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主夫目線からの子育て記事

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子育てについて書いています。
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#コラム

育児という経験値が邪魔をした...

育児という経験値が邪魔をした...

僕には2人の子どもがいる。

2人とも同じ月齢で保育園に入り、同じ保育園でお世話になっている。

10日くらい前、下の子が少し鼻水を垂らすにようになった。そこから3日間くらい咳も出ず、症状としては鼻水だけ、という状態が続いた。

僕は上の子を育ててきた経験から、体力が付いてくると風邪も引きにくくなるし、特に1歳半を超えた辺りから保育園を風邪で休んだり、小児科に行くことも少なくなると考えていた。

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失敗した後、いつもより話しかけてくれた保育士さんのお話

失敗した後、いつもより話しかけてくれた保育士さんのお話

子どもが保育園に通うようになってから、荷物を忘れたり連絡帳を忘れたり、完璧な人間なんていないことを日々実感している。

あれだけ「忘れないように」と声に出して準備していたのにも拘らず、保育園に着いて鞄を開けると入っているはずの物がないことがよくある。

あぁ、今日も朝からため息か。

それでも多くの保育士さんが「大丈夫ですよ!お貸ししますね!」と笑顔で言ってくれいつも救われている。小学生くらいから

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#魔女宅キキの気持ち

#魔女宅キキの気持ち

「うわ〜〜〜そういうのある〜〜〜!」」というツイートがツイッターのタイムラインに流れてきました(笑)

僕がコンテンツプロデューサー兼アドバオザーを務めるKURA COCOLONOというプロジェクトを応援してくださっている女優・歌手であり山梨県北杜市の観光大使・平井千尋さんのツイートです。

昔できたのに大人になったらできなくなってしまったこと...。年齢を重ねたこともありますが、子育てをするまで

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数字で比べられるようになったら大変だからね

数字で比べられるようになったら大変だからね

人は多様で、個性は人それぞれ違う。

確かにその通りです。

僕も子どもを育てる時、協調性を教えながらも、その子らしさや独自性も大切にしてあげたいと考えています。

そんな思いを母親に話していると、少し考えた母がこんな言葉を発しました。

「まだ数字で比べられる時期じゃないからね。小学生になったり、自然と子どもを世間が数字で評価し始めたら、親の気持ちも変わるからね」

ちょっと自分にとっては衝撃的

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なんで?なんで?怪獣-子どもが天才な理由-

なんで?なんで?怪獣-子どもが天才な理由-

最近、娘の口癖が

「なんで?」

僕「お空に雲がいっぱいあるね」

娘「なんで?なんでいっぱいあるの?」

僕「〇〇君のお父さんと話してたから遅くなったの」

娘「なんで?なんで話してたの?」

僕「この絵、可愛いね」

娘「なんで?なんで可愛いの?」

なんでも気になってしまう娘。

親としては全てにしっかり答えてあげたいと思っていたのですが、ある日僕の「なんでだと思う?」という質問返しに、娘

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子育ては自然やアート

子育ては自然やアート

昨日、自分で書いた記事に良い意味でも悪い意味でも心が引っ張られている...。

少しでも誰かの参考になればと思い書いてみたけれど、やはり細いニュアンスを伝えることの難しさがあるし、それぞれの家庭の親子が長い時間をかけて構築してきた独自の信頼関係の中で、親が子どもに伝えられることだってある。

こうすれば100%おもちゃの片付けができるや野菜が食べられるなんて指南書はないと思う。

もしあったとして

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フリーランスパパの子育て術-片付け・野菜編-

フリーランスパパの子育て術-片付け・野菜編-

今日、雨の中、姉弟で違う保育園へ子どもたちを送っている最中にこんなツイートが流れてきました。

冷徹片付け論(笑)

以前子育てについてヤマシタさんや中野さんと話している時に、僕の家で行われている(僕だけです)おもちゃの片付けルールについてお話させていただいた内容です。

ちゃんと補足しておかないと!と思い記事を書いています(笑)

そしてこんなツイートも

片付けなかった物は冷徹に破棄する...

