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【 #詩 #散文詩 】泥濘のなかで

※「自動記述」の手法によって編んだ詩です。仮名から漢字への変換、明らかな文法間違いの修正など、原文より調整を行っています。解読不能な箇所がある場合も、可読部位を文字に起こして投稿します。


泥濘のなかで永い永い時を微睡んだ。
目を覚ましたとき世界は大きくその姿を変えていた。
昼と夜は切り離され、秩序はふたつに分けられている。
魚は地を這い、空を泳ぎ、泥を飲んでいる。
ふたつの日常が、私の頭のなかを巣食う。
ああ、もうこりごりだ。
どうか次に目が覚めたら、一輪の花をいただけますよう。


【原文】



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