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町歩き、歴史探訪

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散歩しながら歴史を探したり、博物館でその町の歴史を感じるのが趣味です。 ぜひ、旅を楽しみながら、数十年、数百年の時を感じてみませんか?
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記事一覧

関東モノレールの旅③ ~東京モノレール中編

関東モノレールの旅③ ~東京モノレール中編

東京モノレール、中編です。
今回は東京モノレールに乗りながら、周辺の人々の歴史を話していこう。
ぜひ東京モノレールに乗りながら、その周辺に目を配っていただければ幸いです。さあ、出発しよう!!

浜松町から羽田まで、東京モノレールに乗る前に、浜松町駅のすぐそばに芝の増上寺、大門である。
徳川家の菩提寺として、上野寛永寺は江戸城の北東の鬼門(丑寅)に置かれ、増上寺は裏鬼門(風水は方角にこだわる)の南の

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関東モノレールの旅③ ~東京モノレール前編

関東モノレールの旅③ ~東京モノレール前編

「東京へようこそ」「東京へまたのお越しを」
みなさん、飛行機で東京へ来るときは、羽田に来ますか?成田ですか?

ようこそ、羽田空港へ!
これから東京モノレールで浜松町に向かい、都心に降り立つでしょうか。それとも、京急線で京急蒲田から神奈川方面へ? 京成線にもつながるから成田(千葉)方面へ?

羽田空港は現在巨大な東京の玄関口ですが、お江戸の頃の玄関口は日本橋。
そして、西日本を結ぶ大きな幹線道路だ

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トイレの歴史

トイレの歴史

わたしたちの日常に欠かせない、「排泄」。
しない人はいない、そしてこの行為に苦しむ人たちも多くいただろう。
人は生きるために食べる、そして出す。それを放置すれば、害虫や菌が湧き不衛生であり、「不浄」と忌み嫌われるのは当然の考え方である。

今の世の中、人前や公衆の道端で排泄をすることはありえない。それは恥ずべき行為であるし、公共の場を穢すこともできない。
しかし、トイレは必ず近くにあるとは限らない

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関東モノレールの旅② 後半(やっと湘南モノレールです!)

関東モノレールの旅② 後半(やっと湘南モノレールです!)

夏だ!海だ!!
みなさんは、海は好きですか? 陽キャならみんなと海に行きはしゃぐのも良い思い出ですが、陰キャの僕も、埼玉の内陸住みなので海を見るとテンションアガりますし心がなぜか落ち着きますね。
(もと長崎で眼下に海を見て育ったのもありますが)
関東で海というとやはり湘南。みなさんも一度は湘南の海に行ったことあるのでは。
今回は、湘南の海をみなさんにお届けしようと思いますが、みなさんが意外と知らな

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関東モノレールの旅② 前半(江ノ電です!)

関東モノレールの旅② 前半(江ノ電です!)

まず、お詫びと訂正です。
前回の①のタイトルですが、「東京モノレールの旅」だと、羽田空港モノレール(東京モノレール)の名称を使いつつなぜか「多摩モノレール」の話になってしまいます。
間違えてしまいましたので、これまでの記事のタイトルだけ変更させていただきます。

今回は神奈川県のモノレールである、湘南モノレールの旅。
鎌倉市の北部にある「大船」と観光スポットでもあり南部にある「湘南江の島」という南

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関東モノレールの旅、第1回「多摩モノレール」後半です。

関東モノレールの旅、第1回「多摩モノレール」後半です。

こんにちわ! 関東のモノレールとその周辺を紹介いたします。
前回は多摩モノレールの前半ということで、「多摩センター」駅から乗り、日野市の程久保と高幡不動を紹介しました!

けど、最大のスポット「多摩動物公園」駅について紹介出来てません。
子連れ、カップル連れ、そんなキャピキャピしたディズニーランドさながらの夢の宝箱のような場所。
そんなところに、陰キャでその辺ブンブン飛んでいる羽虫であり道端にこび

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千葉to神奈川、工業地帯を見てみよう③

千葉to神奈川、工業地帯を見てみよう③

我ながら、この記事を書いたときのトップ画像を作るときに、登場するキャラたちをまとめた画像にしようと思ってやってみたら、
何というカオスな画像になったことでしょうか。

