堀越 達也 / Tatsuya Horikoshi

1980年群馬県生まれ | 慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 (M.Ed) | 高校…

堀越 達也 / Tatsuya Horikoshi

1980年群馬県生まれ | 慶應義塾大学SFC研究所 上席所員 (M.Ed) | 高校卒業後中国へ移住し、上海外国語大学に進学。在学中にロンドン大学ロイヤルホロウェイ校へ遊学。帰国後は博報堂、Wieden + Kennedyなどの日米の広告代理店を経て、鎌倉のIT企業に所属。

マガジン

  • 『文化人類学』を学ぶ記録note

    文化人類学に興味を持ち、基本的な文献を読んで記録する為のnoteです。同じ様に文化人類学へ興味がある方の参考になれば嬉しく思います。 ■興味文化:文化人類学、教育、教育人類学、民族知、宗教、音楽、地域文化、地域づくり

  • 40歳からの生き方

記事一覧

#5 『カナルタ 螺旋状の夢』 映像人類学

教育とは何か、学びとは何かというテーマは、研究者や教育者にとって永遠の課題となっています。『カナルタ 螺旋状の夢』は、アマゾンのシュアール族を通して、我々が持つ…

#4 『ヒップホップ・モンゴリア』 韻がつむぐ人類学 | サブカルチャーから読む人類学

「ヒップホップの起源は、モンゴルなんだよ」思い浮かべるモンゴルのイメージは、何でしょうか?私はモンゴルと聞くと、広大な草原や風を切る馬たち、そして伝説のチンギス…

#3 『文化人類学の思考法』 で思考のギアアップ

この本は13名の文化人類学者による共著となります。文化人類学的な考え方を分かりやすくまとめてくれています。この本を通じて私が学んだ(メモした箇所)の一部を書き出…

#2 『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』 をエスノグラフィーとして読む

村上春樹さんの旅行記です。「ウイスキー」をテーマにしてアイルランドとスコットランドのアイラ島の旅を記録した作品です。村上春樹さんは文化人類学者ではありませんが、…

#1 文化人類学との出会い

7月に教育学の修士号を取得しました。 アメリカの遠隔教育大学(要はオンライン大学)のマスターコースなので、ひたすら一人で課題をこなして修了までに修士論文を提出する…

楽しいPTA活動

世間では"PTA不要論"、"PTAアウトソース化"など様々なご意見があると思います。 家庭環境やお仕事の都合など人それぞれですし、行う業務内容によっても状況が変わると思い…

コミュニティーと幸福について

幸福(well-being)は40歳を過ぎてからふと意識する様になりました。コロナ禍と40歳を機に「教育」に関するイロイロを開始してからそろそろ3年が経とうとしています。その…

#パーソナルDXとは。

みなさん、如何過ごしていますか? 個人的に重要なアナウンスです。 本日2020年10月23日(金)、edukado(エスペラント語で''教育''を意味)という法人を設立しました。 エス…

40歳からのセカンドキャリア(前編)

  39歳になった時から40歳を機にセカンドキャリアを歩もうと決めていました。今日は私のセカンドキャリアに対する考え方についてまとめようと思います。 1.まず、フ…

40歳になりました。

2020年6月17日(水)。 40歳になりました。この旅も半ばを迎えました。 本日はお休みを頂き、過去の人生を振り返り未来の人生を展望する日にしようと思います。 …

#5 『カナルタ 螺旋状の夢』 映像人類学

#5 『カナルタ 螺旋状の夢』 映像人類学

教育とは何か、学びとは何かというテーマは、研究者や教育者にとって永遠の課題となっています。『カナルタ 螺旋状の夢』は、アマゾンのシュアール族を通して、我々が持つ学びの枠組みや教育の価値観に疑問を投げかけてくれる映像エスノグラフィーです。

シュアール族の人々は、アマゾンの自然と一体となり、その中での生き方や学びを継承しています。彼らにとっての教育は、テキストブックや教室での学びではなく、アマゾンの

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#4 『ヒップホップ・モンゴリア』 韻がつむぐ人類学 | サブカルチャーから読む人類学

#4 『ヒップホップ・モンゴリア』 韻がつむぐ人類学 | サブカルチャーから読む人類学

「ヒップホップの起源は、モンゴルなんだよ」思い浮かべるモンゴルのイメージは、何でしょうか?私はモンゴルと聞くと、広大な草原や風を切る馬たち、そして伝説のチンギスハーンの姿を思い描いていました。その馬の蹄の音、遠くから聞こえてくるホーミーのリズム、そして温かいゲルの中で過ごす人々の日常。しかし、それだけがモンゴルではありません。そこには、時とともに変わりゆく風景や、数々の物語、そして人々の心の奥深く

