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#仕事
【essay &radio】思い切って未来を欲張ってみることにしました。
「何歳になっても悩みは尽きないものだよ」
「私は悩みがなくなる方が怖い」
これは先日
悩みを話してくれた後輩に対して私が伝えた言葉です
その子はいつも朗らかに笑っていて
屈託なく人懐っこいタイプの愛されキャラなのですが
その日は珍しく力なく苦笑いを浮かべ
『何もかも投げ出して海にでも行きたいっす』
と私の隣でぼやいていたのです
あちらから悩みを打ち明けない限り
こちらから根掘り葉掘り
ぜんぶ壊して、また新しい私に出会う。
全部手放してしまえたなら
どれほど楽だろうって思う時があります
だけど
全部失ってしまうと考えたら
途端に不安が押し寄せてきて
手放したくないと思う時もあるんです
今の私はまさにそんな感じ
道はいくらでもあるし
すでに”もうここではない”と
心ではわかっているんです
それでも足を進めようとしないのは
慣れ親しんだ環境を離れて
新しい道でやっていけるのかとか
これまで築いてきた信頼
つまるところ、最後は愛があるかどうか。
長年の付き合いになる友達の家で
3人でホームパーティをして
そのまま野暮用を済ませるために
実家に帰って一泊してきた
正直な話をすると
私は用事がない限り実家には帰りたくない
家族関係は悪くないし
むしろ良好な方なんだけど
子供の頃に比べて
お互いの価値観が180度変わったから
ちなみに変わったのは
実家に住まう家族のほうじゃなく
紛れもなく私のほうだ
決してどちらの価値観が良いと
どれだけ今が辛くても私は”もう”負けません。
昔よりも希望を見失うことがなくなりました
むしろ絶望的な場面が訪れても
「きっとなんとかなる」
って考えられるようになったし
幸せに嫉妬することも
幸せを強く願うこともなくなりました
楽観的というか
現実的というか
これを達観している
という人もいるかもしれませんが
悲観的に考えるだけ無駄だ
と思えるようになったからこその
考え方なんだと思います
実は今まさに皆様にお伝えできな
せっかく人間を演じているのだから、最後はハッピーエンドがいい。
これは私が高校生の頃、演劇に青春を捧げていた時に出会った言葉。
シェイクスピアの戯曲の中には、この言葉に酷似した言葉がよく見受けられ、ここから彼の信念のようなものを感じられる一節だ。
簡潔な表現であるからこそ、捉え方は人それぞれだと思うけれど、私はこの言葉を二つの意味で解釈している。
「今起きていることばかり仰視するのではなく、人生という一つの戯曲を観劇するかのように生きるべきだ」
「生ま
新しい道を歩き始めると、急にひとりぼっちになったような気分になる。
今回の話を始める前にまずは2年前の私のお仕事の転換期について話そう。
いつも私の話から始めてばかりで、読んでくださる皆様には大変申し訳ないのだけれど、noterさんはお優しい方が多いので、きっと孫の話を聞くかのように優しく頷きながら読んでくださっているだろうと信じている。
いつもありがとうございます(土下座)
と前置きをしたところで、早速お話を始めていく。
今から2年前、私は契約社員として
辞めたい理由はたくさんあれど、次に進む勇気が見つからない。
まずは私の社会人生活のはじまりからの経歴を
読んでる方に飽きられないようにざっくり話そう。
新卒の会社を3ヶ月で退社して、某ファーストフード店のアルバイトで1年働いたけど、労働時間に見合わない給料で、ついに家賃が払えなくなり実家に強制帰還したものの、新たに始めたカフェのバイトは3日で辞めて、フォトスタジオのアルバイトは1年働いたけどお店が潰れた。
しかし今でも本業として生計の軸になっているスタ