので、お話されていたことを参考にしながらUIデザインの歴史をざっくり辿ってみることにしました。

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SaaSの複雑な仕様を乗り越えるデザインフロー

SaaSの複雑な仕様を乗り越えるデザインフロー

はじめに株式会社ナレッジワークでソフトウェアの画面/情報設計に従事しているデザイナーの @sadako_a_ です。
今記事では、複雑な仕様が発生しやすいSaaSのプロダクトデザインについて、弊社ではどのようにデザイナーが試行錯誤しているのか、一部の取り組みを紹介できればと思います。

画面仕様の複雑化SaaSプロダクトの画面仕様が複雑になりやすい1つの理由は、ユーザーの権限毎による要素の表示差異

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