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じつは定義が決まってなかったファスティング(断食)のはなし
ファスティング(断食)の定義はこれだ!そうなんです。じつは、ファスティング(断食)の定義って決まっていなかったんです。
そして、この度、2024年8月にCell Metabolismという海外学術誌に「ファスティングの定義や分類を定めました」というような内容の論文が掲載されていましたのでご紹介していきます。
和訳のニュアンスが違ったら教えて下さい!
日本のお偉い先生方が日本語版を作成してくれる
フィットネスジムで怖い腎臓病が増加中…(←え?)
話題のプロテイン記事について表題のようなタイトル記事がでて、SNSで話題になっているようです。
記事の要約は以下の通り。
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プロテイン摂取の危険性
プロテインは腎臓に負担をかけ、腎機能障害を引き起こす可能性がある
腎機能障害は自覚症状がなく、慢性腎臓病に進行すると、人工透析が必要になったり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクを高め
ヒルドイドの不適切使用について薬剤師が思うこと
ことの発端はヒルドイドを美容目的の使用以前より、医薬品である血行促進・皮膚保湿剤の「ヒルドイド」が、化粧品代わりに美容目的で使用されていることが問題となっていた。
そこで、このたび、2024年10月よりヒルドイドが保険適応外になることが、厚生労働省の指示で決定した。医薬品なのにもかかわらず、保険が効かなくなる。何たる悲報だろうか・・・。
本来は、肥厚性瘢痕やケロイドの治療・予防、乾燥肌、皮脂の
右脳と左脳どっちも大切という話
右脳だけでも左脳だけでもいけないと思う出来事があった。
資本主義社会においてビジネスは多種多様。とはいえ、何をやっても許されるわけではない。
ヘルスケア領域で科学的根拠の乏しい商品や情報を販売するのは好ましくない。ましてやゴリゴリのセールストークで売りつけるなんて論外。これは前提条件。
そのうえで、この世の中、わかっていることの方が少ないわけですが、ヘルスケアは科学をベースに積み上げられてい
二割しか知らない、学校薬剤師という存在
担当の小学校で講話してきたという話今日は僕が担当している小学校の小学3年生に向けて、学校薬剤師という仕事の一環で「みんなに教えたくなる健康クイズ」というテーマでお話してきました。
クイズ形式でカゼやお薬について質問していくと、スゴイ勢いでバンバンと一斉に手が挙がる!!!みんな元気で素晴らしい!!
普段、大人向けにやってる健康セミナーや医療者向けに話す研修会では、全くと言っていいほど質疑応答で
2023年の振り返り/2024年の抱負と野望
改めて、新年明けましておめでとうございます。
「2024年は龍のごとく高々と飛躍した一年でした!」
と胸を張って言えるよう行動していきます。
もうすぐ僕は薬学博士
2023年は社会人大学院生(博士課程)の最終学年として、研究や論文執筆に追われながらも、新しい取り組みにチャレンジした一年でした。
学位取得についての現状としては、
2023年12月中旬に国際ジャーナルへ2報目の論文が受理
Noteはじめました。年始の応急診療所で1日働くと、日本の社会課題が見える
ごった返す年末年始の応急診療所どの自治体にもあると思うんですが、地域のクリニックや病院が休みの日には、行政が運営している診療所が開かれる。「応急診療所」「休日・夜間診療所」などその自治体に応じて、いろんな呼び方があるかもしれませんね。
年末年始は、どこの医療機関もおやすみなので、例年ごった返す。まさに ❝お祭り状態❞ なのです。昨日は1日、応急診療所の当番でした。もちろん薬剤師として。ぼくの地