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共有帳【(。・ω・)フムフム..】

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”スキ“を付けさせていただいたクリエイターさん達の投稿の中から是非とも多くの方々に読んで欲しい、共有したいと思った投稿のまとめ。 (ご迷惑な場合は連絡をいただければ出来るだけ早く… もっと読む
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2020年3月の記事一覧

それでも、音楽を創り、届ける。#SmallThingsPJ

それでも、音楽を創り、届ける。#SmallThingsPJ

▶INTRODUCTION
EPISTROPHは東京を拠点に活動する、音楽を基軸としたクリエイティブレーベルです。COVID-19を発端とする未曽有の事態に、戸惑いを隠しきれない日々が続いています。

音楽を全ての活動の基軸としている私たちにとって、「LIVEができないということ」が意味するのは、アーティストとオーディエンスが、その場・その時間・その空気を共有できないということ。「LIVEがお互い

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「平均」を求めることに意味はあるのか?(竹村詠美)

「平均」を求めることに意味はあるのか?(竹村詠美)

教育の未来を考える起業家 竹村詠美のおすすめ洋書! 第7回
"The End of Average: How We Succeed in a World That Values Sameness"
by Todd Rose  2016年出版
『平均思考は捨てなさい』
著:トッド・ ローズ 訳:小坂恵理 
早川書房 2017年5月発売

現代社会では「平均」と関わらずに生活をするのは難しい。

日経

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六本木のスラムで古代コーカサス人のように暮らそうとしたOLの話

六本木のスラムで古代コーカサス人のように暮らそうとしたOLの話

私が古代コーカサス人を目指すようになるまで「職場からそれなりに近い」というだけの理由で住んでいた六本木の街は、暮らすには最悪の場所で、当時、私の住んでいたアパートは、古くて汚くて治安の悪い、スラムのような場所だった。

 週末は特に最悪で、土曜日の朝には、朝日がきらきらと光る街道の植え込みに、ゲロにまみれた人間たちがゾンビのように倒れていた。



 職場の同僚たちは、どういうわけか六本木に完全

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採血の針が教えてくれたこと

採血の針が教えてくれたこと

ケチな先輩がいた。
いや、コスト意識の高い先輩といったほうがいいだろうか。

こんなにガーゼいらない!
このサイズの傷なら2枚4つ折りで十分でしょ。

とか

どうして2ccの薬液を吸うのに、5ccの注射器を使うの?
2.5ccの注射器で吸えるでしょう?

とか

エンゼルケアのコスト、ちゃんととった?
エンゼルケアは保険適応外の処置。
病院の純利益になるんだから。

といった具合だった。

新人

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差別と意識

差別と意識

先日事務所のインスタライブの時にnoteの話を少しした。

その時に、コロナの話の流れで

『差別』
について話をしたので、今日は差別について自分の思う事を書きたいと思う。

大まかにわけると、差別には2種類あると僕は考えている。

悪意のこもった差別と、悪意のない差別。

この2つだ。

実際、今回の新型コロナウィルスがきっかけとなった差別的な言動をみても、そうだ。

一方で、このウィルスに感染

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外出しなくても映画は観れる!オンライン映画館でアップリンクの映画60本以上見放題はじめます<作品リスト>

外出しなくても映画は観れる!オンライン映画館でアップリンクの映画60本以上見放題はじめます<作品リスト>

映画館を運営するアップリンクでは、現在、東京都が 感染者の爆発的拡大(オーバーシュート)の重大局面を迎えているという報道、都知事の今週末の外出自粛要請を受け「アップリンク渋谷」「アップリンク吉祥寺」を3月28日(土)、29日(日)を休館とすることを決定致しました。

4/28追記:横田光亮監督『ヴィニルと烏』、竹馬靖具監督『今、僕は』『蜃気楼の舟』が追加されました。

4/3追記:シリーズ『90日

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"有用性"は精神病の入り口ではないか

"有用性"は精神病の入り口ではないか

はじめに言っておくと、これから書くことはこの1年ほどを費やしてようやく考えるに至ったあることについて、前提をすっ飛ばして結論だけを書くような内容なので、わけがわからないということがあるかもしれない。同時に、もともと分かっている人からすれば全く意味のない内容かもしれない。いずれにせよ、あまり役に立つ文章ではないことを踏まえて最後まで読んでいただければと思う。

先日、相模原の障害者施設で入所者・職員

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差別されたのはヨーロッパでなく、日本でだった。[3/27追記]

差別されたのはヨーロッパでなく、日本でだった。[3/27追記]

閉じ込められている。

今の気持ち。私は先日ヨーロッパから留学を急遽取りやめ帰国し、今都内のホテルにいる。留学がとりやめになったとき、私は泣かなかった。今になってようやく涙が出てきた。あの留学期間は夢だったのかもしれない。私はずっと、長年行きたかった国の夢を見ていたんだ。

「ヨーロッパでのアジア人差別」が沢山報道されていた。私も道ばたで怒鳴られたことがある。それでも、日本の差別の方がずっと酷かっ

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判断の下し方。希望的観測について

判断の下し方。希望的観測について

近年、自然災害が発生した時などに「正常性バイアス」という言葉をよく聞く。

これは客観的な情報を見ずに、事態を過小評価したり都合の悪い情報を無視して「自分だけは大丈夫だろう」という無根拠な偏見を拠り所にしてしまう心理作用のことだ。

これと似た言葉として「希望的観測」がある。自分にとって都合の良い、期待感を込めた結果を想定して、その結果になるのではないかという無根拠を妄信して判断を下してしまう行動

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森友「遺書」スクープは、なぜ週刊文春だったのか――フリーライターが相澤さんと編集部員から学んだこと

森友「遺書」スクープは、なぜ週刊文春だったのか――フリーライターが相澤さんと編集部員から学んだこと

「週刊文春」3月26日号に掲載された「森友自殺〈財務省〉職員遺書全文公開 『すべて佐川局長の指示です』」が多くの人に読まれている。国内にとどまらず、海外からネット経由で購入する人々までいるそうだ。この記事は「遺書」の中身だけでなく、相澤冬樹さんの文章から明かされている経緯や誌面のあしらい、掲載のタイミングなどから、物書きが自問自答すべき事柄があまりに多い。発売後4日にわたり、一介のフリーライターが

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