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ココア共和国7月号は明日発売です!
拙作の4コマ詩が載っていますのでぜひお手にとってくださいませ。
月刊詩誌「ココア共和国7月号」 掲載報告 |トウソクジン #note #私の作品紹介 https://note.com/con_v_human1/n/ne446a579143a
夏の夜長に
雨降り止まず
心の静に
身を寄せる #都々逸
キュビスムについて ─キュビスム展を観に行こう─
この記事は京都市京セラ美術館で開催されている、「キュビスム展─美の革命」へ行くことをめちゃくちゃ勧めるために書いています。日本国内においてキュビスムを扱うこの規模の展覧会は、あるいはもう観られないかもしれません。なぜなら前回の大きなキュビスム展は約50年前だからです。次の50年のあいだにまた開かれる確証なんてありません。
ここで申し上げたいのは、実際にキュビスムの作品たちを観ることで、想像をか
新潮『新編 銀河鉄道の夜』を購入しました。以前本を大量に手放したときにこの書籍も売ったのですが、今年のプレミアムカバーに惹かれてしまいました。
いま思えば本を売り払ったのは一番読書から離れていたころ。ここ半年くらいでまた読書をするようになったので、これも巡り合わせかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145882471/picture_pc_5c06d8e86a45a9a307de5bddec321d3b.jpg?fit=bounds&quality=85&width=1280)
【 #詩 #散文詩 】軽く薄く鋭い言葉
薄っぺらいコピー用紙で怪我をするように
軽薄な言葉もひとを鋭く抉ることがある
──なんでそんな話を信じたの
──きっと当たり所が悪かった
こころの隙間に入り込んでくる
それはそれは軽く薄く鋭い言葉
──いつの間にか蝕まれているんだ
──あまりにも軽くて気づかなかった
傷口から生命が吸い取られてゆく
──はやく取り除いてお仕舞いなさい
──もうこれは私の一部
──痛みを感じるあいだだけ
──少
【 #詩 】死と生と、昼と夜
死に籠絡されて
ついぞ還ってこなかった人たちがいる
死の淵に身を投げるのは
かくも魅力的なことなのだろうか
しかし彼らの夜はもう明けないのか
本来昼と夜とに境目はないのだから
死と生も
実はほとんど差異のない現象なのではないか
もしそうなのだとしたら
昼の世界に
白昼夢のような生の世界に身を投じれば
案外心地良い死が訪れるのかもしれない
ひとびとよ
喜んで生に拐かされよ
「死と生と」は私の好