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詩 コラム 徒然

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#日記

急ぐ旅でも無し ノイズキャンセリングな旅が 始まる…

急ぐ旅でも無し ノイズキャンセリングな旅が 始まる…

空の神さまからのチケット

有効期限最終日に押さえた
昼過ぎ発のフライトチケット

“美味しい御飯食べに行きます”
の呟きに

旅の朝 
庭のオクラの花を摘む

蟻たちが 群がる前に美味しくいただく

旅の準備を
長年愛用のリュック一つ

お土産用の天然遡上鮎の
甘露煮を入れる為

ふと 手にしたツール

ノイズキャンセリングな旅を....

最後にカメラを持って行くか行かないか?
iPhone1

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日常と非日常 鮎漁師の呟き

日常と非日常 鮎漁師の呟き

“その瞬間
その一点で受けれる
最大のおもてなし”
非日常

朝目覚めれて....
御用を済ませ 漁場へ

毎日毎日 獲り続け
鮎柱祭りは いつしか 終盤へ
盆を過ぎ 空は 雷雲に包まれる

携帯の雨雲レーダーで 雷雲の流れを読む
ただ 
最後は観天望気に 勝るものは無し
南風が 北風に変わる
北山向こうに 稲妻が観える

危ない 帰ろう

家に戻り 獲れた天然遡上鮎を
仕分けして 冷凍庫へ

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夕暮れに ひとり 鮎漁師の呟き

夕暮れに ひとり 鮎漁師の呟き

焼けて行く空を眺めながら
ひとり...

黙々と 鮎の腹を出している
テトラの隙間に腰掛けて

夕焼け小焼けが流れてから
かなり経つ...

日暮れが早くなったのを感じながら...

それにしても我が漁場は 面白い何故?

水が枯れるから....

天然遡上鮎が遡る
水の美しい景色を魅せる川

雨が少なく 田んぼの実りが重なる頃
水が 枯れる
上流の漁場でもある水門で
水を絞るからである

魚達は

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街でばったりひこにゃんに出会ったら…

街でばったりひこにゃんに出会ったら…

朝目覚めれて...
身体中に 花粉を纏う何匹もの熊蜂🐝を
眺める

それにしても 何処に住んでいるのだろう

墓参りへ

車に 花を積み込み 西へ西へと走らせる
いつの日からか 坊が運転をしている
寝ていても 辿り着くから ありがたい

狭い狭い 旧中山道
籠や馬が 行き来していたんだから
大きな大きな車がすれ違えるわけがなく
どちらかが バックをするか
事前に 人の家の軒先に入り込むか
バスみ

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夕涼み…. 鮎漁師の日常

夕涼み…. 鮎漁師の日常

夕刻 夕涼みがてら
川へ出かけた

ウエットスーツに刺網に 曳舟
水の中とはいえ 酷暑の昼間はきつい

漁場へのアプローチは いきなり首まで浸かる

“水が温い”

連日の猛暑
降らぬ雨で 水流が減っている

昨日は 朝も夕も スパルタリハビリ
この一箇所に 良い天然遡上鮎が
溜まっていたから.....

頭の中は 狩猟民族
太古から何ら変わらないと...

“獲れる時に 獲る”
ただ
張り切り過

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ZERO零から 1へ  鮎漁師の呟き

ZERO零から 1へ  鮎漁師の呟き

1
匹御用が終わり 夕餉の肴を獲りに漁場へ

前回は 零ZEROだった

打てども 打てども 鮎は居ない

他の魚の気配すら無い

深場に 鮎達が隠れる
土用隠れには まだ早い

昨日の雨で なのか
水は冷たい

足掬われると 流される
荒瀬に立ち 打ってみるが...

白鷺も 途方に暮れている

先日の高水で 流れついた 
一本の長い長い丸木

跨って 途方に暮れて
太古の記憶に浸っていた

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胡瓜の花が咲きまして

胡瓜の花が咲きまして

”どうやって 生きていこう“
朝目覚めれて いつもいつも思っている

生き急いでいた時には想いもしなかったけど
ギランバレーに恋をして
別人が 入ったようで....

気でも触れたか?って
始まった 庭の高畝

苗植え 種蒔き....