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君が一番素敵だよ

君が一番素敵だよ

娘の保育園の上履きが少し小さくなってきたら買い換えようとした。

娘に「何色が良い?」と聞くと意外な言葉が返ってきた。

「黄色」

どんな物でも「ピンク!」と答えるはずの娘だったからその訳を聞いてみると、保育園に黄色の上履きを履いているお友達がいるとのことだった。

妻は「同じが良いの?同じ良いね」と娘に伝えていたけれど、僕は少しの違和感を感じたから娘にこう聞いた。

「その子のこと好きなの?」

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教育とは何か-子どもの教育から大人としての生き方を考える-

教育とは何か-子どもの教育から大人としての生き方を考える-

※「教育」なんて言葉はおこがましいのかもしれませんが、今回は皆さんと共有できる言葉として使います。

子どもに与えるべき教育とは何か

この問いは親それぞれに「理想」があると思います。

これが正しいといったことは決してないとも考えています。

僕も僕の経験からしかその「理想」は語れませんが、僕なりの理想について書かせていただきます。

かの有名なスティーブ・ジョブズはこんな言葉を残したそうです。

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どんな人間に育つか、さらにどんな環境に身を置くかが大切な時代

子育てをしていると色々な子ども達に出会います。

自分の大切な物を取られても怒らない子。

どんどん自分の意見を言える子。

急に怒り出す子。

人間は成長すると周りの目を気にして、ある程度単一化された人間の振る舞いを見せますが、子ども達は本当に「人間らしい」多様性を表現しているなと感じます。

さらに大人も多様性が求められる時代なのであれば、より子どもの教育や子育てにも多様性が求められるはずなの

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赤ちゃんが教えてくれた孤独はいつまでも続くものではないということ

赤ちゃんが教えてくれた孤独はいつまでも続くものではないということ

本当の孤独を知ったのは、長女が生まれて4ヶ月目のこと。

長女は初めての子どもで、全てが初めての経験だった。

妻は出産後4ヶ月半で仕事復帰を果たし、復帰前日の夜、僕は子育てのことを何も知らずに妻にこう伝えた。

「赤ちゃんのことは僕1人で見れる」

当たり前のことだけど、子どもはよく泣く。

空腹、オムツの気持ち悪さ、そして眠気。

大抵の場合これで解決する。       ...はずだった。

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僕にとっての子育て記事の意義

僕にとっての子育て記事の意義

平日、毎日保育園の連絡帳を書きます。

僕と妻で連絡帳の取り合いをするのですが(笑)、本当に細かい字で今日あったことや先生に伝えたいことを書いています。

この連絡帳とnoteに書く子育て記事には同じ思いを込めています。

それは

子どもへのお手紙です。

僕は自分の親が書いてくれた保育園の連絡帳を読んで嬉しくなったことがあります。

事細かに書かれた自分が赤ちゃんの時の様子や、少し大きくなった

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子育ては「境界線ギリギリ」が教育ではないかという思いと大人の成長もまた同じという思い

この間、子どもがシュンとしながら僕にこう言いました。

「年長さん(組)に怖いお兄ちゃんがいる」

あぁ、保育園に行くとこういう悩みも出てくるのかと少し面食らってしまいました。

ちょっと悩んで出した対応策は、保育園の先生に

「ちょっと恐い子(これからはAくんにします)がいるみたいなのですが、その子にはなんの落ち度もないので、この子(我が子)に対応力が付くように見守っていただければと思います」

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常に何かを失い、何かを得ている

常に何かを失い、何かを得ている

上の子が2歳くらいになった時、なぜか子どもの成長が悲しくなったことがあります。

いや、正確にいうと成長は嬉しいのですが、この可愛らしさや小ささが見れなくなることにとても寂しさを感じていました。

それほど0歳から3歳まで劇的に成長します。

この時期は、人間が産まれてから一番見た目が変化する時期でもあるそうです。

毎日何かとの別れを感じるみたいに、子どもに触れるたびに悲しさを感じていました。

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