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ニュー・トリコロール・ネイションズ
パリオリンピック2024の開会式、賛否両論いいですね。いやいや東京2020だって負けてないとか、ロンドンのほうが良かったとか。バルセロナのときの弓で聖火を点灯させたおじさんのメンタルいまさらどうなってたんだとか。意見はいろいろある。この反応こそ国際色。通りすがりの天才としては、フランスという国が受容する美的感覚に、国民感情の豊かさに、現代になってもなお色濃く残る市民革命の余韻に。ただただ感動、爆笑
もっとみるBUCK-TICK 櫻井敦司さんが司っていたものについて
櫻井敦司さんの急死2023年10月19日の午後6時30分、BUCK-TICKが横浜市内でファンクラブ限定のライブを行っていたところ、曲の途中で体調不良によって救急搬送。その日の午後11時9分、脳幹出血で櫻井敦司さんは亡くなりました。享年57歳。心よりご冥福をお祈りするとともに、このシンガーソング・タグ・クラウドを櫻井さんとBUCK-TICKのみなさん、そして今も変わらずBUCK-TICKを大切に思
もっとみるボーイング767の機長と、まるで長いフライトをともにした副機長の気分だった話。
JALが好きだ。海外も国内も、時間さえ合えばもれなくJALを利用している。機内食は工夫を凝らしているし、機内サービスにも抜かりがない。シートも清掃が行き届いており気持ちがいい。ロゴのデザインも洗練されている。ピンバッジを持っている。空港で旅客機が飛び交う様子をビールを、飲みながらただ眺めるのも好きだ。まだ大手を振って遊びに行けるタイミングではないけど、旅行のシーズンが開幕したらまた利用したい。旅客
もっとみる(問題に反応する)時間ですよ
ジェンダーをとりまく問題。番組やイベントの司会を通りすがりにやっていると、どうしても重たく取り上げてしまいがちな話題である。マイノリティとして虐げられてきた人たちの存在、男か女か。白か黒かをはっきり出さなくてはいけない時代は確かにあった。とはいえ、過去のことを声高に、かつ一方的に話をされても会話にならない。現在形でまだ制度的な問題があるにせよ、具体的にどうして欲しいのか冷静に教えてもらわないと、反
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