立派な胡瓜となりまして

昼餉に 塩揉みして 美味しくいただく

ジャガイモの花が咲き
とうもろこし🌽が 実っている

スーパーや 田舎の物産館には
野菜達が 

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初鮎な日 祝いの宴

初鮎な日 祝いの宴

朝目覚めれて
なんやら周りで
“ぼちぼち”が 共鳴している。

ついつい 頑張り過ぎてしまう人が
多いのか.....
まあ “ぼちぼち病”にかかっているのだから 無理はしない

晴天な日

刺網を選ぶ
昨年末 鮎網の整理をした
気がつくと 網だらけ....

四分の網を手にする
ぼろぼろだけど 繕っていく
まあ 使えるだろうと

誰も居ない漁場
バタバタバイクで五分もかからない

網をいれてみる

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祝㊗️開通 家の庭から自転車専用道…..

祝㊗️開通 家の庭から自転車専用道…..

裏山には 熊も猪も鹿もいる
庭には 狸も狐も蛇もいる

そんな 田舎街 
庭から自転車専用道が開通したのである

元は 市内へ田舎の空気を運んでいた
電車が 走っていた線路跡

旧駅舎を 起点に 年間数十メートルずつ近づい来ていた

踏み切り跡 つまり 一般道と交差しているから 一気には走れない

季節に応じて こんな物まで なっている

やっと 家の庭まで 繋がって....

自転車を 始めた十

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牛歩で 良いんじゃないのかな

牛歩で 良いんじゃないのかな

朝目覚めれて...
アルバムの写真を眺める

写真は増えていない

暫く noteを描けない時期
その日 その瞬間でコンプリートして
いた。
描くエネルギーが残っていなかった...

雨 雨 雪 雨 晴天そして...

大嵐が来る

猫師匠より 感高い身体は
疼きだす
ギランバレーに恋をする前
大嵐の中 飛び回っていた
“生きてるなー”って

人の本質は 何ら変わらない

嵐前の昂ぶりを 無理無理

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朝 目覚めれて雪景色

朝 目覚めれて雪景色

“では ゲレンデでお待ちしています”そんな お招きから スキーに出かけた

北海道より 寒い地に泊まる
“くれぐれも 二重窓は開けぬように”
宿主は 何度も何度も念を押す

極寒を謳う宿のエアコンは
身体に変調をもたらす
喉に プラスチックの装具が
入っているようで..
眠れなかった…

焼きたてのパンを 腹に詰め込み
ゲレンデに向かう
心配した程 冷え込まなかった
マイナス10℃
暖かい朝だと 

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サンタ🎅クロースは かぼちゃ🎃の馬車に乗って…メリークリスマス🎄🎅な茶話会を…

サンタ🎅クロースは かぼちゃ🎃の馬車に乗って…メリークリスマス🎄🎅な茶話会を…

“サンタクロースって 日常何やってるんだろう”

幼少期からの 謎は解けない….

ひょんな御縁で 招かれた ジビエ料理のお店
非日常のクリスマス🎄イブイブ

冬至である…

サンタクロースの労を労う宴なのか?
“特別なメニューを 御用してお待ちして
おります”と….

気儘なイタリア🇮🇹娘さんで….
今宵は大雪になる日に オープン?

そこは 絶妙な空気感を読む彼女
“絶好な ⭕️⭕️日和

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桑名で蛤を食べる そんな旅の始まりを徒然に

桑名で蛤を食べる そんな旅の始まりを徒然に

“では 現地18:30集合にて….”

言葉遊びが 粋な紳士からのお招き
“非日常 スパルタリハビリ”と称して
あちこちに 出向く機会を与えてくれる。

今回のミッションは 

“三重 四日市で鱈腹 牡蠣を食べよう”言葉遊びの 含みを あれこれ
考えるのが 愉しい..,
“良かったら 帰りは 名古屋まで
乗せて 行きますよ”

真夜中に都会経由で 戻っても
田舎に戻る 足が無いのである。

“せっ

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森のテラスであいうえお そして ハリーポッターの手帳に 浮世雲

森のテラスであいうえお そして ハリーポッターの手帳に 浮世雲

小雪だけど 小春日和...,
回復期リハビリテーション病棟に出かけた....

“テラスに行きましょう”楓が 一度に色づいた...森のテラス

ポカポカ陽気
確認用の鏡をセットして
言語のリハビリが始まる

色々な話をしながら 
肩に背中にほぐしてくれる
代償の塊の身体
背中が張ると 顔が動かない….

“顔 動いて無いですねー”

脳の精密検査したけど
ドクターHも 何だろなーって….

意識す

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