☆短編作品の一覧
※随時更新します。現在159作品。
『夢の中』——あなたは忘れたいから忘れたの、ただそれだけのことよ
『世界の死』——誰にだって秘密くらいあるわ
オイラ、旦那と友達になりたかったんだ——『犬の木』
『境界の言葉』——そこに言葉をみつけることが大切なんだよ
さようなら、マボロシさん——『砂漠と雨の日』
一瞬だけ、世界が自分のものになったような気がする。それが夏だね——『夏の鐘』
『化石』——長い記憶の歴史から見れば、人間はみな記憶喪失だと言えます
永遠に対する抵抗——『できるだけ素っ気なく、でも優しさを忘れずに』
夢の続きを、始めましょ——『君が死んだら、世界を殺して僕も死ぬから』
『沈黙することは賢い、だから僕は沈黙しない』——「ここは?」「原子爆弾の故郷です」
『恋の魔法』——肺!
出会ってすぐ死ぬヒロインなんて、聞いたことないよ——『天使の矢』
私、人じゃなくてアンドロイドよ——『女の子』
『役』——君って柔らかい暴力みたいだな
『質問』——人間が人間を食べたら、もう人間じゃなくなるんだよ
僕は青鉛筆を一本持っているだけの人間なのさ——『秘密』
『さばくの鯨』——私はただの時間の粒。あなたもね
お前が死ななきゃいけないような世界なら、世界のほうが壊れろ——『猫川俊太郎の死』
誰もマキの3月を奪えない——『生意気なマキ』
『サイコパス』——誰だって、さよならを言うときは一人ぼっちさ
『エア』——この物語のつづきは、きっと私にしか書けない
アタシ、世界を終わらせるためにこの質問をしてるの——『物語の終わり』
『生物』——おい! 君は妹を食べたのか!
私が引っ越しを考えたのは、そいつが鯨ぐらいの大きさになった頃である——『カフカフ』
『キリン条約』——誰にもキリンの行動をコントロールすることはできません
「青い土曜日事件」は歴史的事実として存在します——『存在』
時間虫が最初に食べたのはスプーン1杯の時間でした。これで百年分です——『反論』
『仕事』——夏の家の温度はいま250万℃です
それはきっと目のサンカクですね——『錯覚』
わたしは、今から400年後の未来から来た人間なの——『草むら』
『塔』——私は女の顔にビールをぶちまけたあと、女に長いキスをする
この箱の中では、1ミリが1キロメートルの長さになる——『遺品』
『部屋』——宮殿に寝泊まりすれば生活費もかかりません
地球上の5人に1人は宇宙人である——『いまそこに風が吹いているから』
『幽霊と映画と手帳』——あなたにこの文章が読めたとしたら
『冷蔵庫の物語』——実はあたし、兄さんの妹なの
今回は殺すところまではいかないわ。ただ痛いだけよ——『いつか私を殺しにくる』
『超能力カップル』——生きろ
自分の名前も分からないようなら、きっと行く当てもないのだろ?——『バス』
『自意識過剰と妥協』——指に変なものがついたまま気づかない人だと思われてしまう……
『ピアニスト』——彼は、身体的にも精神的にも問題はない。だから尚更わからないんだ
熊は、ちゃんと森へ帰りましたよ——『天使』
わたしの小さな世界が、壊れてしまう——『太鼓』
『バッファロー』——もしかしたら私は一生、誰からも相手にされないのではないか
相手を選ぶことが出来るのは、青い猫だけなんだからね——『青い猫』
『白い髪の女』——じゃあ君は、真っ白な人間だな
柳は風になびいているようで、じつは抵抗しているのだ——『届けもの』
今はこんなTシャツを着ていますが、私は神様ですよ——『神様とスパイ』
『黒い猫』——島の高校生はね、定期船の中で宿題をするの
それって地球外生物かも——『家族の食卓』
『日だまりの詩』——いい匂いは一瞬だけ僕を幸福にします。でも、その記憶が僕を苦しめる
『都市へ』——世界はいつか終わる。都市も、ジャングルも、夢も
会ったときはサヨナラで、別れるときはコンニチハって言うことにしてるの——『戦場で』
『小説と家族と猫』——つべこべ言わずに小説を書け
「君たちは病気なんだぞ!」「あんたもな」——『脱走』
『手続き』——何しろ、存在としては猫なのですからね
あたしがお母さんで、猫はお父さん。そしてあなたたちは、あたしの子供ね——『暗闇で君に会いたい』
これ、ドンキホーテで三千円もしたのよ——『クリスマスの朝、雪が降る』
『黒い雨』——もしお前が人間なら、うっかり詩を書くこともあるだろうね
