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#コラム
“好きなジャンルだけエシカル”だって十分だ
アパレルデザイナーとして働いていく中で、心のそこからそんな風に思うようになった。
どんなにこの思いが強くても、私は普通の会社員だ。意見を言うことはあっても上司や会社の決めたことには従わなければいけない。
利益を生むことが最優先ならば、服を安く作って高く売らなければいけない。
その事実は、作り手にとっても客にとっても幸せにならない負のループを生み続ける。
最近は「エシカル=道徳的な」「サステ
私は「可愛い」を探し続ける
可愛いものを探すのは、趣味であり仕事の一環でもある。常に探し求めているから、もはや生活習慣レベルかも。
靴、鞄、アクセ、服。私の身なりに関わるもの全てに対して、本当は毎日こだわっていたい。毎日は難しいからせめて休日だけでも、という気持ち。
なぜこんな記事を急に書き出したかというと、本当に心から可愛いと思ったものをここ最近買えていない事に気づいたからだ。買うどころか、見つけることも出来てない。
どこまでも安くなっていく洋服達
アパレル産業が厳しいと言われているのは、もうだいぶ前からだ。
服は生活必需品であり、自分を表現するアイテムの一つでもある。こだわりのある人と無い人の差が激しくて、何着あっても良いし、逆に必要最低限でも良い。
家電みたいに値段が高ければ高いほど性能が良い訳でも無いし、デザインは自由自在だし、流行り廃りもあるし、なんていうか決まり事が少なくて掴み所が無い、そんな必需品。
そんな洋服が好きで、デザ
デニムを履いた幽霊が教えてくれたこと
この記事は、デザイナーの就活の大変さと、ちょっとした心霊体験と、メンタルの大切さを同時に語る、なんか色々詰め込まれた実話です。怖くないです。
霊感のレの字もない私だが、人生で一度だけ、完全に幽霊を見たことがある。
専門学生の時。私の所属するデザイナー科は、女子が14名、男子はいなかった。女子校のような(そんなキレイなもんじゃ無いけど)、とにかく騒がしいクラスだった。
デザイナー科で過ごす、専
「軽率な買い物」は「運命の買い物」でもある
鞄を買った。
黒の、柔らかい牛革の、斜め掛けの、小さな鞄を買った。
洋服のデザイナーをしているけど、鞄の方が本当は好きなのでは?って思う時があるくらい、鞄が好きだ。特に革の、小さい鞄。
以前一緒に仕事をしたイラストレーターの方が「小さい鞄は女子の特権だと思うから好き」と言っていて、首がもげるかと思うくらいに頷いた。わかり過ぎる。
小さい鞄、その可愛さは計り知れない。
そして小さい鞄には、
販売員時代に腹が立ったことをメモしていた
「嫌われ者の販売員」が読まれていることが私はとても嬉しい。あの時思うがままに書いた記事が、ダッシュボードを見て少しでも多くの人に読まれている事を知ると、販売員を助けることに繋がるのかもと思う。
そして販売員じゃなくなった今も、「販売員を褒め称えておくれ〜〜〜」と常日頃思っている。
大前提として、私は販売員を目指してやっていたわけではない。
私はデザイナー採用という形で内定を貰い、「デザイナー
販売員が答えます!Q&A
飲食店の店員なら多くの人がアルバイト経験があったりと、店員の気持ちを理解できる人がほとんどだと思うが、アパレルとなるとほとんどの人が未経験。
買い物の時に必ずでくわすけど、結局販売員ってどう扱ったらいいのかわからない。
飲食店のスタッフみたいに呼ばなきゃ来ないってわけでもないし、声をかけられるけど実際どうしたらいいんだろう??
という方々!たくさんいると思います。
ここでは販売員のわたしが友達