藤原あかり

カフェ、スイーツが生き甲斐 黙々と読書する人、たまに短歌 双極性障害持ち 日常の呟き、…

藤原あかり

カフェ、スイーツが生き甲斐 黙々と読書する人、たまに短歌 双極性障害持ち 日常の呟き、エッセイ、ときどき読書記録

記事一覧

重たいifの話

紆余曲折のあった10代後半から20代を過ごしたけれど、今は周りのおかげで安定して暮らせている。 もちろん調子のアップダウンはあるけれど、休みたいときに休んで自分のペ…

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私の名前は… at cafe

読書好きでカフェ好きの方にはわかっていただけるだろうが、ドリンクとスイーツと本という三種の神器はくつろぎの時に欠かせない。 一軒家カフェも好きだけれど、体力を温…

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夫婦は似るというけれど

めっきり暑くなったこの頃。 まだ気温に体が慣れておらず、熱中症になりそうだ。 今日も朝のテレビで「暑熱順化」というワードを3回は聞いた。見聞きした限りでは、運動し…

藤原あかり
13日前
66

短歌 他人ごと自分ごと

歳を重ねるごとに、大好きな人の成功や幸福を、心から喜べないことがしんどい。 そのうじうじした気持ちをなかったことにしようとする自分も好きじゃない。 難儀だなぁ。

藤原あかり
2週間前
31

文学フリマ行きたかったぁぁぁ
日曜の混雑とあの会場の規模はなかなか厳しくて…行ったら1ヶ月くらい寝込みそう。
街の小さいギャラリーでZINEの販売会あったら行くのになぁ
谷川電話さんにもお会いしてみたかった!

藤原あかり
2週間前
19

note 6周年、そしてこれから

noteってモチベーションをアップさせるのがすごくうまい。 先日、noteを始めて6年経ったよ!という通知がきた。わーい。 …と同時に、もうそんなに経つかーと。(途中ほっ…

藤原あかり
2週間前
62

自分が生きたい世界のかたち

この前、タリーズに行ったときのこと。 平日ということもあって、ひとり客が多く、店内にはBGMがゆったりと流れていた。 本日のコーヒーとクロックムッシュと本。 テーブル…

藤原あかり
3週間前
61

「無難な料理はカレー」説?

外食に行くと、新作や創作系料理に果敢に挑む人と、とことん同じものを注文する人に分かれる。 私は基本的には後者だ。 えびとブロッコリーのクリームパスタ、バタートー…

藤原あかり
3週間前
39

大人になってから気づいたこと、覚えたこと

正しいとされることが必ずしも正解ではないということ 綺麗ごとの微力さ 必要悪 この世にはさまざまな“哀しい”があること 大人だって完璧な存在じゃないということ 他人…

藤原あかり
1か月前
27

看病初心者の小さな学び

結婚して4年経つのだが、先日初めて夫が体調を崩した。例の流行り病だ。職業柄、多くの人と接する仕事なので、今まで罹ってこなかったのが不思議なくらいかもしれない。 …

藤原あかり
2か月前
22

スタバにてカフェはじめ

年末にトラブルが起きて、誕生日を家族に祝われず仕舞いだったので、まだ20代だと思い込みたい藤原です。 さて、今年のカフェはじめは安定のスタバだった。 スタバという…

藤原あかり
4か月前
37

20代から30代へ

大晦日、私は30回目の誕生日を迎える。 正直、この日が来るのを恐れていた。 お祝いではなく、20代との別れの残念会をしてほしいくらいだ。 さようなら、20代。私は涙涙で…

藤原あかり
5か月前
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日常の謎 カフェにて

とある朝、カフェに行ったときのこと。 奥のソファー席に案内され、腰を落ち着ける。うん、ふかふかで心地よい。馴染みのお店なので、メニューを見ずにささっとオーダーを…

藤原あかり
5か月前
24

年末はお気に入りのものに囲まれて

昔から雑貨屋さん巡りをするのが好きだ。自由が丘、代官山あたりには目移りしてしまうほど魅力的なお店がたくさんある。 先日、お気に入りの雑貨店に足を運んだ。あくまで…

藤原あかり
5か月前
47

「むふふふふ」だけど喜んでるんです

自分の反応が注目される場面になると、途端に緊張が走る。 よくあるのは、友人からプレゼントをもらい、その場で開封を求められるとき。 ラッピングを解き、プレゼントの中…

