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タベタモノデ ワタシハ ツクラレル

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日々のちっぽけな食事の記録を。 ご馳走じゃなくても、簡単なものしか作れなくても、それが毎日の私を作り、いつしか思い出の味、風景となる。
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#散文

小さなご馳走 その15

小さなご馳走 その15

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

手作りふりかけ

冬になると我が家は週末は鍋と決まっている。
しかも一日は鶏肉の水炊き。
昆布で出汁をとり、白菜やキノコ類、ネギ、大根、牡蠣、豆腐、マロニーなどを入れて最後のしめはうどんである。

自家製のポン酢がまたよく合う。

...で、話を戻すが、毎週鍋をすると出汁を取った後の昆布が大量に出てくる。

それをふりかけにし

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小さなご馳走 その14

小さなご馳走 その14

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

ヤーコンのキンピラ

実は一昨年くらいまで、ヤーコンというものの存在すら知らなかった私...

自然農法をされている方と知り合えたことで、あまりスーパーマーケットなどでは出回らない稀有な野菜たちに対して会うことが増えた。(ヤーコンは稀有なのかどうかわからないが。単に私が今まで出会う機会が無かっただけか!?)

野菜の旬も感じら

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小さなご馳走 その13

小さなご馳走 その13

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

青梗菜と豚肉の味噌チーズ炒め

豚肉を炒め、青梗菜を加えてから
味噌、みりんを溶いて入れて、盛り付けた後に粉チーズをふりかけただけ。

それにしても発酵食品同士と言うのは、何故こんなに相性が良いのだろう。

簡単でかつ美味しいのでぜひ皆さんにもお試しいただきたい。

青梗菜は2束入れないと大抵子どもたちから量が足りないとクレー

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小さなご馳走 その12

小さなご馳走 その12

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

黒豆煮
(作りたてで優しい匂いとともに湯気が立ち上っている。カメラでは伝わりづらいか...)

普通黒豆煮というのはおせち料理の中の1つであるという認識が世間的にはあると思う。

私もずっとそうだと思っていた。

どこかよそ行きなお料理。
普段は作ることがない一品。

そして、煮るときには錆びた釘を入れるといいとか?なかなかふ

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小さなご馳走 その11

小さなご馳走 その11

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

ヒジキと豚ひき肉のニンニク醤油炒め

ヒジキ イコール 煮物
というあまりにも定番すぎるメニューからなかなか脱することができず、しばしヒジキを遠ざけていた時期もあったのだが、

これはなかなかみんなに好評!

ヒジキの磯臭さがあるので、すこし醤油の味付けは濃いめ。
ニンニクと玉ねぎ、豚のひき肉に加えシイタケなどのキノコをいれる

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小さなご馳走 その10

小さなご馳走 その10

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

いや、今回もまたまたおかずではない、どちらかというと主食の方なのだが。

五目ちまき

ちまき、equal 「ザ本格中華料理 」
つまりはなかなか難しくかしこまった食べ物。

というイメージがあった。

しかし、お料理が得意なお友達が、垣根を取っ払ってくれた。

***
ありがたいことに、生まれ故郷でもない今の住居地に越

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小さなご馳走 その9

小さなご馳走 その9

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

豆腐サラダ

実はこれ、
私の大切なお料理のひとつだ。

私が子どもの頃から自分の母親に作ってもらっていたサラダだからだ。

***
結婚してから、何かの折に、急に
「あぁ、実家にいたときに食べていたあのお料理が食べたい!」
とふと思い出すことがよくあった。

味も然り、このお料理を食べていた時の家族の光景までもが甦っ

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小さなご馳走 その8

小さなご馳走 その8

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

"餃子の皮のチーズはさみ揚げ"

実は先日、私の誕生日だった。

本来なら私が好きなメニューを決めた上で作って食べたいというところだったが、
我が家の子どもたち、食いしん坊なだけにメニュー選定に黙っていない...

唐揚げがいい!

と決まりかけたところ、唐揚げなどの揚げ物だと私がひたすら揚げ続け、子どもたちが片っ端か

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小さなご馳走 その7

小さなご馳走 その7

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

いや、今回はおかずじゃない、主食か。

その7 豆乳担々うどん

結婚前まで中華料理屋さんでずっと働いていた友達がいる。

彼女から教えてもらった一品。

彼女から教わる料理は、簡単で、かつ子どもも大人も楽しめる人気の中華料理メニューが多い。

中華料理は、辛いとか、風味が大人仕様であることが多く、子どもが小さいうちは挑

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小さなご馳走 その6

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

手羽先グリル

我が家の子どもたちは、本当にお肉大好き。
唐揚げを積み上げられるほどに揚げまくってもぺろっと平らげてしまう。
(思春期になったら、さらにどれだけ食べるのだろうと恐ろしくなってくる...)

揚げ物をすると結構後片付けも面倒くさいし、平日にはしたくない。(土日に気合入れて作るイメージ)

でもこの手羽先グリル

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小さなご馳走 その5

小さなご馳走 その5

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

アボカドじゃこサラダ🥑

私が小さなときには、こんなに「アボカド」って流通していなかったように思う。

大人になって、こんなにおいしくて万能な食べ物があるのか!?と驚いた。

洋風でも和風でもなんでも、相手に合わせて変えられる臨機応変さには脱帽!

ただしょうゆ垂らしてワサビで食べる、和風テイストも良いのだけれど、
"オ

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小さなご馳走 その4

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

切り干し大根のトマト味噌和え

切り干し大根って本当に万能!!

あればあるだけ食べてしまう我が家。

味噌汁に入れてもよし。(→よい出汁が出るから、より味噌汁に深みが出る)
煮物にしてもよし。→王道
サラダにしてもよし。→ツナ、コーン、マヨという強力な助っ人で一気に洋風に。

そんな切り干し大根の新たな食べ方を、私が尊敬する

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小さなご馳走その3

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

中華風春雨サラダ。

今日は大ぶりに具材を切って入れてみた。

ほんのり酸っぱい味付けで、暑い夏でもスルスルと食べられ、

野菜も取れる!

難点は、冷蔵保存すると春雨のツルツルした食感が失われること。

春雨茹でるだけ
野菜とハムを細長く切るだけ

中華風のタレと絡めるだけ

簡単なのに美味しいなんて有難いことこの上ない!

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小さなご馳走 その2

お料理と名乗るのも憚られるけれど、食べると幸せを感じるおかず達。

その2 豆の煮物

いろんな豆を煮ます。

これは長野県産の無農薬 鞍掛豆。

味が濃くて、深いのがお気に入り。

お節料理でもないのに、我が家では黒豆煮も多々登場。

釘も使わずツヤツヤふっくらに煮るコツがあるのだ。

あまり色をつけたくない時は、お醤油ではなく塩で味付け。

豆は乾燥してるから保存もきくし、困った時のお助

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