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おそらく牡蠣にあたった
少し酔って帰宅。とはいえその日はそこまで飲んではいなかった。じめじめとした湿気が夜まで続いたその日は、風呂嫌いの自分でも早くシャワーを浴びたいと感じたので即座に入浴した。
風呂から上がると突然、胸元に不快感をおぼえた。酔いのせいか?立っていられなくて、ドライヤーもせず床に倒れ込む。呼吸を整える。回復体位をとる。強烈な喉の渇きと気持ち悪さで苦しい。30分くらい伏せたままで静かにした後に、少し落ち着い
触れたもの(2024前半)【映画・音楽】
2024年の上半期に触れたもの。映画と音楽に絞って。
1月に『哀れなるものたち』を観た。フェミニズムの文脈に明るくないため、文化人類学的な色をおぼえた映画だった。エンターテイメントとして楽しめた作品。
2月、映画館で『紅の豚』を観た。大学に入ってからジブリで1番好きな作品はこれだと感じるようになった。それはいったい何故だろう?なにが、この映画をこんなにも恰好良くさせているのだろうか?
『PER
虚構日記「君とドライブ・マイ・カー」
ねえ君、実は君はわたしにとって大切な友人なんだよ。気付いてる?
わたしたちが初めて一緒に飲んだのは最寄りから二駅先のバーだった。バーにしては珍しくカウンター以外にもテーブルがあって、わたしたちは店の隅の4人テーブルに腰を下ろしていた。わたしたち以外にも友人がふたり座っていた。
奇妙な巡り合わせでわたしたちはそこで飲み合わせたわけだが、そこからさらに奇妙な色々があってわたしたちはふたりきりでよく飲
虚構日記「スーパーマーケットの姫草ユリ子」
スーパーマーケットでアルバイトをしている。
担当はレジ打ちだ。
17時から19時にかけて、うちの店はいつも混む。
そしてその時間にいつも自分は働いている。
自分とよくシフトが被る大学院生のキムラさんは一昨日から熱で休んでいる。
キムラさんにはお世話になっているから代打を願い出たかったのだが、今日は元々シフトが入っていたからそれは叶わなかった。
アルバイトのメンバーがみんな入っているLINEのグル