藤原あかり
6か月前
19

はじめてのセルフヘアカット

10月某日。美容院の予約をキャンセルした。 様子を見たものの、体調が優れず。メイクをして電車に乗って、美容師さんと話して3時間人のいる場所にじっと身を置いて…なんて…

藤原あかり
6か月前
22
重たいifの話

重たいifの話

紆余曲折のあった10代後半から20代を過ごしたけれど、今は周りのおかげで安定して暮らせている。
もちろん調子のアップダウンはあるけれど、休みたいときに休んで自分のペースで動けるから回復が早い。
そういう環境は手に入れようと思って手に入るものではないから、ありがたいなと思う。

✳︎
しかし先日、家庭内で問題が発生した。
相手の言葉がナイフとなって突き刺さり、心が痛かった。激しく動悸はするし、手は震

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私の名前は… at cafe

私の名前は… at cafe

読書好きでカフェ好きの方にはわかっていただけるだろうが、ドリンクとスイーツと本という三種の神器はくつろぎの時に欠かせない。

一軒家カフェも好きだけれど、体力を温存したいとき、気を遣いたくないときはセルフカフェを使うことが多い。
自分で取りに行ったり片付けたりする手間はあるけれど、人とのやりとりが少なくて楽ちんだ。
会話するのはオーダーのときくらいで、あとは放っておいてもらえる。

✳︎
お店にも

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夫婦は似るというけれど

夫婦は似るというけれど

めっきり暑くなったこの頃。
まだ気温に体が慣れておらず、熱中症になりそうだ。
今日も朝のテレビで「暑熱順化」というワードを3回は聞いた。見聞きした限りでは、運動したりお風呂に入ったりして暑さに体を慣らせっていうことらしい。家の中にも日差しがさんさんと差し込み、室温が確実に上がってるから油断ならない。

私は暑がりだが、さらに暑がりなのが夫。
なんせ巨体(体重100kgオーバー)だから、常に脂肪とい

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短歌 他人ごと自分ごと

短歌 他人ごと自分ごと

歳を重ねるごとに、大好きな人の成功や幸福を、心から喜べないことがしんどい。
そのうじうじした気持ちをなかったことにしようとする自分も好きじゃない。
難儀だなぁ。

文学フリマ行きたかったぁぁぁ
日曜の混雑とあの会場の規模はなかなか厳しくて…行ったら1ヶ月くらい寝込みそう。
街の小さいギャラリーでZINEの販売会あったら行くのになぁ
谷川電話さんにもお会いしてみたかった!

note 6周年、そしてこれから

note 6周年、そしてこれから

noteってモチベーションをアップさせるのがすごくうまい。
先日、noteを始めて6年経ったよ!という通知がきた。わーい。
…と同時に、もうそんなに経つかーと。(途中ほったらかしてたけど)

6年間って、何があったっけ。
働いて、退職して、結婚して、ライティングやら語学やらに手を出して。
ざっくり言うとそういう日々。
働いている友人からすると、毎日何してるん?っていう生活だと思う。
実際何して生き

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自分が生きたい世界のかたち

自分が生きたい世界のかたち

この前、タリーズに行ったときのこと。
平日ということもあって、ひとり客が多く、店内にはBGMがゆったりと流れていた。
本日のコーヒーとクロックムッシュと本。
テーブルの上に三種の神器を並べて、私は至福のときを過ごしていた。

ふと目をやると、隣の席におばさまが1人座っていた。テーブルに小説とルーズリーフが置いてあったので、おぉ、読書好きの同胞か?と嬉しくなった。

次の瞬間、黄色い紙に包まれた丸い

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「無難な料理はカレー」説?

「無難な料理はカレー」説?

