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ノマド日記

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ノマド日記です。
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バンコクで考える2023年以降の世界観

バンコクで考える2023年以降の世界観

バンコクの高級住宅街に、隣接した安い地域に住んでいます。近所の高級ホテル街を歩くと、外国人をよく見かけますが、彼らは英語以外の言語を喋っています。肌がやけに白い、ロシア系の人種がかなり沢山歩いていると前々から感じていましたが、どうやら、タイの航空会社がロシア往来の便を増加させたことで、行き場を失ったロシア人観光客が急増しているとのこと。以前、ブログでロシア人がクレジットカードを使えなくなったことに

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中国が約束を守れば台湾を巡って二つ目の戦争がはじまる展開か

中国が約束を守れば台湾を巡って二つ目の戦争がはじまる展開か

ペロシ米下院議長が訪台しました。これに対して中国外務省は、「政治的挑発」であり「絶対に受け入れられない」とする声明を発表。王毅国務委員兼外相も「必ず血を流すことになる」と断定し、中国軍は軍事演習の実施を発表。東アジアがいきなり、不安定な状況に陥りました。

蔡英文総統はペロシ議長を歓迎しますが、台北市内では、ペロシ議長が台湾に到着したその夜に抗議デモが起こり、中国のSNSユーザーがこれに反応し、中

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スリランカに続き南アジアは経済危機のドミノ倒しとなるか。ケジメをつける世界。他

スリランカに続き南アジアは経済危機のドミノ倒しとなるか。ケジメをつける世界。他

先週のノルドストリーム1の再稼働により、ドイツはひとまず安堵の表情を浮かべます。それでも深刻なエネルギー不足に襲われるドイツ(とEU)は、極寒の冬を迎える可能性があります。6月頃に露からのエネルギー購入を、来年までに9割削減すると宣言したEU。決定までに、冬を越せる分だけのエネルギーを確保しておきたかったのだと思いますが、この作戦は失敗に終わりそうです。

WHOがサル痘の緊急事態宣言。会議では反

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人類にグルテンフリーと自然農法で健康になれる大チャンス到来か。

人類にグルテンフリーと自然農法で健康になれる大チャンス到来か。

ドイツの開発大臣が、開発途上国に対して、小麦の輸入を下げるように要請。アフリカよ、いつまでも小麦に頼るなと。糖分多いからって甘えるなと。グルテンから自立し給えと。正論。小麦がなければグルテンフリーで健康になればいいし、農薬がなければ、自然農法で健康になれる。アフリカだけでなく、人類にとってのチャンスと考えられる。

ロシアからドイツへのパイプラインがメンテナンスにより停止。ドイツへの供給は10日間

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米国のバイデン大統領はジジイか、それとも若造か。ジジイの概念とは。

米国のバイデン大統領はジジイか、それとも若造か。ジジイの概念とは。

アメリカで、バイデン大統領(79歳)が実はジジイかもしれないという疑惑が出てきている。世論調査によれば、多くのアメリカ国民が、バイデンがジジイだと感じており、民主党員の多数も、バイデンがジジイであることをそれほど疑っていないという。

他方で、バイデンがジジイであるかどうかを探るホワイトハウス内で実施されたインタビューにおいて、バイデンには知的好奇心があり、会議では鋭い質問をしていることが判明して

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G7の途上国囲い込み。次世代エネルギー転換示唆。しかし世界は多極化か。

G7の途上国囲い込み。次世代エネルギー転換示唆。しかし世界は多極化か。

昨日のG7でバイデンがグローバルイニシアチブの為に6000億ドルを拠出したいと発表しました。イニシアチブの対象は、低中所得国とのことです。独裁国家との競争で、グローバルサウスなる国々を勝たせなければならなず、そのための資金となるようです。

合意が得られた場合、拠出はG7から出すことになるのだと思いますが、現在のG7にそんな余裕があるのだろうかと、率直に疑問に思います。独裁国家とは、ロシアを指すの

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カトマンズの米大使館とニューヨークタイムズの真意を考える

カトマンズの米大使館とニューヨークタイムズの真意を考える

ロシアのウクライナ侵攻開始以降、カトマンズのアメリカ大使館には、ウクライナ国旗がドーーン!と掲げられていました。

「ウクライナと一緒に闘おう!」だったか、「ウクライナを守ろうよ!」だったか忘れましたが、そのようなスローガンと共に横断幕が掲げられていたのですが、6月のはじめに、それらの幕が米大使館前から消えていることに気が付きました。しばらく様子を見ていましたが、復活させる意思も無さそうなので、米

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【ノマド日記】 システムの外側を考える

【ノマド日記】 システムの外側を考える

システムの外に軸足を移しておくことが必要かもしれません。システムとは、我々の生活を形作る枠組みのことです。パンデミックも、人間の手によってマネジメントされるべきものとなり、今後も訪れると研究所やシンクタンクなどで分析されている以上は、システム内の出来事であると考えます。金融市場の大多数を占める投資ファンドの一存で、いつでも引き起こすことができる株式の大暴落とセットで生じる大不況も、システム内の出来

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バイデンの矛盾と武器産業の株価上昇

バイデンの矛盾と武器産業の株価上昇

ウラジーミル・ゼレンスキー氏が、米国にウクライナへのM270多連装ロケットシステム(MLRS)、M142高軌道ロケット砲システム(HIMARS)の武器提供を要請。これを受けて、バイデンはロシア領土内を攻撃可能なロケットをウクライナに提供しないと「明言」した翌々日、HIMARS(ハイマース)と、牽引榴弾砲、自走榴弾砲やヘリコプターや対戦車兵器や戦術車両や予備部品などの、ロシア領土内を攻撃可能なロケッ

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ネパール。場末のローカル食堂の物語 【雑記】

ネパール。場末のローカル食堂の物語 【雑記】

高齢の夫婦が営む、場末のローカル食堂。

僅かに西日が差し込む時間帯。

薄暗い室内。

電気を付けるにはまだ早い。

三畳半程のスペースに、テーブルが二つ、縦に奥へと並ぶ。

客席は、ピンク色の花柄模様の薄い布で仕切られている。

一番奥の席に腰を掛けると、外の道路が透けて見える。

隅に穴が空いた布。

テーブルに押し付けられた煙草の跡。

スレンレス製の、曲がったままのスプーン。

布越しに

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回るバンコクの下町

回るバンコクの下町

なんとなく回る

バンコクの下町

少年が

屋台に現れた

あーん

口を開ける

それを見た屋台のおっさんは

少年の口の中に

肉を放り込む

少年は

去っていく

なんとなく回っていた

バンコクの下町の

思い出

noteで私を支援すると”お得”な3つの理由

noteで私を支援すると”お得”な3つの理由

こんにちは。

突然ですが私、シンジ之間道を支援・サポートしてみませんか?

私をサポートすると、非常にお得です。

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タイ旅行中のトラブルの話。

タイ旅行中のトラブルの話。

ノートPCのハードディスクが壊れたので修理に出した。すると1週間待たされた挙句、今度は別の部分が損傷して戻ってきた。

ショップから帰宅し、スマホ苦行から解放されるで!とPCを取り出したとき、異変に気付いた。

なんというか、PCが傷つき、微半開き的状態に変化している。

あっ。

思い出した。

そういえば店員が内部を確認しようとキーボードを開けたとき、バキッ!という音が鳴り、モニターの

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平成と令和の話。

平成と令和の話。

間も無く平成もオシマイ。

ということで、個人的な総括をしました。

平成は、閉ざされた世界であった。

令和は、開かれた宇宙である。

〈完〉

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