川崎 ~教科書にのっていない偉人たち前回まで、千葉県にある郷土資料館を通じて歴史と工場の成立を見ていきました。そして、千葉から川崎の工場夜景にも目を向けてみました。
今回の最終回では、本格的に京浜工業地帯の歴史を描写してお終いにして

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上野国と下野国 群馬と栃木の昔と今①

上野国と下野国 群馬と栃木の昔と今①

ぶんぶんぶん、国府国分寺♪
こんにちわ、その辺を飛んでいてすぐにでも潰されそうな羽虫です。
生々流転、「虫魚禽獣死ねばどれもみんな同じ」(火の鳥「鳳凰編」より)!!
偉そうなタイトルなのですが、僕なんて、火の鳥鳳凰編で世の中のしくみを知ったぐらいの漫画脳で脳足りんなアホで。(漫画やアニメの表現多いです!)
有名スポットどころか、どこに行くかもおぼつかない羽虫のような気まぐれさと目立たず無視されそう

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東京のデルタを回る③

東京のデルタを回る③

デルタ、三角州のことです。多くの人が社会の地理や理科の地学で「川が土砂を堆積して作った土地」と学んだのでしょう。
しかし、私たちの首都こと東京が、このデルタによって形成されたことはあまり知られてない!?

東京は川の町ですね。多くの川があるだけでなく、川とともに発展してきた町である歴史的背景を東京都民は知らなければなりません。そうでないと、選択を誤り、気づけば変な東京都議会議員や都知事や条例が成立

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埼玉を横断する③~その3

埼玉を横断する③~その3

埼玉を横につなぐトップの画像は見沼通船堀公園から写した武蔵野線です。
武蔵野線を通じた、埼玉歴史散歩記事。
朝霞台から荒川を渡ると、埼玉県の中心地に突入します。
みなさん、埼玉県の県庁所在地は知ってますね。
そう「さいたま市」、唯一ひらがなの県庁所在地ですが、古い人はいまだ「浦和だっけ?」「大宮だろ?」って思うのかな。
2001年、21世紀に浦和・大宮・与野が05年には岩槻が合併し、いまやさいたま

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埼玉を横断する旅③~その4

埼玉を横断する旅③~その4


はじめに皆様に、まず御礼申し上げます。
僕なんて過疎記事ばかりの底辺 noter なんですが、お陰様で「埼玉を横断する③~その3」ビュー(閲覧)数がそこそこになり。

なんと言っても、あの忌まわしき記事「全裸とガーターベルト」を抜きそうなのが嬉しいのです。
僕が書いたものですが、たまたまネタが刺激的だったか、パワーワードすぎたのか。
ただただこのニュースを呟いただけで、僕が苦労して書いたかわいい

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関東モノレール旅、第1回「多摩モノレール」前半です。

関東モノレール旅、第1回「多摩モノレール」前半です。


まず最初に、なぜモノレールかという言い訳です。
企画趣旨ですが、どうでもいいので目次からスルー推奨。一言でいうと、何となくですが。
これまで関東を描いてきました。何をテーマにするか毎回視点に迷うけども。マニアック過ぎて僕一人暴走し、なぜか「モノレール」てネタになっちゃいました。乗りたかったんや!これまで書いてきた通り、歩道橋渡るのも怖い高所恐怖症だけど!!
(関東を描くといっても変なネタばかりで

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千葉to神奈川、工業地帯を見てみよう②

千葉to神奈川、工業地帯を見てみよう②

京浜工業地帯から京葉工業地域へ。
前回は、千葉市を訪問して千葉市の歴史と工業化について見ていきました。
今回は千葉から、京浜工業地帯の中心地である神奈川県のほうまで行ってみよう!

①千葉県、再び。石油化学の町「市原」へ。前回記事。相変わらず長い能書きをgdgdと長文で描写して申し訳ありませんでしたが、チーバ君の喉元がフルメタル(鋼)化していく様子が見てとっていただければ幸いです。
こんなチーバ君

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夜に谷根千をうろついただけ

夜に谷根千をうろついただけ

谷根千…東京の上野のまわり、「谷中と根津と千駄木」のエリア。
「文京区および台東区に位置しており、東京23区の中心地に近く、いわゆる「山の手」の一角でありながら、今なお東京の下町としての風情を残す、歴史と情緒が溢れる地域です。」(「谷根千ねっと」より引用)

僕はただの無知な埼玉県民なので、何のディープなところも知らないですし、用事のついでに寄ったので、谷根千の魅力を伝えられるかどうかわかりませぬ

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