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人生の折り返し地点を過ぎ、今後 ますます後悔しない選択をしていきたい。愛読書は渡辺淳一…

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人生の折り返し地点を過ぎ、今後 ますます後悔しない選択をしていきたい。愛読書は渡辺淳一、連城三紀彦の作品。知、意より情が大事。空虚より傷心を望んでる。過去に自費出版しましたが、なかなか売れず、在庫山積み状態です。趣味でベリーダンスを始め、定期的に発表会やイベントで踊ってます。

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母の旅路に 寄り添う

「私、ここに泊まる、母さんの傍で寝るわ」 死に装束に身を包んだ母を、しんみりと見下ろす。 「えっ、俺はホテルに泊まるよ」 夫は、たじろぎ私の顔色を伺っている。 「い…

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2年前
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この世の果て(短編小説 2)

【あらすじ→ 幽体離脱の動画をフォロワーさんに教えてもらった真希は興味を持った。少し怖いが、自分も試してみることにした。1回目は失敗したが、再度挑戦し、成功した…

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3日前
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ささやかな望み (詩)

ひたすら追いかけたり もっと追いかけられたいとか そんなのは、もういい 振り向くとキミがいる それが当たり前になるといいのに でも、障害が2人を阻む もう頑張れない …

1976blue
5日前
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帰り道 (詩)

あなたと別れた後の 一人ぼっちの帰り道 満たされない想いと 次はいつ会えるか分からない不安と寂しさが ごちゃ混ぜになる あなたは寂しくないのかな 一人ぼっちの帰り道…

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もし、あの夜が2人の最後だったのなら もう一度、あの日に戻りたい あなたの顔を忘れないよう 瞳に焼き付けるわ あなたの声を忘れたくないから 愛してるって、何度でも言…

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この世の果て(短編小説 1)

決行の時がやってきた。 真希は思いきり息を吸う。そして、ゆっくりと吐き出す。 深呼吸しても興奮は冷めない。 が、そそくさとベットに入った。 スマホを手に取り、例の…

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1976blue
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透明人間 (詩)

もし、透明人間になれたなら お金が無くたって すぐにでも新幹線に乗って あなたに会いに行くわ 距離が遠くたって平気 姿が見えないから 自由に乗れて便利ね 会いたくなっ…

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母への手紙 (詩)

Xに投稿しました。 深夜のニ時間作詩のお題は、母への手紙でした。 母の死後、健康で暮らせるありがたみを、ひしひしと感じてます。生前に、ちゃんと感謝の言葉を伝えてな…

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2週間前
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1人遊び (詩)

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1976blue
3週間前
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生まれた理由 (詩)

生まれる前から定められている キミと巡り逢う時が 生まれ落ちた時、キミと出逢う日が 既に遺伝子に刻印されていた どんなに遠くても どれだけ時間がかかっても 予告通り…

1976blue
3週間前
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半分こ (詩)

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1976blue
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恋なんか (詩)

恋はジェットコースターよね 上がったり下がったり、せわしない 今日、幸せに包まれたとしても 明日には気分は急降下 あなたの言葉や仕草に翻弄されてる 心の平安からは、…

1976blue
4週間前
110

故郷に帰りたい
だけど最早、私には帰る家がない
両親さえ、もういない
この寂しさは、この世にいる限り
絶え間なく続くのね

泣きたくなるほど、懐かしい故郷
目を閉じると目蓋に浮かんでくる
どうかそのまま変わらずにあり続けて

いつかその地を踏んだ時
私を優しく包んで……

1976blue
1か月前
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流転 (詩)

何度、流転したって キミを探す ほら、聞こえる キミの声が 地平線の彼方から 私の名を呼ぶキミの声が聞こえる どれだけ離れていても私には聞こえる 何度でもキミと恋に…

1976blue
1か月前
89
母の旅路に 寄り添う

母の旅路に 寄り添う

「私、ここに泊まる、母さんの傍で寝るわ」
死に装束に身を包んだ母を、しんみりと見下ろす。
「えっ、俺はホテルに泊まるよ」
夫は、たじろぎ私の顔色を伺っている。
「いいわよ、かえって母さんと二人きりの方がいいわ、母さんには寂しい思いさせたから、最後は2人きりでいたいの」
夫は安堵の色を浮かべる。自分もここに泊まることを強要されるとでも思ったのだろう。
「そうか、いくらお義母さんとはいえ、死んだ人と同

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この世の果て(短編小説 2)

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【あらすじ→ 幽体離脱の動画をフォロワーさんに教えてもらった真希は興味を持った。少し怖いが、自分も試してみることにした。1回目は失敗したが、再度挑戦し、成功した】

空中で四肢を伸ばし、泳ぐような格好で前進してみる。
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もう一度 (詩)

もう一度 (詩)

もし、あの夜が2人の最後だったのなら
もう一度、あの日に戻りたい
あなたの顔を忘れないよう
瞳に焼き付けるわ

あなたの声を忘れたくないから
愛してるって、何度でも言って

あなたの温もり忘れたくないから
一晩中、私を抱きしめていて
あなたの腕の中で溶けてしまうくらいに

だから、もう一度
あの夜を……

この世の果て(短編小説 1)

この世の果て(短編小説 1)

決行の時がやってきた。
真希は思いきり息を吸う。そして、ゆっくりと吐き出す。
深呼吸しても興奮は冷めない。
が、そそくさとベットに入った。

スマホを手に取り、例の動画を表示する。
幽体離脱を誘導する音楽が、約8時間流れるのだ。
SNSのフォロワーさんが、幽体離脱できるという音楽を聴いてみたが、離脱はできなかったと呟いていたのを見て、興味を持ったのだ。
どんな動画なのか尋ねたら、この動画だよと教え

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透明人間 (詩)

透明人間 (詩)

もし、透明人間になれたなら
お金が無くたって
すぐにでも新幹線に乗って
あなたに会いに行くわ

距離が遠くたって平気
姿が見えないから
自由に乗れて便利ね
会いたくなったら
すぐ行けるもんね

でも、1つ問題があるわね
あなたの元に到着しても
私の姿が見えないから
存在をどうやって証明しようか?

恋なんか (詩)

恋なんか (詩)

恋はジェットコースターよね
上がったり下がったり、せわしない

今日、幸せに包まれたとしても
明日には気分は急降下
あなたの言葉や仕草に翻弄されてる
心の平安からは、遠ざかる一方

だったら
ジェットコースターから降りればいいだけの話し

でもね、降りたくても降りられないの
あなたがいる限り

故郷に帰りたい
だけど最早、私には帰る家がない
両親さえ、もういない
この寂しさは、この世にいる限り
絶え間なく続くのね

泣きたくなるほど、懐かしい故郷
目を閉じると目蓋に浮かんでくる
どうかそのまま変わらずにあり続けて

いつかその地を踏んだ時
私を優しく包んで……

流転 (詩)

流転 (詩)

何度、流転したって
キミを探す

ほら、聞こえる
キミの声が
地平線の彼方から
私の名を呼ぶキミの声が聞こえる
どれだけ離れていても私には聞こえる

何度でもキミと恋に堕ちるわ
傷ついたって構わない

定められた時に向かって
2人は導かれる

めくるめく日々を
キミと抱き合いながら
何度でも……