外食に行くと、新作や創作系料理に果敢に挑む人と、とことん同じものを注文する人に分かれる。

私は基本的には後者だ。
えびとブロッコリーのクリームパスタ、バタートースト、コールスローサンド、アップルカスタードクレープ、かためのプリンなどなど。
ここの店だとコレ!と自分の中で決まっていて、同じものをひたすら食べるのが私の日常だ。安定、安心、安泰。

初めて行くお店の場合はどうかというと、失敗するリスク

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大人になってから気づいたこと、覚えたこと

大人になってから気づいたこと、覚えたこと

正しいとされることが必ずしも正解ではないということ
綺麗ごとの微力さ
必要悪
この世にはさまざまな“哀しい”があること
大人だって完璧な存在じゃないということ
他人と自分が見ている世界は違って、本当の意味で交わることはできないということ
底なし沼のような孤独
自分が笑っている時間は、誰かがどこかで泣いている時間と同一であること

どの時点で、どんなきっかけで知ったのか、定かでないものばかり。
偶然

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看病初心者の小さな学び

看病初心者の小さな学び

結婚して4年経つのだが、先日初めて夫が体調を崩した。例の流行り病だ。職業柄、多くの人と接する仕事なので、今まで罹ってこなかったのが不思議なくらいかもしれない。

熱っぽさとだるさで異変を感じたらしく、検査キットで陽性だと判明。

どうしよう、まずは隔離しなくては。
各々の部屋はそれぞれ通常どおり使うとして、寝室は私、リビングは夫のスペースとした。病人の夫をソファーで寝かせるのは忍びなかったが、動線

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スタバにてカフェはじめ

スタバにてカフェはじめ

年末にトラブルが起きて、誕生日を家族に祝われず仕舞いだったので、まだ20代だと思い込みたい藤原です。

さて、今年のカフェはじめは安定のスタバだった。

スタバというと、何を思い浮かべるだろうか。
インスタ映えする新作。カスタマイズできるドリンクの数々。おしゃべりに花を咲かせる女子高生。MacBookを持って仕事をする人たち。呪文のような商品名。

地元のスタバは利用客の年齢層が高めだ。
ドリンク

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20代から30代へ

20代から30代へ

大晦日、私は30回目の誕生日を迎える。
正直、この日が来るのを恐れていた。
お祝いではなく、20代との別れの残念会をしてほしいくらいだ。
さようなら、20代。私は涙涙でハンカチを振っている。

19歳から20歳へのステップアップは一気に背伸びをしたような感じがしたけれど、29歳から30歳は何かが怖い。

怖さの原因はなんだろう。
30代という年代に対し、まったく中身が伴っていない心許なさによるもの

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日常の謎 カフェにて

日常の謎 カフェにて

とある朝、カフェに行ったときのこと。
奥のソファー席に案内され、腰を落ち着ける。うん、ふかふかで心地よい。馴染みのお店なので、メニューを見ずにささっとオーダーを済ませる。
さてさて本でも読むかと荷物に手をかけた。そのとき、ふと隣の席が目に入る。
お客さんはすでに立ち去ったようで、空の食器だけ残っている。

その中にひときわ目立つ物体を見つけた。
液体が入った透明のスプレーボトルだ。

数秒、思考を

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年末はお気に入りのものに囲まれて

年末はお気に入りのものに囲まれて

昔から雑貨屋さん巡りをするのが好きだ。自由が丘、代官山あたりには目移りしてしまうほど魅力的なお店がたくさんある。
先日、お気に入りの雑貨店に足を運んだ。あくまで家族へのプレゼント選び……のはずだった。

「自宅用でお願いします」
そんな言葉を行く先々で言うことに。
なぜか自分のほしいものばかり早く見つけてしまう日だった。思えばお店に行って、自分用に小物を買うのは今年初めてかもしれない。(ご褒美ケー

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「むふふふふ」だけど喜んでるんです

「むふふふふ」だけど喜んでるんです

自分の反応が注目される場面になると、途端に緊張が走る。
よくあるのは、友人からプレゼントをもらい、その場で開封を求められるとき。
ラッピングを解き、プレゼントの中身とご対面。当然ながら友人は私の反応を見ようと、わくわくどきどきした視線を送ってくる。それを矢のごとく全身に浴びる私。
数秒の間。

わぁ!これ欲しかったの!かわいい!ありがとう!
感謝の気持ちをこれでもかと炸裂させる。友人のほっとした顔

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はじめてのセルフヘアカット

はじめてのセルフヘアカット

10月某日。美容院の予約をキャンセルした。
様子を見たものの、体調が優れず。メイクをして電車に乗って、美容師さんと話して3時間人のいる場所にじっと身を置いて…なんてとても考えられる状態ではない。

少し前から美容院に行く計画はしていて、それに向けて体調を整えていたのに、直前になって行けなくなるのは悲しい。
無理してでも行くかどうかギリギリまで迷ったこともあって、ひどく疲れてしまった。日を改めて再度

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