楽しいPTA活動
世間では"PTA不要論"、"PTAアウトソース化"など様々なご意見があると思います。
家庭環境やお仕事の都合など人それぞれですし、行う業務内容によっても状況が変わると思いますので、その様な考えは尊重されるべきだと思います。
ここでは私なりのPTA活動との向き合い方を書きたいと思います。
私は東京都品川区在住で、小三と小一の息子(2023年時点)がいます。
2022年度にPTA役員へ立候補して文化厚生委員長を務めており、2023年度は継続で2年目となりました。
PTA文化厚生委員会とは:
私の学校の場合、年に一度実施される「大人向けCAP(いじめ防止プログラム)」くらいです。
これは私の勝手な解釈ですが、文化厚生委員会はそのくらい自由なお仕事だと考えて頂いて良いと思います。
2022年度一年間で6つのイベントを行いました。(約2ヶ月に1度のペース)
スポーツ鬼ごっこ
絵本づくりワークショップ(大学生との共働プロジェクト)
アフリカンペイントワークショップ
大人向けCAP(いじめ防止プログラム)*品川区家庭教育学級
「なぜ僕らは働くのか」ワークショップ
「多様な教育を知る」パネルディスカッション
※個別の内容詳細は省きます
後半にかけて徐々に親向けになってしまいましたが、、、
(親向けコンテンツも、最終的には子どもへ良い影響を与える事が目的)
何とか6つのイベントをやりきった形です。
どのイベントもNPO団体、大学生、教育関係者、アーティストなどを招いて子ども達(親子)へ学校の外部との取り組みを企画し、提供する事が目的となります。
文化厚生委員会のメンバー構成:
委員長2名と委員さん15名の合計17名の組織です。
委員長は全てのイベントに関わりますが、委員さんはイベント毎に担当になっていただきます。
PTAを楽しむ:
ここでタイトル回収をします。
正直にいうと、全ての人がPTAを楽しめるとは思いません。
私の場合は「教育」に興味があり、PTA活動をフィールドワークの様に捉えているので、興味がある分野を探し立候補しました。
内発的な動機があったからです。
私が文化厚生委員長になった時の引き継ぎの際、文化厚生は「楽だから」という動機で立候補される委員さんが多いと聞いていました。
イベントは全体では年6回おこないますが、委員さんの業務は年に一回という事や、コロナ禍ではオンラインセミナーのみだったので稼働が少なかった事も関係していると思います。
その為、一年目(2022年度)の企画は全て委員長2名で決めて、その後担当する委員さんを選出しました。要は委員さんの負担を減らす事へ配慮しながら運用を行いました。私自身が企画する事が好きなので個人的にも楽しめましたし、委員さんとも程良い距離感で業務ができたのでは無いかと思いました。事後のアンケートでも業務量に関しては、回答者全員が「ちょうど良かった」とご回答頂きました。
2023年度は二年目なので新たな試みをしたいと思います。その中で決めたテーマの一つが、「楽な文化厚生から、楽しい文化厚生へ」です。
決して委員さんに苦労して頂きたいという意味ではなく、立候補する動機が「楽だから」ではなく、「楽しいから」に変えたいという思いがあります。
その為、今年度の委員会全体の集まりでは、敢えて企画無しで委員さんから色んなご意見を頂くというスタンスで臨みました。「性教育」や「ポケカの大会」、「ネットリテラシーへの向き合い方」などなど、沢山のご意見を頂く事が出来ました。私が想像していなかったアイデアが出てくると面白いですね。PTAの文脈として実施するには整理が必要ですが、自分の「やりたい事」を発言してくださる委員さんはとても素敵だと思いました。
今年は委員さんたちの企画を形にする役割へ尽力したいと思っています。
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