ともみん(石川有生)@会いに行く教会の人

牧師/会いに行くキリスト教会の牧仕。どこにでも誰にでも無料で会いに行く活動をしている。…

ともみん(石川有生)@会いに行く教会の人

牧師/会いに行くキリスト教会の牧仕。どこにでも誰にでも無料で会いに行く活動をしている。2018年から活動を開始し、依頼数は3000件を超える。『人の話は、ただ聞けばいい』(自由国民社)を出版。作家。

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神様からのラブレター 第1話

カキーン。 そんな懐かしい音が響いてきた。 思わず振り向いてしまう。 白球を追いかけていた夏がすぐそこまで戻ってきた。 高校球児として青春を過ごしたのは10年…

熱々の料理を食べてもらいたいけど、なかなか食べてくれない人たちへ

料理の美味しさは決める要素の一つに「温度」がある。 私たちの家庭は、訪れる友人に対して料理を振る舞うことがある。美味しく食べてもらいたいと、いまだに試行錯誤を続…

伝えたいことほど伝わらない

自分が伝えたいことほど伝わらない。 いや、伝わらない以前に、相手は興味すら持っていないのではないか。 自分が大好きなものを必ずしも相手が興味を持っているわけでは…

人は弱い生きものである

弱いことは悪いことではない。 でも、弱さを持っていることは不便なことが多い。 20歳くらいの時に、喘息を発症した。まあまあ辛かった。それ以来、風邪をひくと喘息がぶ…

休むということを考えてみた

実は、私はゴールデンウィークに休んだことがない。 正確にいえば中学生以降の話だ。 中学と高校は野球部だったので部活ざんまい。大学はキリスト教会に入り浸っていたの…

星野富弘さんの作品と生き方に励まされて

星野富弘さんの訃報が入ってきた。幾度となく星野さんの作品や生き方に励まされ続けてきたので、その想いをここに少しばかり残したいと思う。 星野さんがクリスチャンであ…

育休中に喜ばれたことを妻に聞いてみた

子どもが生まれたので育休をとっている。 とはいえ、フリーランスなので固定の仕事を2つ辞め、その他にもやっていることを絞り、本業の会いに行くキリスト教会を中心に限…

育休を取ると言ったら、ゆっくり休んでと言われたけど…

昨年10月に二人目の子どもが産まれたので、育児休暇を取ることを決めた。とはいえ、フリーランスの牧師として働いているので、どれも自分の裁量次第だ。 ひとまず、家庭と…

新しい趣味というか、習慣として日記を書き始めたら楽しかった

私はほぼ全ての仕事をスマホでしている。 礼拝の原稿を書くのはスマホ、 本の執筆をするのもスマホ、 YouTubeの動画撮影もスマホ、 YouTubeの動画編集もスマホ、 聖書を読…

鳥山明作品から始まった私の漫画人生

人生で初めて読んだ漫画は、「ドラゴンボール」と「ゴルゴ13」だ。どっちが先かは覚えていないが、とにかくその2つが家にあった。 おそらく5歳か6歳の時だったと思う。 …

料理をすることはすでに愛している

誰かと食べる食事は格別に楽しい。 それが気のおけない家族や友人であればなおさらだ。ついでに美味しいものであれば言うことなしだ。 料理は小さい時からする機会が多か…

毎朝コーヒーをいれるようになって日常が豊かになった

いつの頃からか朝起きてからコーヒーを淹れるのが日課になった。 まずはケトルいっぱいに水をいれてスイッチを入れる。お湯が沸くのを待っている間に、コーヒー豆30gを挽…

自分が欲しいものを作る

何かを始める時に、多くの人に知ってもらいたいと思うと上手くいかない。 基本的に人は人に興味がないからだ。 ある友人がYouTubeを始めることをためらっていた。炎上し…

自分の感覚はあてにならない

自分の感覚はあてにならない。 全くと言っていいほどあてにならない。 先週木曜日に新しく音声ラジオを始めた。 Voicyというプラットフォームを使っている。 久しぶりの…

聖書を知りたいという突然の連絡

「聖書を知りたいという突然の連絡」 最近は発信活動に力を入れている。 その結果かはわからないが、嬉しい連絡があった。 「聖書を知りたいです」 こんなにストレート…

10年ぶりの再会

「10年ぶりの再会」 こんな風にほぼ毎日のように文章を書いて発信をしていると、嬉しい再会もある。 投稿を見て約10年ぶりに連絡をくれた友人がいた。 「覚えてますか?…

