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四畳半からの無限の可能性
どこにいこうか
迷って悩んで
結局は四畳半の隅っこ
変わり映えしない窓の外
のんびり流れる白い雲
風が吹けば冬の様
日が差せば夏の様
手を伸ばして春を思い
目を閉じては秋を感じて
どこにも行けずとも
どこまでもいけそうな
頭の中の常日頃
想像しさえすれば
瞬く間に僕の身体は
まだ誰も見た事もない
宇宙の果てまで飛んでいける
潜る海の深い場所まで
そこで僕は
クラ
夢の残り香を大切にして
満ちて足りたら
眠たくなって
そのまま
ごろんと仰向け
あっという間に夢の中
幸せの弛緩体験
思考は微睡み
取り止めもなく彷徨う
つぎはぎだらけの夢の中
見知った顔に
見知らぬ誰か
見た事ある風景に
見たい風景その願望
終わらないでほしいが
いつか終わってしまうだろう
夢の果て
だから夢の中にいる間は
全力で楽しまなきゃ
だから夢の果てに辿り着いた
際には悔い