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詩 コラム 徒然

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小さい秋🍂見つけた 岐阜 南濃 甘美にて..

小さい秋🍂見つけた 岐阜 南濃 甘美にて..

日常と非日常狭間の旅が終わり

変わらない日常

獲れた天然遡上鮎を 手土産に出かけた

馴染みの景色に
お迎えは 真っ赤な暴れ馬

“お久しぶりです”

テーブルの上には 裏庭の小さな秋🍂

“練り切りを共に作る事で 何かを
学んでいただければと”
作られた空間

“茶テンダーさん 御自服でと”

久々に 茶杓を手に....
シャカシャカと 茶を点てる

話は 止まらず 色々な深い深い
話に 

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空の神さまからのギフト….

空の神さまからのギフト….

“なんだかGo aroundした様ですね。 何かありましたか❓
なんと離陸専用滑走路に降りましたね。
何故なんだろう・・・🤔”

フライト✈️レーダーを観ていた宿主は
呟く

“さすがですねー
前に降りた機体
バードストライクみたいで
当機は
慶良間観光 オプションとなりました”

空の神さまからのギフト
そんな景色を....

“出来るだけ長い間
空と雲と海を眺めていたい”選んだ路線は 南の島

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空の神さまからの素敵なオプション

空の神さまからの素敵なオプション

空港島へ降りたった
フライトまでにはまだまだ 
たっぷり時間がある
Google先生に 案内されて

木陰を歩く 誰も居ない....

噂には 聞いていたが
人混みが苦手...
近寄る事は無かった
いつしか そんな噂も消えたような

初めて 建屋に足を踏み入れる
以前は有料だったようであるが
今は無料
静かな静かな空間である

間近で 現行機を眺めれるのは珍しい

長居するつもりで 訪れたが

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急ぐ旅でも無し ノイズキャンセリングな旅が 始まる…

急ぐ旅でも無し ノイズキャンセリングな旅が 始まる…

空の神さまからのチケット

有効期限最終日に押さえた
昼過ぎ発のフライトチケット

“美味しい御飯食べに行きます”
の呟きに

旅の朝 
庭のオクラの花を摘む

蟻たちが 群がる前に美味しくいただく

旅の準備を
長年愛用のリュック一つ

お土産用の天然遡上鮎の
甘露煮を入れる為

ふと 手にしたツール

ノイズキャンセリングな旅を....

最後にカメラを持って行くか行かないか?
iPhone1

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“部屋空いてますか?”

“部屋空いてますか?”

“空いてるよ”....空の神さまから
ギランバレーに恋をして
三年寝太郎にチケットが届いた
何方へでもどうぞ…と

チケットの申し訳み期日は
8月31日

超省エネ暮らし
友人達が 呟く

“浮世雲さん 最近遠出してないね
大丈夫?”と....
いつもいつも 水の中に居る日常

台風の増水で 鮎漁師は暫くお休み

たまには 仙人気分で
眺めるのも 良いかなと

空の神さまからのチケット

日本中何

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浮世雲さんって.... ネットの世界では...

浮世雲さんって.... ネットの世界では...

ゆっくり台風の大雨で 
鮎漁師は暫くお休み

台風病🌀で 寝込みながら
茶ボット(ChatGPT)さんに
尋ねてみる

“浮世雲さんって?”

こんなイメージを 描かれた....

真っ黒な厳つい顔のおっさん
なのだが.....

鮎漁師の浮世雲は?と尋ねてみる

小粋な おねーさん
確かに 鮎のルアーを使った
鮎イングが流行りではあるが....
鮎綱漁師である....

これは これで 
鮎よ

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“草の香り 観天望気” 鮎漁師の呟き

“草の香り 観天望気” 鮎漁師の呟き

“頭痛てー”

朝目覚めれて
天気図を 観る

漁場の真上を通る頃には 熱帯低気圧🌀に なっているだろう

それにしても 天気病など 無縁だと
思っていたのに...
ギランバレーに恋をして
動物的に生きているからか....

