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支援金の報告

一人ひとりにお礼のメッセージを送っていると、気付けば朝を迎えていました。

昨日、『生きるためのカレー』という記事を投稿すると、いろんな人からDMが届き、立て続けに電話が鳴りました。誰よりも早く、株式会社MIMAの美馬功之介さんが「炊飯器あるから、必要だったら使ってちょうだい!」と連絡がありました。そして、舞台でお世話になった池下敦子さんが「炊飯器のくだり、小粋なジョークというわけじゃないなら一升炊きをプレゼントするよ」と。

その後、続々と「炊飯器を提供するよ」という連絡が10件以上。感謝の気持ちでいっぱいです。そして、記事をシェアしたり、支援をしてくださる方が次々と現れ、結果的に一晩で361,555円という支援金が集まりました。本当に、本当にありがとうございます。

大変な状況なのは、僕たちだけでないことはよくわかっています。飲食店が厳しい状況の前線にあることは確かですが、みんな一緒。明日どうなるかわからない終わりのない不安を抱えています。そんな中、これほど支援してくださった方がいたことに驚きました。

集まった資金はCafeBarDonnaの運営資金の一部、そして、店長の伊藤充に責任を持って渡させていただきます。人の気持ちで集まったお金の重みは、自分の力で稼いだお金の重みとは全く違います。それをしっかりと胸に受け止め、昨日の記事で書いたことを形にしていきます。大事なのは、ここからがはじまりだということです。

ここが「生きるためのカレー」のスタート地点です。



店で準備をしていると、わざわざ店に立ち寄って「大丈夫?」「がんばって!」と声をかけてくれる人がいます。店長の伊藤は「普段何気なくやっていたこと、当たり前のように接客していたお客さんの存在がいかに有難いか、身に染みて感じます」と話していました。

また、伊藤がカレーの試作をつくっていることを聞きつけたアイシングクッキーアーティストの優花さんが、たくさんのレシピを抱えてやってきて、試作の研究に付き合ってくれました。

れもんらいふの千原徹也さん、奥さまの暁子さんは『KISS TOKYO』というプロジェクトで制作したテイクアウト用の器を「生きるためのカレー」用に寄付してくださると連絡がありました。

また、シンガーソングライターの広沢タダシさんのお父さまの義明さんが店に炊飯器を持ってきてくださりました。高安にあるKOTOYA CAFEの新井貴代さんからも連絡が入り、炊飯器をお貸ししていただけることに決まりました。

僕(嶋津)がnoteで知り合ったふむふむさんという方は、僕の代わりに多くの人へ働きかけ、支援を募ってくださいました。この支援金には「CafeBarDonna」を訪れたことがない人の分もたくさん含まれています。

たくさんの人の協力でCafeBarDonnaは呼吸することができています。決して自分たちだけでの力ではありません。店を想う気持ちや、人を想う気持ちが交流することで奇跡のような穏やかな息づかいをみせる。「店」という場所が、それぞれの想いの交流によって息づく場所であるならば、それは年輪の深い大樹のようです。人と人、そこに想いの交流があってこそ。

みなさん、心より感謝いたします。




【飲食店にとって大切なこと】
一つ、飲食店として共有しておきたい情報があります。今回、支援金をいただいた分の8割強がSNS上での関わりのある方からでした。お店のお客様は基本的にオフラインのみのコミュニケーションのため、「支援したくても方法がわからない」ということが起きているようです。今まで「やらなくても大丈夫だ」と言って済んでいたことが、今やそれがあるかないかということは死活問題です。オンラインシステムを導入し、SNS上で窓口をつくる。また、コミュニケーションの中でその仕組みをお客様に対してレクチャーすることもお店とお客様を繋ぐ重要な課題であると思います。


今回は、支援金の報告ですが、引き続きCafeBarDonnaの「生きるためのカレー」についての情報を更新していきます。これは、店長の伊藤充の奮闘記でもあります。また、アドバイスや「こういうもの余ってるけど店で使えないかな?」というアイデアがあればぜひご連絡ください。

どうぞよろしくお願いします。


最後に、支援していただいた方のお名前を記載させていただきます。

【5月6日更新】

(敬称略/順不同)

すー/Suzuki Ayu、Miki、siv@xxx西川数英(演劇をするサラリーマン)、かなった広葉樹林むつぎはじめ、haru、チロクマみ・カミーノクニヨシケンタ奥村まほ(okumaho)あきらとtamamiazumaこげちゃ丸間詰ちひろ仲高宏、きりきり、みくりや佐代子、畑野孝幸、ハッチ、Saeたこ焼たこば城戸圭一郎tsumuguito久保マシンひさとみなつみ/ライターサトウ・レン、あいあい、鯖.illy/入谷聡、まつふじ、サトウカエデ竹野きのこ(たけのこ)遠山エイコ(こっこ)suzucoMica(ひらいみか)、伊藤緑夏雪宿木雪樹大麦こむぎナースあさみひの、うっち、なかにし、純子、Lumber、佐藤らか、のん、E.Vジュニア、水上雄介、ふみぐら社ひらやま | cotree千羽はる千ちゃんあらしろひなこ四宮麻衣だいすーけ優まさるふむふむ猫野サラ、高下龍司、ヨウ、吉田達揮アルマジロ武田嘉晶マリナ油森たなかともこ・・・et moi加藤貞顕F.Kawabata、はったん、しりひとみなみきかずしせきやみずきJun Susまいたけふらにーベッチーケイ岩代ゆい、津波完、さちめろ、カジサキモトキフーリーかやの安野ニツカはるKumikoはなちゃん雪谷まさよし7co、みかん♪、むらさき、みちこ(c-michi)fujicco* yuricamera / 寺島由里佳塩梅かもめ / スペイン発 味の891便、美馬功之介、池下敦子、伊藤三枝子、広沢義明、KOTOYA CAFE、田村幸子、谷口恋、みなこ、優花、三枝咲月、儘田聰、千田伸行、山内淳史、松浦優也、永延陽子、池松潤、せのおしんや、千原徹也、暁子、KISS TOKYO


あらためて、心より感謝いたします。


(文章はCafeBarDonnaの嶋津亮太が書いています)



店の運営資金と店長の伊藤充へ渡します。