神様からのラブレター 第1話

神様からのラブレター 第1話

カキーン。

そんな懐かしい音が響いてきた。

思わず振り向いてしまう。

白球を追いかけていた夏がすぐそこまで戻ってきた。

高校球児として青春を過ごしたのは10年以上も前のことだ。

今はというとキリスト教会で牧師をしている。

何がどうなってこのような人生になったのか、野球をやっていた頃まで遡ってみる。

この夏が第100回全国高等学校野球大会が開催された節目の年であることがまた面白い。

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熱々の料理を食べてもらいたいけど、なかなか食べてくれない人たちへ

熱々の料理を食べてもらいたいけど、なかなか食べてくれない人たちへ

料理の美味しさは決める要素の一つに「温度」がある。

私たちの家庭は、訪れる友人に対して料理を振る舞うことがある。美味しく食べてもらいたいと、いまだに試行錯誤を続けている。

もてなす側としては、出来たてが美味しい料理は、できればすぐに食べてほしい。でも、食べる側は遠慮しながら、料理に手が伸びないなんてことがある。

以前、友人たち3組遊びに来てくれたことがある。その時は、カレーを3種類用意した。

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伝えたいことほど伝わらない

伝えたいことほど伝わらない

自分が伝えたいことほど伝わらない。

いや、伝わらない以前に、相手は興味すら持っていないのではないか。

自分が大好きなものを必ずしも相手が興味を持っているわけではない。そんなことは分かりきっているが、分かりきれないのだ。

というのは、私はイエス・キリストが大好きだ。

このイエスを知ってほしいと思って伝え続けているが、ほとんどの人が興味も関心もない。

伝えたいけど、伝わらない。

そんな心の

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人は弱い生きものである

人は弱い生きものである

弱いことは悪いことではない。

でも、弱さを持っていることは不便なことが多い。

20歳くらいの時に、喘息を発症した。まあまあ辛かった。それ以来、風邪をひくと喘息がぶり返してくるようになった。2〜3年に一度くらいのペースで風邪をひくので、その度に喘息の症状が出てくる。

一度、症状が出ると完全におさまるまでに1ヶ月くらいかかる。

今回は、今日で3週間くらいだ。少しおさまってきたので、もう少しする

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休むということを考えてみた

休むということを考えてみた

実は、私はゴールデンウィークに休んだことがない。

正確にいえば中学生以降の話だ。

中学と高校は野球部だったので部活ざんまい。大学はキリスト教会に入り浸っていたので、イベントざんまい。正社員として働いていた時も、同じく祝日や休日は教会のイベントざんまい。フリーランスの牧仕となってからは休む日は特にない。

いや、一回だけ休んだゴールデンウィークがあった。

一回だけ休んだのは、心身共に病んでしま

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星野富弘さんの作品と生き方に励まされて

星野富弘さんの作品と生き方に励まされて

星野富弘さんの訃報が入ってきた。幾度となく星野さんの作品や生き方に励まされ続けてきたので、その想いをここに少しばかり残したいと思う。

星野さんがクリスチャンであることから、クリスチャンになられた経緯や創作活動については以前から知っていた。

星野富弘さんは中学の先生となりますが、クラブ活動の指導中に頸椎を損傷し手足が動かなくなった。入院中に口に筆を加えて文や絵を描くことを始めた。また、その後にキ

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育休中に喜ばれたことを妻に聞いてみた

育休中に喜ばれたことを妻に聞いてみた

子どもが生まれたので育休をとっている。

とはいえ、フリーランスなので固定の仕事を2つ辞め、その他にもやっていることを絞り、本業の会いに行くキリスト教会を中心に限られた仕事だけをしている。

その辺の話は前回のnoteで書いた。

育休を宣言したのは、家事と育児を今まで以上に積極的にやることにしたからだ。

育休を始めてから半年くらいが経ったので、妻に確認してみた。

「育休中にボクがやり始めてよ

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育休を取ると言ったら、ゆっくり休んでと言われたけど…

育休を取ると言ったら、ゆっくり休んでと言われたけど…

昨年10月に二人目の子どもが産まれたので、育児休暇を取ることを決めた。とはいえ、フリーランスの牧師として働いているので、どれも自分の裁量次第だ。

ひとまず、家庭と育児を今まで以上に最優先したくて、固定で働いていた2つの仕事を辞めることにした。

さよなら収入。どうする生活。

なんとかなるかと楽観的な性格でよかったと思っている。

今までも、家庭を持ってからの私の優先順位は圧倒的に家族だ。家族に

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新しい趣味というか、習慣として日記を書き始めたら楽しかった

