小さなご馳走 その10

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

いや、今回もまたまたおかずではない、どちらかというと主食の方なのだが。

五目ちまき

ちまき、equal 「ザ本格中華料理 」
つまりはなかなか難しくかしこまった食べ物。

というイメージがあった。

しかし、お料理が得意なお友達が、垣根を取っ払ってくれた。

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ありがたいことに、生まれ故郷でもない今の住居地に越してきてから、お料理が得意な、あるいはお料理を生業としてきたお友達に何人も出会った。

そのお友達から教えてもらったメニューである。

ちまきなんて、中華料理やさんで頼むと、なんやらの皮に包まれて蒸されたセイロの中に入ってる料理であるが、

その、なんやらの皮に包むというだけでハードルが上がってしまうから、味気ないけどもアルミホイルでもいいんだよ！と思い切った提案をしてくれたお友達。

使う材料も特段中華料理専門の材料というわけでもない。

強いて言うなら、五香粉(ウーシャンフェン)というスパイスを入れたらすごく本格的な味になるということだ。

しかもそのスパイスは、普通にスーパーマーケットのスパイス売り場に売られている。

これがあるのとないのでは、雲泥の差を生むように思う。

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先日の餃子然り、→★記事はこちら
このちまきの時にも、サイドメニューになることはなく、これがメイン。

つまりはすごい量を作って、それをメインメニューとして食べる。

それがまた楽しい。

餃子の時のようにみんなでワイワイ作るのはまだ子どもたちには難しいけれど、蒸す直前に一つ一つアルミホイルに包む作業や、アルミホイルに蒸気をとおす穴を開ける作業を手伝ってもらいながら作るのも、より美味しさを増す。

濃厚な豚バラ肉と、人参の甘み、シャキッとした蓮根の歯ごたえが楽しい一品だ。

秋になり、旬の蓮根が出てくると、そして少し肌寒い日がやってくると、ホクホク食べたくなるメニュー。

秋は美味しいものがたくさんで嬉しい。

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