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【ビジネス】映画「SEARCH2」に学ぶキャリアとマネジメントの観点とは?

こんにちは!都内の某採用・組織コンサルティング会社勤務の奈良です。

今回はタイトルにもある通り、「映画「SEARCH2」に学ぶキャリアとマネジメントの観点とは?」という内容となります!

はじめに(SEARCH2とは?)

まずはじめにSEARCH2の映画についてざっくりご紹介いたします。

「2」という通り、前作があり、今回は内容は連続していませんが別の主人公に焦点を当てた続編となります。以下はあらすじと概要やイメージがつかめる動画も載せておきますので、まずはこちらをご覧ください♪

▼あらすじ
母と2人暮らしの女子高校生ジューン。ある日、恋人と旅行に行った母が帰国予定を過ぎても戻ってこず、ジューンは不安になる。警察に相談しても埒が明かず、彼女は自らデジタルツールを駆使して母の捜索に乗り出す。

▼予告動画
https://youtu.be/EWVe1X6-l4E?si=hOOxij3XyLL9ctD_

そうなんです。予告動画をご覧いただいた方は分かると思いますが、実は「PC画面上で映画が完結する」という前代未聞の作品になります。

普通では思いつきもしない「枠外での映像体験」ができるのが本作の魅力。

情報にあふれた現代時代。普通のことでは感動体験は生まれづらいのは、映画の世界も同じ。より斬新でこれまでにない「発想力」「クリエイティブ力」が求められる時代を象徴した作品だなと感じます。

という余談はさておき、この後は少しネタバレもありながらも、本作「SEARCH2」からキャリアとマネジメントに活きる観点をご紹介していければと思います!

①信頼関係がすべての土台

まずはマネジメント的な視点から。最も大事なことはまさにこの「信頼関係」だなと感じました。

本作では、実は行方不明になった母親と父親のそれぞれに、主人公である娘のジューンには言えない秘密を抱えています。そして、それがゆえに行方不明の母親の捜索が難航している印象も受けます。

つまり、仮に母親が娘を心の底から信頼し、本音で娘にも秘密を打ち明けて事前に情報を同じ解像度と情報量でジューンも持つことができていたならは、本作の中で描かれるような母親を探す時間や労力を最小限で抑えることもできていたはず。

人の能力には大きな差はありません。実は差を生んでいるのは「情報」と「環境」の違いだったりします。経営者と一般社員が同じ情報の量と質を持っていたとしたら、もしかしたら同じ、または近しい意思決定になるということも容易に想像できます。

ということは、マネジメントをしていくうえでも、上司が部下を信頼し、自分が持っている情報や観点を惜しみなく部下に伝承することができたとしたら、自分と同じ、または英知を結集してそれ以上の意思決定をすることもできるのかもしれません。

マネジメントとは「管理」ではなく、「部下の成長と成果の最大化を支援する」ことです。本来マネジメントですべきは情報管理ではなく、情報や環境の提供なのだろうと思います。


②インターネットを駆使できるかが生命線に

本作でも主人公のジューンはあの手この手でインターネットを使い倒し、母親や関係者のGoogleやSNSに入りまくって情報をかき集めていきます。時には管理カメラに入り込んで、母親の足取りを追うことも・・・。

といった具合に、自宅に居ながら世界中に行ったかの如くさまざまな情報を得て意思決定をしていくことができるのが今の時代です。

AIの台頭で、「人にしかできない仕事」への注目が高まっていますが、実は同じくらい情報を使いこなせることも求められていくのかもしれません。

個人のキャリア形成の観点でもインターネットへのリテラシーを高めていくことは生存戦略になりえますし、これからの時代のマネジメントは自分よりも高いITリテラシーを保有した若手をマネジメントしていく時代になっていきます。

そういった意味では、個人も組織も、インターネットの駆使は避けて通れない道なのではないでしょうか?


③今を善く生きることが大切

本作で主人公のジューンは、普段は悪態をついたり返信や電話をめんどくさがっていますが、いざ母親が行方不明になるとその時の自分の対応を後悔しはじめる描写があります。

人はいつ死ぬかわかりません。いつ会えなくなるかもわかりません。

つまり、今目の前にある現実は「当たり前」ではなく、奇跡のような「尊い出来事」なのかもしれません。

「後悔」とは、過去の自分の意思決定や言動をやり直したい気持ちの表れです。裏を返すと、今この瞬間、未来の自分から見てやり直したいと思う意思決定や言動を避けていけば、未来の後悔を限りなく減らすことができるのかもしれません。

「未来の自分だったら、今この瞬間どうするかな?」

そんな視点になってみると、今を生きれていることに感謝し、この瞬間目の前の人との時間に対して平穏で綺麗な心で向き合えるはずです。

また、もう一つへの視点としては「神様が今の自分を見たらどう感じるか?」というのも持ち合わせたい視点になります。

(私は特定の宗教を信仰しているわけではないので、その前提でお話させていただきますが)、神様は基本的には「善い行い」「悪い行い」を見分け、ジャッジをする存在なのだと思います。そう考えるならば、今この瞬間を「善く」生きることができ、それを積み重ねていった先にも限りなく将来の後悔や葛藤はなくなるはずです。

ですから、キャリアにおいても、マネジメントにおいても、「未来の自分の視点」と「神の視点」を俯瞰して持ち合わせながら、「今この瞬間に感謝をし、目の前の人との時間に向き合い、良い意思決定をしていく」ことができれば、おのずとよい未来が創造され、後悔が最小化されるのかもしれませんね。

クロージング

ということで、最後まで本noteをお読みいただきありがとうございました。

最後は少し宗教染みた感じになったかもしれませんが、キャリアもマネジメントもテクニカルやHOWに踊らされることなく、大切なのは不変の真理や本質、原理原則になります。

そのうえで時流を捉え、先を見据えてインターネットを駆使するようなスキルセットを掛け合わせていくことで、理想の未来を手にすることもしやすくなるはずです。

本作「SEARCH2」は非常に面白いですし、まだ一作目をご覧になっていない方はまずはそちらからご覧いただくとより本noteの内容もご理解いただけるかと思います!

ということで、本noteの内容が少しでも皆さんのキャリア形成やマネジメントのヒントとなっていれば嬉しい限りです♪改めて最後までお読みいただきありがとうございました!

※最後に※
少しでもご自身の人生観・キャリア観の何かの参考にでもなれば嬉しいですし、共感いただけたようであれば、ぜひX(旧Twitter)やFacebook、リンクトインなどのSNSでシェアいただき、より多くの方に届けていただければ幸いです。(映画マニアとしても推し映画が広まるのが本望なのです・・・)

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