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今日の献立

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#野菜

マヨでいくのか洒落こんでいくのか

マヨでいくのか洒落こんでいくのか

茹で具合との真剣勝負の一席。

小学生の時分に、友人が住むお家になっていたスナップエンドウをこれでもかともぎって、茹で、マヨで食べていた。

あの時の記憶がよみがえり、大人になった今でもしこたまスナップエンドウが食べたい発作に襲われることがある(ししゃもも)。

なにかで和えたり、炒めたりするのもいいけれど、これまたシンプルに少し強めの塩をいれ、絶妙の火入れ加減で茹で上げたスナップは最高にうまい。

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ミニなのかプチなのか

ミニなのかプチなのか

どっちなんだい?の一席。

このちっちゃくて赤くて丸っこい子の名称は「ミニトマト」なのか「プチトマト」なのか。

すごく迷うのはわたしだけでしょうか?

さて今回は、そんなミニプチトマトをDRYにするという、いたってシンプルな戦法。

しっかり乾燥させれば、日持ちもするし、オイル漬けにするもよし。

パスタや炒め物に入れるのも最高ときた!

ありがとう、ミニプチとまと!

材料

ミニプチトマト 

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これは「!」ドンキーなのかい?

これは「!」ドンキーなのかい?

なんとなくでつくったら「!」だったの一席。

新玉ねぎでおいしいのができないかと、なんとなしにつくりはじめたら予想外にうまかったのでシェア。

なんとこちらはノンオイルである。

なんとも「!!」なオイルである。

ご用意するのは、きのこ、鰹節、すりおろした玉ねぎ、にんにく、醤油、みりん、お酢、レモン、砂糖、塩、ブラックペッパー。

あなたも一緒に「!」してみませんか?

ちなみに高校時代は「!」

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アスパラは切らずにそのまんま東

アスパラは切らずにそのまんま東

アスパラは切らずにそのまんま東、の一席。

先日、仲良くしている中華料理屋にゆき着席。

水を持ってきてくれたばぁちゃんに、

「たかちゃん、なんか今日顔へんだね」

と真顔でいわれました。
(居合わせた見知らぬお客さんはクスクス笑っていた。私は絶句。)

しっかり化粧もしていたしさ、むくみもなく健やか100%のはずでしたが。おかしいな!

男の人もナチュラルメイクが好きって言うしね!フンッ!

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いい女や男はさ

いい女や男はさ

いい女や男の美学は、お料理にもいえるのではないか?の一席。

この時期の新玉ねぎは、あまみとみずみずしさが一年を通してみても群を抜いている。

本日ご紹介いたしますスープは、順番に重ねて密閉してコトコト煮込むのみ。

ただの放置プレイに思えますが、侮るなかれ。

ここだというタイミングで火を止めるのがコツでこざいます。

五感を研ぎ澄まし、感じるのだ。

恋愛もそんな感じで、放置されまくって「あ?

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まるでドラクエのような呪文

まるでドラクエのような呪文

勇者たかはしは「プース」を唱えた、の一席。

プース、べプース、べプスズン。
※わかる人にだけ分かっていただけたら本望です

ちっちゃい子がスープと発音できない感じが、くすぐったくて好きです。

冒頭からおちょけておりますが、このプースは効き目がすごいんだ。

数カ月前からアーユルヴェーダの勉強をはじめました勇者たかはし。

旬の野菜に、消化を助けてくれるスパイスをいれたプースは、春の不調を整えて

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なんだこのお洒落なタイトル

なんだこのお洒落なタイトル

「よごし」か「ちらし」で心がトキメク魔法の料理の一席。

このどちらかをつけておけば、とたんにお洒落になる。

ごまよごし、ごまちらし。ごましかでてこなかった。

ちなみにトキメク魔法の片付けパロディーな今日のサブタイは、完全なるブームである。
※文末の余談コーナーにてお喋りするぞっ。

話をもとにもどしますと、今回のお料理は、タイトルの割に簡単なのよというお話。

さらには化学の実験みたいに大根

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やけのヤンパチ

やけのヤンパチ

啖呵売の一席。

去年の年末、ひたすらに寅さんの啖呵売りを覚えた日々が懐かしい。

さぁ、もうこうなったらやけだ!

