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なんでもない誕生日に意味を贈る
世間はゴールデンウィーク明けの5月7日。
34歳の誕生日を迎えた。
目覚ましのアラームが鳴りだすより早く、3歳の息子に起こされた。
「ママ、おあよー」
カーテンを開けて、部屋を明るくされる。
時間を確認すると、5:57。
もうちょっと寝たかったな。
小雨の降る中、息子と2人レインコートを着て、自転車に乗る。
息子のレインコートとヘルメットは、色とりどりの恐竜柄。
こども園の駐輪場で、彼は日課の
その切っ先はどちらを向いているのか
胸の真ん中を、鋭い刃で一突きにされたような気がした。
その人の言葉は、ただただ論理的かつ簡潔で、ナイフのような鋭利さと冷たさを感じさせた。
会社での日常の一コマだ。私は部署の人たちに向けて、とある方針を提案していた。意見を募っているページに、熟練の先輩がサッと書き込みを残した。それは私の提案を真っ向から否定するものだった。
ビジネスにおいて、余計な修飾語の多い言葉は、互いの理解を妨げる。そうわ
しつこい怒りが消えた瞬間【共感者講座 感想】
共感者講座はおもしろい。
唐突に何を、と思われるだろうが、言いたくなったのだから仕方ない。
※共感者講座とは、日本エンパシー協会で提供されている講座です。
気になった方は公式サイトをご覧ください。
先日、中級編の第1講を受講した。
この講座は、知識をつめこむことを重視しない。
1回に学ぶ知識の量は決してそれほど多くない。
でも、学ぶことで、確実に心が変わる。
心のうちにずっとあったものに、気づ
役割を果たせない悲しみの先に
悲しみが胸を覆っている。
どうってことがあったわけじゃない。
でもこの感情は、たしかに「悲しい」だと思う。
たとえば、会社に在宅勤務を打診することを考えていたとき。
たとえば、息子よりも月齢の小さな子が、彼のしない指差しをしたり、靴を履いて歩いているのをみたとき。
たとえば、市の子育て支援施設で出会った人とうまく話せなかったとき。
自分に期待されているだろう役割を十分に果たせないことが、悲しく