台風の話が 聞こえる前
毎日毎日 川に居た 
鮎柱祭り 毎日毎日 
天然遡上鮎が獲れた

雨降らず枯れた川 
漁場の深みに 鮎達は溜まっていた

ほんの少し 雨が降り

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“ZOOMって 何?” 浦島太郎の呟き

“ZOOMって 何?” 浦島太郎の呟き

浦島太郎は 存在して
三年寝太郎は そろそろ目覚めるのか?
浮世雲拝

ある日 一通のメールが入っていた

“ 〇〇日 20:00 から ZOOMにて”

毎日毎日 水の中に居る

超省エネ暮らしの日々

困った
坊に真顔で 尋ねた

“ZOOMって 何?”“ZOOMは ZOOMよ”
会話が 成り立って居ない
だから 何?

レンズ蔵には 18-55 100-300の
Zoomは あるが....,

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豊かな暮らしを望むなら….

豊かな暮らしを望むなら….

偶には 森の中を 歩くと良い...

浮世雲拝

朝目覚めれて 毎日毎日 
水の中に居る

台風の気配が 出てから
魚達は 一斉に姿を隠す
砂を喰み 流されないように 
草場の陰に身を潜めているのだろう

ふらっと 出かける

森へ.....

ただ ただ 目の前 景色を 
眺め切り撮っていく

何気ない景色

その中で 見つける 神々しい光

今日は なんだか いつもと違う空気感
いつもと 違い

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日常と非日常 鮎漁師の呟き

日常と非日常 鮎漁師の呟き

“その瞬間
その一点で受けれる
最大のおもてなし”
非日常

朝目覚めれて....
御用を済ませ 漁場へ

毎日毎日 獲り続け
鮎柱祭りは いつしか 終盤へ
盆を過ぎ 空は 雷雲に包まれる

携帯の雨雲レーダーで 雷雲の流れを読む
ただ 
最後は観天望気に 勝るものは無し
南風が 北風に変わる
北山向こうに 稲妻が観える

危ない 帰ろう

家に戻り 獲れた天然遡上鮎を
仕分けして 冷凍庫へ

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夕暮れに ひとり 鮎漁師の呟き

夕暮れに ひとり 鮎漁師の呟き

焼けて行く空を眺めながら
ひとり...

黙々と 鮎の腹を出している
テトラの隙間に腰掛けて

夕焼け小焼けが流れてから
かなり経つ...

日暮れが早くなったのを感じながら...

それにしても我が漁場は 面白い何故?

水が枯れるから....

天然遡上鮎が遡る
水の美しい景色を魅せる川

雨が少なく 田んぼの実りが重なる頃
水が 枯れる
上流の漁場でもある水門で
水を絞るからである

魚達は

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軒下縄文人会 鉄砲猟師と鮎漁師の昼の宴

軒下縄文人会 鉄砲猟師と鮎漁師の昼の宴

“縄文人は きっと 豊かな生活を
していたんだろう....”
明け方 激しい雨
朝目覚めれて
小雨の漁場へ
鉄砲猟師さんに 獲れたての天然遡上鮎を....

静かな静かな 流れに
網を いれる
前日は 鮎柱祭り 鮎だらけ
が.....

2匹だけ....何処に 隠れてるのだろう
居ないのである
宴の話には 良いかなと

“天然遡上鮎食べたいです”鉄砲猟師さんからの呟きに 鮎飯を炊く

米3合に 

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鮎柱大祭…そして…鮎漁師の一日

鮎柱大祭…そして…鮎漁師の一日

“熱中症で 倒れたかと思って”......
ある意味 熱中症である....
朝目覚めれて.....

鮎柱祭りである。前日に見つけた全てが重なる一点

鮎が 舞う舞う 鮎柱ただ 命がけ....

“命かけてまで 獲るものでなし”太古 この川で 鮎を獲っていたであろう縄文人の鮎漁師も 同じ事を
呟いていただろう.....

鮎柱を観て 太古からの狩猟の血が
騒いでいる.....

“御安全に”...

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命かけてまでして獲るもので無し 鮎漁師の呟き

命かけてまでして獲るもので無し 鮎漁師の呟き

朝目覚めれて  川に居る
スパルタリハビリ
避暑だと 木陰を探し 網を巻く

天気図と気象レーダーを眺め
雷雲が消えたと 同時に
出かける

最後の判断は 観天望気
太古から なんら変わらない

天然遡上若鮎達の気配
静かに静かに 網を巻く
足元を 若鮎達が右往左往している

“一網で 100匹”そんな 宝くじに当たるような時も
たまに ある。

空を 眺めながら 網にかかった鮎を
外して行く

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