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育休を取ると言ったら、ゆっくり休んでと言われたけど…

昨年10月に二人目の子どもが産まれたので、育児休暇を取ることを決めた。とはいえ、フリーランスの牧師として働いているので、どれも自分の裁量次第だ。

ひとまず、家庭と育児を今まで以上に最優先したくて、固定で働いていた2つの仕事を辞めることにした。

さよなら収入。どうする生活。

なんとかなるかと楽観的な性格でよかったと思っている。

今までも、家庭を持ってからの私の優先順位は圧倒的に家族だ。家族に体調不良がおこれば、全部の仕事を休むことを決めている。

これを決めておいたおかげで、迷うことがない。

色んな人に迷惑をかけるが、それもしょうがない。

全てを選ぶことはできない。

仕事の代わりはいるけれど、夫の代わり、父の代わりは絶対にいない。自分が優先したいのは家族だ。

今回、子どもが生まれるタイミングで思い切って仕事を辞めた。これは、家族との時間を優先したいからだ。

固定の仕事を辞め、自分のやっている本業もやることをだいぶ絞った。完全に全てのことを休むことはせず、とにかく家庭を第一と出来るようにあらゆることを手放して言った。

(ちなみに、新しく始めたこともたくさんある)

ある方に報告したところ、「ゆっくり休んでね」と言われた…

ゆっくり休めるのか!?!?

当たり前だが、休めはしない!

育休は仕事を休むけど、自分が休むわけではない。家庭の中での役割を積極的に担うために、優先順位を決めることだと思っている。

育児で一番大切なのは夫婦がハッピーであることだと思う。夫婦が幸せであったら家族も幸せになるはず。子ども優先ではなく、夫婦の幸せを優先することが家族の幸せにつながる。

相手が喜んでくれることは何かを見つけて出来たらいいなと思っている。今回の育休中に喜ばれたので継続していることは、朝起きてコーヒーを淹れること。

それについてはここで書いた。

あとは、食卓の時間を大切にすること。子どもがいると食事の時間は平気で1時間を超える。なかなか集中して食べないからね…笑。その分、一緒にいる時間が増えるので、良い時間だ。

家族のあり方に正解はないと思う。自分たちなりの形を模索していることで、家族もハッピーで、牧師業もハッピーにできている。

▼編集後記として
聖書を読むとイエスはご飯を食べることを大切にした。大食漢の大酒飲みと陰口を言われていた。裏を返せば、それほどまでに食卓を大切にしたということだと思う。家族が家族であることは、食卓を共にすることなのだと思う。同じものを食べながら、「美味しいね」と言える幸せを噛み締めたい。
2024年4月15日

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