本当の自分は今、幸せなのか——『山脈』
『忘れ物』——あれは気にしない人は気にしないし別に害はないんですけどねえ
『ドア』——「ササキさんの電話ですか?」「いいえ、私はサトウです」
好きと、好きなものから被害を受けることは別問題——『猫博士』
『マネキン』——君が見たのは夢じゃなくて本当の人生だよ
埋めるという手段は、それ以外に方法がないときの最終手段でしょ?——『すてきな三毛猫』
できるかできないかではなく面白いかどうかが重要——『80点の面白い出来事』
『一人暮らし』――とりあえず生きていければそれでいいじゃないか
あなたはこれ以上本件に関わることは許されません――『任務遂行者と監視役』
小説は誰かが読まないと完成しないので皆さんも小説を読みましょう――『火星小説』
『小説機械』――人間か機械かなんて関係ない
あたしはただ生きていくだけ――『機械の妹』
これから、あなたの妹を奪い返しに行くわよ――『妹と輪ゴムとビデオテープ』
『私が私であることに気づく前と後の話』――あの頃は色んなものを傷つけてしまい大変すまない
自分は価値の無い人間であり、石ころに等しい存在なので喋る必要はないと――『見習い猫』
君はひとまず、このカプセルから出たほうがいいんじゃないかと思う――『カプセル』
『異民族の人』――移動することだけが旅ではありません
『迷いネコみるきー』――僕はね、にゃあと鳴くことに疑問を感じていたのさ
さびしいってなに?――『塔と番人』
『夢の中の事務所』――やっぱり、夢の中の人を捜すなんて変ですよね
別に上手くなくてもいいから、かわいく描いてね――『春から夏にかけての日常』
ここには誰が来てもいいんです、ご主人様――『ケモミミカフェ』
『やせた動物』――これで現実を刺せ
誰かに読んでもらうつもりもなく、ただ文字にしてみたいから――『少年少女物語』
一度猫になってしまったのだから、そこから新しい関係を始めるしかないし――『猫の生徒』
『悪魔と友達になるということ』――悪魔に騙されても、相手は悪魔だから仕方ない
何も知らない自分というのは実に間抜けだ――『守る勢力と、殺す勢力』
『妖精グッバイ』――さっそくだけど、駆除を始めるわね
『小学生はつらいよ』――あなたみたいな、変な存在がクラスにいることは正直不安だったけど
わたしの封印を解いてくれて、ありがとう――『悪いフランス人形』
『夢の中の家族』――母さんは、あんたと夢の中で出会って、それであたしを夢の中で産んだの
『夏の住人』――ところで、この麦茶は無料でいただけるのですか?
あたしはゴーヤ姫国の国家元首であらせられるゴーヤ姫で――『ゴーヤ姫』
あなたの作った変なもので、世界は本当に変わると思いますか?――『世界の果てへようこそ』
『警官と少女』――その少女は、ついさっき政府が災害に認定したから
『ウサギ人間』――魔法を使えても、仕事がなければどうしようもない
ねえ教授、わたしたちが双子になる儀式の立会人になってくれませんか?――『双子のダンス』
『地球外人類』――ペンギンは、ヘンテコな鳥の姿に偽装した宇宙人です
できるかどうか分かりませんが、月に行ってみましょうよ――『鯨バス』
あなたを殺す前に、オムライスを一つお願いします――『孤独な人が集まる喫茶店
『優しい世界』――ふわふわと無縁そうな人ほど、実はふわふわに弱くて、感じやすいのよ
ジャンヌ・ダルクや、天草四郎も本当は存在しないわ――『歴史管理人』
『夏時間』――私はただのAIで、人間のように季節を感じることはできません
『何でもある村と、何もない村』――どこへ行きたいということはないけど、できれば安全な道に進みたい
男の人を部屋に入れたのは初めてだけど、あなたなら別に構わないわ――『女子寮』
王子様と食べたカップ麺は、なぜか特別に美味しかったのを覚えています――『いつか王子様が』
『宇宙探偵』――宇宙探偵って、名前はかっこいいけど案外だらしないのね
誰にも読んでもらえない小説があるなら、思い切ってお金に変えましょう!――『一文字一円の小説』
『子どもを買って育てる』――別に、しっぽや角が生えてても普通の子どもと同じですし
『異人と宿屋の少女』――あなたが急に居なくなったら、うちの宿屋は困るのよ
未来からの荷物は必ず開封しなければならない――『カコミライ運送』
『昼寝のシャルロット』――すごく眠いので、あなたの家のソファを貸してくれませんか?