新しい趣味というか、習慣として日記を書き始めたら楽しかった

私はほぼ全ての仕事をスマホでしている。

礼拝の原稿を書くのはスマホ、
本の執筆をするのもスマホ、
YouTubeの動画撮影もスマホ、
YouTubeの動画編集もスマホ、
聖書を読むのもスマホ、
モバイルSuicaもスマホ、
新幹線やバスの予約もスマホ、
調べごとや買い物もスマホ、
予定の管理もスマホ、
支払いもスマホ、

と、こんな感じで、何でもスマホ一台でやっている。(他にも色々と使っているが

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鳥山明作品から始まった私の漫画人生

鳥山明作品から始まった私の漫画人生

人生で初めて読んだ漫画は、「ドラゴンボール」と「ゴルゴ13」だ。どっちが先かは覚えていないが、とにかくその2つが家にあった。

おそらく5歳か6歳の時だったと思う。

ドラゴンボールはどハマりして、全42巻を何十回読んだか分からない。今でも大好きだ。

先日、鳥山明の訃報を聞いてショックを受けた。

鳥山明作品はほぼ全部読んでいる。

「ドラゴンボール」から始まり、
「Dr.スランプ」
「COWA

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料理をすることはすでに愛している

料理をすることはすでに愛している

誰かと食べる食事は格別に楽しい。

それが気のおけない家族や友人であればなおさらだ。ついでに美味しいものであれば言うことなしだ。

料理は小さい時からする機会が多かったので、不自由なくやってきた。

貧乏学生だった時に、美味しいものを安価に再現するのが好きで自分のために料理をした。でも、自分のための料理はけっこうすぐに飽きて、学食で食べる外食がほとんどになった。

料理が楽しくなったのは20代後半

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毎朝コーヒーをいれるようになって日常が豊かになった

毎朝コーヒーをいれるようになって日常が豊かになった

いつの頃からか朝起きてからコーヒーを淹れるのが日課になった。

まずはケトルいっぱいに水をいれてスイッチを入れる。お湯が沸くのを待っている間に、コーヒー豆30gを挽いて粉にする。

ドリッパーなどを並べて、いつでもコーヒーを落とせるように準備が完了する頃に、ちょうどお湯が湧いてくれる。

口先が細めのケトルを使って、少しずつお湯をたらしてコーヒーをいれる。

その前に、沸かしたお湯をコップにいれて

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自分が欲しいものを作る

自分が欲しいものを作る

何かを始める時に、多くの人に知ってもらいたいと思うと上手くいかない。

基本的に人は人に興味がないからだ。

ある友人がYouTubeを始めることをためらっていた。炎上したらどうしようと心配していたのだ。

私は一言だけ伝えた。

「大丈夫。誰も見てくれないから。」

なぜか、YouTubeを始める前は多くの人が見てくれることを前提に考える人が多い。かくいう私もその一人だ。

私は自分が伝えたい、

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自分の感覚はあてにならない

自分の感覚はあてにならない

自分の感覚はあてにならない。
全くと言っていいほどあてにならない。

先週木曜日に新しく音声ラジオを始めた。
Voicyというプラットフォームを使っている。

久しぶりの一人しゃべりの番組なのでペースが分からず、かなりゆっくり話してみた。

公開したところ、「聞きやすかった」という声をたくさんもらった。

何が聞きやすかったのだろうか。
内容ではないとすると、デフォルトでついているBGMかもしれな

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聖書を知りたいという突然の連絡

聖書を知りたいという突然の連絡

「聖書を知りたいという突然の連絡」

最近は発信活動に力を入れている。

その結果かはわからないが、嬉しい連絡があった。

「聖書を知りたいです」

こんなにストレートに連絡をくれる方は多くはないので嬉しかった。

そう!多くないんです。

月間で50件近く連絡をもらい続けていてもこんな連絡は多くないんです。どれくらい聖書への需要が高くないのかがわかります(笑)

とにかく、聖書の話を出来るのは嬉

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10年ぶりの再会

10年ぶりの再会

「10年ぶりの再会」

こんな風にほぼ毎日のように文章を書いて発信をしていると、嬉しい再会もある。

投稿を見て約10年ぶりに連絡をくれた友人がいた。

「覚えてますか?」
といところからやりとりが始まり、
最近直接会うこともできた。

「ともみんさんの影響あってかキリスト教に興味持ちました」
と言われた。

当時、ボクは聖書の話をどれくらいしてたの?
と聞いてみた。

驚くべき返事が!!!

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