やけのやんパチ、日焼けのなすび。

色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないときたぁっ。

ねぇッ。四谷赤坂麹町、ちゃらちゃら流れる御茶ノ水・・・

特技はと聞かれたら、どや顔で披露したいです。

さて、なすびといいますと。

ねぇ。

美味い季節がもうすぐそこに。

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寅さんへのお熱がでる

寅さんへのお熱がでる

わたくしがただただ、寅さんに想いを馳せたいだけの一席。

つい先日の事。

数カ月ぶりに訪れた映画館にて、男はつらいよを鑑賞。

片手には、拍子抜けす来るらいに気の抜けたメロンソーダ。

こんなガラガラなのに、密を避けるために設けられたソーシャルディスタンス席。

これで椅子が壊れていたら最高のお膳立てでございましたが、ピッカピカのシートに深くこしかけ時を待つ。

気になる題目は「寅次郎相合い傘編

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攻め攻めでゆく

攻め攻めでゆく

「じゃが肉」と命名してもよろしいか?の一席。

肉じゃがなんぞと聞くと、何肉をつかっているのかしら?とものすごく気になる。

ついで、糸こんはいれるのか。ねぎなのか、玉ねぎなのかなどというあたりが、気になりはじめる。

挙句、醤油は薄口なのか濃いくちなのかというささいなところまで、気になって気になってしょうがなくなる。

いわゆる「家庭の味」とやらが、色濃く出ている気がするので興味が湧くのでありま

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ドイツの鼻歌

ドイツの鼻歌

ふふん♪なんて鼻歌交じりに、焼き上げますわの一席。

ここ最近は、これでもかと天気予報が外れてうれしい。

今日も見事な晴天だ。

気持ちのいい天気の日には、鼻歌交じりにパンケーキなんて可愛いことをしたくなる。

ドイツ生まれのこのパンケーキ、お芋とたまご、油やバターなんかがあればちゃちゃっとできるので、伊藤家の食卓で得た奥義みたいで嬉しくなる。

塩でキリリと引き締めましたら、ベーコンとメープル

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謎の挑戦

謎の挑戦

自らの手を信じての一席。

八百屋にて発見したバジル。

さて、どう調理いたしましょうか。

そうだな、ど定番だけれどもパスタにからめると、うまいあの子をつくろうかなと閃く。

材料はシンプルに、そして塩麹をつかおうじゃないか!

これが意外にうまいときた。

そして芽生える謎の挑戦心。

文明の利器をつかうもいいが、つかわずできる方法はないものかとすり鉢をひっぱりだした。

さて本日は「バジル」

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彼ごはんにあっかんべー

彼ごはんにあっかんべー

酒飲みに捧げる一品の一席。

自宅でクイっとやりたい晩は、ちゃっちゃっとできて美味い肴のレパートリーがあると一人勝ちした気分になる。

本日は、たまのご褒美に、ちといいお酒を用意して晩酌したくなるそんな一品のご紹介。

ご用意いたしまするは「ハツ」。

そして、再び登場「甘唐辛子」。

鼻に抜ける甘唐辛子の青くさい香りと、ほろ苦さが薬味のごとく活躍してくれる。

さらには、ハツの持つクセと相まるこ

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朝オムレツのすすめ

朝オムレツのすすめ

朝オムレツのすすめの一席。

グッドモーニング、休日の朝。

しまった!だいぶ寝すぎてしまって、お腹もぺこぺこだ。

しかし、やる気がでないときた。

どうしよう。だけども、お腹はぐーぐーだ。

ここで救世主を召還。

さて本日は「たまご(できたら平飼い)」「塩麹」「トマト」「バジル(あれば)」「お好きな具材」をご用意くださいまし。

材料

平飼いのたまご 2個
塩麹 スプーン1くらい
油 ちょ

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