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日常のあれこれ𖧧˒˒

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生粋のいじめられっ子だった暗黒学生時代を過ごし、自己肯定感を見失い苦しんだ20代を過ごした私が、「自分らしさ」を見つけて前向きに生きられるようになったヒントと、日常のあれこれを綴…
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#仕事

ずっと新しい気持ちのままいられたなら。

ずっと新しい気持ちのままいられたなら。

今のフォトスタジオのお仕事を初めて7年以上。

最近常々思うことがあります。

ビギナーズラックに勝るものはないと・・・

わたしがお世話になっているフォトスタジオは、関東に20店舗構える少し名の知れたこども写真スタジオで、私はそこで会社員として5年、さらにフリーランスに転身して2年以上同じ職場にお世話になっています。

会社員の頃は所属する店舗が一つあって、時々呼ばれて他店舗にヘルプに行くくらい

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【essay &radio】思い切って未来を欲張ってみることにしました。

【essay &radio】思い切って未来を欲張ってみることにしました。

「何歳になっても悩みは尽きないものだよ」

「私は悩みがなくなる方が怖い」

これは先日
悩みを話してくれた後輩に対して私が伝えた言葉です

その子はいつも朗らかに笑っていて
屈託なく人懐っこいタイプの愛されキャラなのですが

その日は珍しく力なく苦笑いを浮かべ

『何もかも投げ出して海にでも行きたいっす』

と私の隣でぼやいていたのです

あちらから悩みを打ち明けない限り
こちらから根掘り葉掘り

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それは試練なんかじゃなく、新しいスタートライン。

それは試練なんかじゃなく、新しいスタートライン。

思えばずっと些細な歪みは生じていたんです

「これくらいならまぁ許そうか」

と思っていたものがズルズル続いて

「これはやめて欲しいんだけどな」

と思うことがどんどん増えていって

塵も積もれば山となり

「もう良い加減にしてくれ!」

と爆発寸前な今日この頃

今の仕事に就いてもうすぐ8年

それほど居心地が良かったのは事実で
やりがいと誇りを持ってできるお仕事だったけれど

時間をかけてゆ

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ワガママなくらいがちょうどいい。

ワガママなくらいがちょうどいい。

「成り行きで5歳年下と付き合うことになったの!」

昨日のこと

午前中の撮影が終わり
スタジオの片付けをしていると

一緒に片付けをしてくれていた同僚から
なんの前触れもなくそう言われました

『えっ?聞きたいこと多すぎるんだけど?!』

ちなみに同僚は私より一つ年上だけど
入社は私のほうが先輩で

でも人生経験でいうと
私より遥かに山あり谷ありな人生を歩んでる子

フットワークが軽くて楽観的だ

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もしも明日、目が見えなくなっても。

もしも明日、目が見えなくなっても。

タイトルを見て
ご心配になった方もいらっしゃるかと思いますが

先に言っておきます

私は”今のところ”至って健康体です

小さい頃から健康優良児で
学校の皆勤賞は何度も貰っていたくらい
大きな病気とは無縁の存在で

クマに襲われても、脳溢血で倒れても、
ケロッとした顔で家に帰ってきた
父方のじいちゃんの血筋なんだろうって
勝手に思っています

ちなみに私の父さんも肉体的に強い人で
これまで大きな

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頭ではなく、心でみつめることができたなら。

頭ではなく、心でみつめることができたなら。

こどもの頃は

ただ心のむくままに生きていました

遊びたい時に遊んで

眠りたい時に眠って

泣きたい時に泣いて

笑いたい時はたくさん笑って

私がそうしていたのは

それを誰も咎めなかったからで

子供とはそういうものだって
まわりの大人がそう言っていたから

大人になると

頭で考えて生きることが当たり前になって

心に嘘をつくことが上手になりました

遊ぶためには働くことが必要で

眠り

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ぜんぶ壊して、また新しい私に出会う。

ぜんぶ壊して、また新しい私に出会う。

全部手放してしまえたなら
どれほど楽だろうって思う時があります

だけど

全部失ってしまうと考えたら
途端に不安が押し寄せてきて
手放したくないと思う時もあるんです

今の私はまさにそんな感じ

道はいくらでもあるし

すでに”もうここではない”と

心ではわかっているんです

