大塚裕人:ゆう
詩をまとめてみました。よかったら見てみてください。
朗読いただいた作品をまとめました。声で描かれる素敵な世界を、感じてみてください。
ぼくが思っていること、好きなこと、夢でみたこと、日記や手紙をまとめてみました。よかったら見てみてください。※注意※ さほど役には立ちません(笑)
短歌をまとめてみました。よかったら見てみてください。
小さな物語をまとめてみました。よかったら見てみてください。
空を見るのが好きだ 一瞬も同じじゃない、どこにも線がない 空を見るのが好きだ ー ぼく ー はじめまして。 ぼくは、大塚 裕人(おおつか ゆうと)といいます。 小学校の講師とか、プログラマーとかをして、今はフリーです。 空を見て、コーヒー豆を焙煎して、詩を書いています。 ぼくには、性別はありません。 うーん、よくわからないけど、両方ある、のほうがしっくりくるのかな。 些細なことかもしれないけど、 でも、それで生きてくるには、ちょこっと苦労したかな。 ま、自分らしくいるのが
ボクの目で キミが見ている空を 見ることはできない ボクの耳で キミが聴いている音を 聴くことはできない どんな感じなのかなぁ ボクの肌で キミが感じている風を 感じることはできない ボクの心で キミが感じている想いを 感じることはできない だから、大切なんだ キミが感じている 空も風も音も想いも キミにしか感じられない キミにしか表現できない 代わることなんて できない たった ひとつの 大切な大切な 存在なんだ
明るい色の花が好きだと 君が言ったから 小さな花屋の店内を ぐるぐるまわる 花の名前も花言葉も ちっともわからないけれど 君に似合う花を探す お店には優しい笑顔の奥さん 気恥ずかしくて照れ笑い なんの記念日でもないけど 君に会えるから 君に似合う花束を ~*~* X・Twitterの詩・改 お題: #優しい言の葉『花束』
雨上がりの水たまり 晴れてきた空を映して 雫をのせた紅葉を映して こぼれた雫を受けとめて 風の足あとを受けとめて もう一つの美しい世界 雨上がりに 見つけた ~*~* X・Twitterの詩・改
心が動くとき 必ず身体も合わせて動く ぼくの心が怒りを感じたとき ぼくの腹の中で 黒くて熱い どろどろとしたものが 暴れまわる それは喉までせり上がり 気を抜けば 相手に飛びかかろうとする ぼくの心が悲しみを感じたとき 喉は ぎゅっとしめつけられて 息がとまり涙があふれる 半身を失ったかのように 身体のどこにも力が入らなくなる 身体は 必ず感じている 身体に 必ず現れている ぼくは 心を表現するために 怒りも悲しみも 丁寧に感じるようになった
温度計は 温度をはかり 体重計は 重さをはかる 時計は? 時計だけが 今だけをさす 1秒 1分 1時間 決まった単位はあるけれど はじまりが揺れる はじまりは どこ? ボクの時間を はかっているのは 生きている ボクだけ ~*~* X・Twitterの詩・改 お題: #綴りびと『時』
ハチママさんが、ライブで ぼくの詩を、たくさん朗読してくださいました! ハチママさんの朗読は、 こちらから、お聴きいただけます🌷 ▽▽▽ 朗読 ▽▽▽ 朗読いただいたのは、4作品です。 『ずっと頑張ってきた心』 『風にとけた金木犀』 『動く』 『言葉の花束』 朗読してもらえるのは、すごく嬉しい! でも、その前に、 ぼくの詩を読んで、これが読みたいって、 受けとって選んでもらえることが、嬉しい! ライブでは、たくさん感想も語ってくれていて、 ぼくは作品ごとギュッて抱き
表現する すべての人が 表現を愛する すべての人が 表現者を支える すべての人が 輝ける誇り 色や形は ちがっても すべての命は 輝ける誇り 放ち続けて 奏で続けて 紡ぎ続けて 誇りとともに 君はいる ~*~* X・Twitterの詩より お題: #言葉の添え木『誇』
イヤホンから流れる 懐かしい曲 新幹線のシートを 少し倒して 詩集にはさんだ 想い出をひらく 神保町の古書店街 何となく立ち寄って 見つけた詩集と 出会った君と ほんの少しの優しい時間 詩集がつないだ君との時間 ずいぶん昔のことなのに おぼえているのは 心地いいから 曲と一緒に 空が流れた ~*~* X・Twitterの詩・改 お題: #雲の詩沫
月のそばにいたくて 三日月の写真を飾った 朝起きたら、おはよう 寝る前には、おやすみ ボクの部屋には いつも月が出ている 月は優しい 何も言わず ただ聴いてくれる 悲しいことがあった夜 ふと部屋の月を見ると 月が満月になっていた いるよ、ここに ~*~* X・Twitterの詩より お題: #願い花月香
あなたに 完璧を求めていました あなたに 理想を求めていました それに気づくのに 何十年もかかりました あなたは ひとりの人でした ひとりの弱い人でした なのに 懸命に育ててくれました いつも愛してくれました 必ず味方でいてくれました あなたは、ぼくの誇りです ~*~* X・Twitterの詩・改 お題: #深夜の二時間作詩
風から便りが届いた 突然のお手紙、失礼いたします。 来年の冬をもちまして、 季節がめぐることを休止いたします。 再開の目途は立っておりません。 大変ご不便をおかけ致しますが、 最後の四季をお楽しみいただければ幸いです。 毎年、春は来るものだと思っていた 当たり前のように移り変わるものだと思っていた だから、ちゃんと感じていなかった 春の色も 夏の空も 秋の風も 冬の静けさも 最後の四季 優先順位が変わる しなければならない順から 後悔が大きい順へ 置き去り
理論だけじゃ 説明書 想いを含んで 物語になる 強さだけじゃ ただの正論 弱さを含んで 優しさになる 理論だけでは 人には届かず 強さだけでは 人には響かず 矛盾を含んで 人になる ~*~* X・Twitterの詩より
夕焼けが照らす田舎の道を 弟と手を繋いで帰った 優しい記憶 ふたりで歌った夕焼け小焼けに 赤トンボが集まってきた 空は茜 田んぼは黄金 ふたりの前に伸びた影 「ボクのほうが背が高い!」 夕陽にさよならする時間だけ 弟に負ける背くらべ ~*~* X・Twitterの詩より お題: #言葉の添え木
地球には 重力があるから 気がつくと 俯いちゃうんだけど だから ぼくは空を見るんだ 明日は どんな空が見えるかなぁ
はじまりは曖昧で 風を つかむように 温もりを つかむように するりと逃げていく だから 手のひらを広げ 静かに待ってみる ふと感じた風を ふと感じた温もりを そっと受けとると 音楽のように 言葉が流れてくる 今だけ流れる言葉たちを ここに書き留めている ~*~* X・Twitterの詩・改 お題: #深夜の二時間作詩