あなたにはもう魔法は必要ないかもしれないけれど――『魔女の血筋』
滞在する間は、何人たりとも少女の姿で過ごさなければならない――『少女連邦共和国』
『百年病』――特に気にしなければ普通の生活を送ることができますよ
この町にとどまるのもいいし、帰る道を探すものいい――『放課後の神隠し』
『ドラゴンのキキ』――人間は嫌なことをやり続けながら生きていく生き物なのだな
『探偵の職業体験』――犯人はマダム、あなたです!
あなたは、本当は、砂漠の旅なんてしてない――『タオルと電話番号とラクダ』
『タイムマシンみたいな装置と、カツ丼の誘惑』――私は五秒じゃなくて、一年も未来に飛ばされたわけだから
この家で獏のバフンと一緒に幸せに暮らしましょ――『あなたの悪夢、食べます』
あたしは、無意識に世界を移動してしまった人をサポートするのが仕事で――『目の尖った少女』
『我思うゆえに我あり』――電子人間になれは、働く必要はありませんし、お腹がすくこともありません
ねえ、この傘、売ったらいくらになるかな?――『雨に唄えば』
『よく分からない存在の猫』――この世界はただの夢だって考えたら、少しは気が楽になるんじゃない?
『座敷わらしみたいな少女』――あたしは、あなたとずっと一緒にいたいだけなの
世界を守るために、あなたの勇気が必要です――『レジスターガール』
『戦場難民移送サービス』――戦争のほうが異常で、たぶん、こちらが普通なのです
いつまで待っても、彼女は坂の上に辿り着けないわ――『坂を上る少女』
私には美的感覚がないから、山田がブサイクかどうか分からない――『美女と野獣とエトセトラ』
『家庭訪問の日』――クラスで喧嘩が起こるとすぐ仲裁に入って、銃撃戦になるのを防いでくれます
『絶望六人組』――頭に麺を乗せて世界を変えようなんて人間、俺は初めて見たぜ
モスクワは、たぶん近いうちに火の海になります――『月から地球をみる』
『冷蔵庫と妹と、二週間の出来事』――私は今、ただの冷蔵庫なので手を出すこともできない
今、戦争中なんだけど、入部希望の女の子?――『秘密クラブ』
『空想少女と空腹少女』――普通はポテチが歯茎に刺さるなんてありえないでしょ?
『リッキティッキタビー』――未来のことは詳しく書けませんが、この手帳を読んだあと……
国民の皆様は、われわれが指定した棒さえ持っていれば安全が保証されます――『変な棒』
『缶詰の中の世界』――この世界は、あなたに妹が生まれた場合の世界
わざわざ時間をかけて物語を読んだのに、終わり方がひどいって詐欺だと思う――『物語の結末』
圧倒的な力で世界を支配するっていうの、なんか好きじゃないな――『おしりビーム』
『恋と妖精とスチールウール』――あなたがわたしのこと必死で無視する姿を見てると、なんだか面白くて
同じ合宿所にいた、嫌な感じの女とデートをするはめになる話。――『メロンクリームソーダ』
今日はナツが家に帰って来るから夏の素麺にしたの――『ハル・ナツ・アキ・フユ』
『夏のビールとセクシーな店員と奴隷』――あたしの膝枕はどんな感じ? 膝枕の料金は三千万円です
あたくし、いま赤ちゃん生まれそうだから、あなたが取り上げなさい――『同級生の家族と、あやしげな薬局と、妄想妊娠』
『日曜日の音楽』――そこに書いてあるのは、ただの物語なのよ
『ちょうどいい距離感』――兄は、あなたに拒否されたことで、自由を百年間奪われる刑罰を受けています
伊藤桃花さんの行為は異常で、見るに堪えません――『君に、胸キュン。』
今回の魔物対決は本当にやばい――『もう二度と行きたくない街』
『ベイビーボム世代』――赤ん坊は爆発しても死にませぬ
その勇気がないから、男子はリコーダーを舐めたりして――『リコーダー革命』
『ある姉弟の物語』――このイベントは(捨てられた)兄弟姉妹の譲渡会なのです
『不思議なアリスの国』――察するに、少女はたぶんファンタジー主義者だ
ここにある服は、ぜんぶ青空を切り取って作りました――『誰も来ない洋服店』
『いなり寿司パン』――君は美術部に入るべきだし、君の入部手続きも、すでに済ませているから
キヨハルはオレの友達だから、喰ったり、犯したり、変なことは絶対するなよ――『塩辛猫の思い出』
三秒ほど考えたあと、私たちは沼のほとりで結婚式を挙げた――『ミジンコと寿命とベビーシッター』
『一日だけの転校生』――カワイイとか言ったら一秒でお前を殺すからな
いつ何を失くしたのかを確認するために、あたしを監視して欲しいのです――『世界的な・・・』
続く……
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