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わかおの日記

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わかおが日々の出来事や思ったことを書き連ねる日記です。太宰治におれはなる!
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#ラーメン

わかおの日記263

わかおの日記263

こんな日に日記を書いているということは、そういうことである。

↑こんな冴えないアピールで読者の憐憫を集める弱者男性しぐさはよくない。単に彼女がケーキ屋で忙しいだけだ。

昨日のバイトで疲れた。朝起きようとしてなかなか起きられず、10時半に起床という結果になった。起きて30分もしないうちに家を出て、徒歩1分の距離にあるラーメン屋へ向かった。自分と母親はそこのラーメンがとにかく好きで、ポイントカード

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わかおの日記252

わかおの日記252

ここでは詳しく書けないのだが自分は2週間ほどインターンに行っていて、しかもそれが心身を削る激務であったゆえ、その反動で体はラーメンを求めてやまなかった。昨日家のそばで食べた微妙なつけ麺では満ち足りなかった欲望を補完するために、彼女と三鷹の名店「さくら井」に赴いた。

果たしてラーメンは期待を裏切らない味で、複雑な味わいの醤油は鶏ベースのスープに支えられており、時折主張してくる乾物の香りが複合的な旨

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わかおの日記230

わかおの日記230

昨日はバイトだったが、朝からなんとなく調子が悪く、ジャガイモとにんじんを1籠ぶん切り刻むのに15分くらいかかった。できれば12分くらいで終わらせたいのだ。この3分くらいの差が後々にまで響くのである。不慣れなパプリカの切り物をしていたら、早番が終わるギリギリまでかかってしまい、急いでまな板を洗っているところをユンさんに見られて、「適当にまな板洗ってたでしょ、ダメだよ」と怒られた。ユンさんは衛生観念に

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わかおの日記226

わかおの日記226

彼女がラーメン二郎に行きたいと言っていたので、連れて行こうと思っていた。朝ごはんも抜いて準備万端だったのだが、肝心の彼女が大学をおサボりしてしまったので、ぼくは1人でしょぼしょぼと授業を受けて、彼女の住む国分寺まで向かった。

国分寺まで行ったはいいものの彼女の身支度が済んでいなかったため、国分寺の古本屋で暇を潰した。センスのいい店内だったがかなりどぎつい本もおいてあり、思わずパラパラめくっていた

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わかおの日記209

わかおの日記209

彼女が家に来た。いつも通り30分くらい遅れてきて、ぼくたちは雨の中ラーメンを食べに行った。日記でもたびたび書いている「ラーメン チョップ」に行ったのだが、あまり彼女にはこの美味しさが伝わらなかったようで残念だった。確かに家系ラーメンは食べ慣れていない人には違いが分かりづらいジャンルだと思う。しかしぼくのようにラーメンばかり食べて、もっともっと美味しいラーメンをと追求している人間よりも、素直にそこら

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わかおの日記198

わかおの日記198

先週随分と忙しかったので、久しぶりに昼過ぎまでゆっくりできた。昼は母親が取り憑かれたように通っているラーメン屋について行った。母は持ち前のコミュニケーション能力で、店主とすっかり仲良くなっており、味玉をサービスしてもらっていた。そして他に客がいなかったこともあってか、大人しい印象の店主と雑談までしていた。母はこういう時にぼくを置き去りにせずに、自然に会話に混ぜてくれる。おかげで近所の「ラーメンチョ

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わかおの日記188

わかおの日記188

食っちゃ寝しては、彼女とデートするみたいな自堕落な毎日を過ごしているのだが、今日は珍しく完全に何もない日だった。

彼女と付き合う前はこんな日ばっかりで、他にすることもないから、釣りに行くか曲を作るかしていたような気がする。

一緒に「spirit of osakana」というふざけた名前のユニットを組んで曲を作っている外人のラッパーから、こないだビートが送られてきて、さすがに今日辺りにはレコーデ

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わかおの日記158

わかおの日記158

【ここまでのあらすじ】
軽井沢旅行で思いの外ギャルとうまくやれたため、コミュニケーション能力に自信を取り戻しつつあったわかおだが、いざ東京に帰ってみると、自分に友達などいなかったことに気がついてしまう。朝夕の叶姉妹公式ラインからの挨拶の他には、誰からも連絡のこない日々……わかおは、気が狂う前に、おいしいラーメンを求めて独り旅立った。

誰に会うわけでもないのにキチンとした格好をして電車に乗り、書い

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わかおの日記109

わかおの日記109

朝起きて筋トレをして大学に行った。金欠だったので、松屋で牛丼の並に豚汁をつけて食べた。野菜が嫌いなのでランチタイムのサラダと半熟卵のセットに食指が動かず、牛丼と豚汁のセットを頼んだが、冷静に考えたら牛丼の単品に半熟卵をつければ安く済んだ気がする。どうせ味噌汁はついてくるのだ。私立文系はこういうときに損をする。

1週間ぶりにドイツ語の授業を対面で受けた。気まぐれで真面目に授業を聴いてみたが、もはや

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わかおの日記105

わかおの日記105

年末の足音が聞こえてきている。

起床してトレーニングをすませ、大学に行った。するとSportifyで「2021年に聴いた音楽を振り返ろう」というやつが公開されていた。やはり今年の最初期は受験生だったため、エナジードリンクのような音楽ばかり聴いていたが、大学に入ってからはポッドキャストを聞き漁り、カネコアヤノにうっとりしていた。そのことが非常に良く反映されていた。

昼に日吉の大勝軒に行った。スー

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わかおの日記103

わかおの日記103

断言しよう。世の中には「ちょうどいいラーメン屋」というものが存在する。このことは紛れもない事実である。ちょうどいい味、ちょうどいい値段、ちょうどいい接客、ちょうどいい店内の清潔さという4条件を奇跡的に兼ね備えた店のみが、「ちょうどいいラーメン屋」としての輝きを放つことができるのだ。

今までぼくは、2回ほど「ちょうどいいラーメン屋」に出会ったことがある。かなりのラーメンを食べてきた自負のあるぼくで

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わかおの日記99

わかおの日記99

昼過ぎに、吉祥寺までラーメンを食べに行った。思えばここ最近のぼくはなんだか日和っていた。健康のため体重のためと気を遣い、自分のやりたいことをすることが出来なくなっていた。それが大人になることだというならば、ぼくは大人になどなりたくないね。そんな熱く滾った若いパトスを迸らせながら、食券機で小ラーメン(850円)を購入した。

しばらく待っていると、坊主頭の店員から「1番奥の席の、小ラーメンのお客さま

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わかおの日記89

わかおの日記89

今日もぼくはやる気に満ちあふれていた。7時前に飛び起きて直ぐに例の遊水池まで赴き、トレーニングに勤しんだ。ジャンプや短距離走を中心とした瞬発力系のトレーニングである。やってみてすぐに、ジャンプというのはこんなに大変な運動なのかということに気づきあ然とした。正直舐めていた。しかしこれは伸びしろである。ぼくは腐らずにとりあえず設定した分だけのジャンプトレーニングをやりきった。運動神経が悪すぎて、空中で

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わかおの日記74

わかおの日記74

朝起きて授業を受けて大学に行った。昼に武蔵家に行こうと思ったが、混んでいたのでその隣の空いているラーメン屋に入った。どうやら煮干し系のラーメン店だったらしく、「鬼煮干しラーメン」なるものが目に入ったので、食べてみることにした。セメント色のスープにペースト状になった煮干がトッピングされており、まさに鬼であった。日吉のラーメンを順調に開拓している。2年生になるまでにあと何杯食べられるだろうか。

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