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#3 『文化人類学の思考法』 で思考のギアアップ

#3 『文化人類学の思考法』 で思考のギアアップ

この本は13名の文化人類学者による共著となります。文化人類学的な考え方を分かりやすくまとめてくれています。この本を通じて私が学んだ(メモした箇所)の一部を書き出してみます。

ワグナーは参与観察やフィールドワークにより他文化を知ろうとするプロセスの中で、研究者自身の"自文化"を発見すると指摘しています。"自文化"がなければ相対的に比較する"他文化"を認識する事も出来ず、"他文化"に飲み込まれてしま

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#2 『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』 をエスノグラフィーとして読む

#2 『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』 をエスノグラフィーとして読む

村上春樹さんの旅行記です。「ウイスキー」をテーマにしてアイルランドとスコットランドのアイラ島の旅を記録した作品です。村上春樹さんは文化人類学者ではありませんが、この作品では日常生活の中の些細な出来事や風景を詳しく描写します。これはエスノグラフィーにおける日常の観察と共通しています。

いきなりウイスキー造りのレシピを人生に例える所が村上春樹さんらしいです。

"ジム"はボウモア(スコッチウィスキー

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#1 文化人類学との出会い

#1 文化人類学との出会い

7月に教育学の修士号を取得しました。
アメリカの遠隔教育大学(要はオンライン大学)のマスターコースなので、ひたすら一人で課題をこなして修了までに修士論文を提出する訳なのですが、この期間は「教育」に関する事を中心に学んでいました。

教育学の学位を得た事でやっと教育の専門家としてスタートに立てた感じですが、このままど真ん中の教育学を進もうとは思いませんでした。

私が卒業した大学にはコンピューターサ

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楽しいPTA活動

楽しいPTA活動

世間では"PTA不要論"、"PTAアウトソース化"など様々なご意見があると思います。
家庭環境やお仕事の都合など人それぞれですし、行う業務内容によっても状況が変わると思いますので、その様な考えは尊重されるべきだと思います。

ここでは私なりのPTA活動との向き合い方を書きたいと思います。

私は東京都品川区在住で、小三と小一の息子(2023年時点)がいます。
2022年度にPTA役員へ立候補して文

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コミュニティーと幸福について

コミュニティーと幸福について

幸福(well-being)は40歳を過ぎてからふと意識する様になりました。コロナ禍と40歳を機に「教育」に関するイロイロを開始してからそろそろ3年が経とうとしています。その間に増えたのが参加するコミュニティーの数です。

ざっと振り返ると

20代は仕事一筋。遊びも仕事も会社コミュニティーの中で完結してました。
30代は結婚し子供が出来て家族というコミュニティーが増えました。
その間も古い友達と

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#パーソナルDXとは。

#パーソナルDXとは。

みなさん、如何過ごしていますか?

個人的に重要なアナウンスです。
本日2020年10月23日(金)、edukado(エスペラント語で''教育''を意味)という法人を設立しました。

エスペラント語とは、中国語では「世界語」と訳される。世界中のあらゆる人が簡単に学ぶことができ、世界中ですでに使われている母語に成り代わるというよりは、むしろすべての人の第2言語としての国際補助語を目指して造られた言語

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40歳からのセカンドキャリア(前編)

40歳からのセカンドキャリア(前編)

  39歳になった時から40歳を機にセカンドキャリアを歩もうと決めていました。今日は私のセカンドキャリアに対する考え方についてまとめようと思います。

1.まず、ファーストキャリアとは何か  セカンドキャリアの前に、ファーストキャリアを振り返ります。
  ファーストキャリアとは『学校を卒業して初めに就いた職業』とここでは定義します。  
  以前書いた様に私の場合は広告業界がファーストキャリアです

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40歳になりました。

40歳になりました。

2020年6月17日(水)。
40歳になりました。この旅も半ばを迎えました。
本日はお休みを頂き、過去の人生を振り返り未来の人生を展望する日にしようと思います。

1.少年時代に何をしていたか

幼稚園時代:
  活発な男の子。毎日友達と田舎(群馬県)の幼稚園の広い校庭でサッカーをしていました。

小学生時代:
  勉強も運動も好きで得意でしたが、性格は内気。
学級委員長に推薦され、嫌だが断れない

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