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音楽を続けるということ-DONSYΔRI 1st EP ''Immigration''セルフライナーノーツ
「宇宙最愛のダンボールヘッドアイドル」、自身をそう定義づけるDONSYΔRI(どんしゃり)は、自身の音楽活動に行き詰まりを感じていた。重労働で忙しすぎる仕事、うまくいかないプライベート、そういった全部を含めてパニック障害が再発。そんな中、EPを作らないかという話をもらい受け、自主制作にてEP制作を決意。めちゃくちゃになった精神状態で何度も折りかけた筆。そんな中でDONSYΔRIが描きたかったものと
もっとみる書けなくなったかもしれない
詩が、曲が、書けなくなったかもしれない。
『ダンボール箱をかぶったアイドル・アーティスト』として活動し始めて7年目。これまで幾度となくスランプに陥ってきたが、今回は、本当にもうダメかもしれない、というところまで来ている。
『DONSYΔRI』というアーティスト活動をするにおいて、目標だったことは、まず「成功すること」。ただこれは定義がかなり曖昧で、ともすれば自分を無闇に傷つける材料になりかねな
精神めちゃくちゃ日記
2023/03/10
電車で、綺麗な時計をした同い年ぐらいの男の子二人が、仕事の成果が出た話をして盛り上がっていた。すごく気持ち悪かった。仕事からのクラブ帰りらしく、キレイめのスーツを着て、テカテカした顔で、今の会社の社長がどうとか、案件ゲットしたとか、何千万で売り上げて粗利が何百万だとかそういう話をしてた。仕事で認められることや成果を上げることは嬉しいことだと思うし、素敵なことではあるけど、なん
2022年に個人的好きアルバム/EP8選
ルール
1.「2022年に発売されたアルバム/EP」に限らず、2022年に聴いていいなと思っアルバム/EPをまとめる。
2.アルバムやEPといった、1曲の音源ではなく、複数の音源を収録している音盤であることを念頭に置いて選評する(1枚通して聴いたときの流れなどを重視して評価する)。
3.1曲単位で良いと思った曲については、選外として紹介する。
GO!!
ばか長いので、好きなとこだけ読んでください
連載『人間未満黙示録』2022/11/14~11/20までの記録
2022/11/14(月)
・それは本当に突然のことで
12日土曜日に、母方の叔母が急に亡くなった。報せを受けたときはマジで何を言ってるかわからなかった。だって死ぬような歳じゃないし、と感じている自分がいた。急遽仕事を休んで実家へ帰ることに。大人になってから親族の死に直面していなかったので、礼服も何もない。「急に来てもらってごめんね、ありがとうね。」と小さく笑う叔母の妹、母の妙に優しい姿に、ああこ
死んだ推しが忘れられない
死んだ推しが忘れられない。忘れなくていいし、忘れたくはない。
今でも彼のことを想うとまともな文章が書けないので、めちゃくちゃ散文をお許しください。
そんな推しについての3つの記述と散文。
①推し「ジョンヒョン」という男ジョンヒョンという男。東方神起らを輩出したSMエンターテイメントのアイドルグループ「SHINee」のメンバーであり、ソロアーティストとしても多くの楽曲を発表。今だからこそ、アイ
ダンボール箱を被った女がなぜミスiD2021に出るのか
退屈は猫をも殺し、人間から正常な判断を奪います!というわけで、エントリーNo.396(だったかな)ミスiD2021に応募しました、ダンボール箱を被って、人間の「業」を肯定する音楽を作ることを生きがいにしている、DONSYARI(ドンシャリ)です。
この記事では、昨日(2020/05/08)にミスiD2021への出場表明(?)を行った私が、どうしてミスiDに出るのか、何を目標としているのか、と
2nd Full Album『ハラワタ・ハリケーン』発売記念 SUMESHI直撃インタビュー
SUMESHIとは
2016年、突如田舎に現れた段ボール頭の集団。
米びつの隅で育った日陰系を自称し、その持ち前の多面的な視点から
人間の持つありとあらゆる処理しにくい感情「業」を肯定するために
曲を作り、演奏している。生きづらい人に寄り添いたい気持ちでいっぱい。
現在はメンバー4人が日本中に散らばってしまっているため、
ライブ活動ができない状況にある。
それを補うように、音源制作活動やMV制作