それでも足を進めようとしないのは

慣れ親しんだ環境を離れて
新しい道でやっていけるのかとか

これまで築いてきた信頼

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つまるところ、最後は愛があるかどうか。

つまるところ、最後は愛があるかどうか。

長年の付き合いになる友達の家で
3人でホームパーティをして

そのまま野暮用を済ませるために
実家に帰って一泊してきた

正直な話をすると
私は用事がない限り実家には帰りたくない

家族関係は悪くないし
むしろ良好な方なんだけど

子供の頃に比べて
お互いの価値観が180度変わったから

ちなみに変わったのは

実家に住まう家族のほうじゃなく

紛れもなく私のほうだ

決してどちらの価値観が良いと

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どれだけ今が辛くても私は”もう”負けません。

どれだけ今が辛くても私は”もう”負けません。

昔よりも希望を見失うことがなくなりました

むしろ絶望的な場面が訪れても

「きっとなんとかなる」

って考えられるようになったし

幸せに嫉妬することも

幸せを強く願うこともなくなりました

楽観的というか

現実的というか

これを達観している
という人もいるかもしれませんが

悲観的に考えるだけ無駄だ
と思えるようになったからこその
考え方なんだと思います

実は今まさに皆様にお伝えできな

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リスクを負っても挑戦する姿を「ほら見たことか」と嘲笑うべきではない。

リスクを負っても挑戦する姿を「ほら見たことか」と嘲笑うべきではない。

「だから言ったじゃないか」「ほら見たことか」

これらの言葉を
リスクを負って挑戦した人に浴びせる言葉ではない

「何をやってるんだ」「準備不足じゃないか」

そんなの当事者が一番わかっているはずだ

9割の成功に目を向けず

1割の過失を笑うな

挑戦者を笑う者は
挑戦をしようとしない者だ

リスクを負うことを笑う者は
安全な道をえらぶ事こそが成功であると
信じて疑わない人だ

妥協や、失敗しな

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せっかく人間を演じているのだから、最後はハッピーエンドがいい。

せっかく人間を演じているのだから、最後はハッピーエンドがいい。

これは私が高校生の頃、演劇に青春を捧げていた時に出会った言葉。

シェイクスピアの戯曲の中には、この言葉に酷似した言葉がよく見受けられ、ここから彼の信念のようなものを感じられる一節だ。

簡潔な表現であるからこそ、捉え方は人それぞれだと思うけれど、私はこの言葉を二つの意味で解釈している。

「今起きていることばかり仰視するのではなく、人生という一つの戯曲を観劇するかのように生きるべきだ」

「生ま

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新しい道を歩き始めると、急にひとりぼっちになったような気分になる。

新しい道を歩き始めると、急にひとりぼっちになったような気分になる。

今回の話を始める前にまずは2年前の私のお仕事の転換期について話そう。

いつも私の話から始めてばかりで、読んでくださる皆様には大変申し訳ないのだけれど、noterさんはお優しい方が多いので、きっと孫の話を聞くかのように優しく頷きながら読んでくださっているだろうと信じている。

いつもありがとうございます(土下座)

と前置きをしたところで、早速お話を始めていく。

今から2年前、私は契約社員として

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辞めたい理由はたくさんあれど、次に進む勇気が見つからない。

辞めたい理由はたくさんあれど、次に進む勇気が見つからない。

まずは私の社会人生活のはじまりからの経歴を
読んでる方に飽きられないようにざっくり話そう。

新卒の会社を3ヶ月で退社して、某ファーストフード店のアルバイトで1年働いたけど、労働時間に見合わない給料で、ついに家賃が払えなくなり実家に強制帰還したものの、新たに始めたカフェのバイトは3日で辞めて、フォトスタジオのアルバイトは1年働いたけどお店が潰れた。

しかし今でも本業として生計の軸になっているスタ

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恩は羽織らせるもの

恩は羽織らせるもの

先日、職場の同僚と立ち話をしている時に

「いつもあの人は手伝ってくれないんだよね」

という話をされたことがありました

私たちの仕事は写真スタジオのスタッフで
撮影、編集、アシスタント、など
すべてをオールマイティーにこなし

撮影スケジュールに合わせて
それぞれの役割を担って撮影を回していきます

そして撮影の進み具合や状況を確認しながら
お互いサポートをし合います

たとえば撮影小物を片付

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