記事一覧
昔の日記にいいことが書いてあったのでメモしておこう
このnoteの概要は
この「昔の日記」は、2023年の2ヶ月程度に記述したもので、その形式は
・うまくいったこと
・うまくいかなかったこと
・改善できる点
を眠る前に書き出すというものだ。
「うまくいったこと」は、嬉しかったこと、やってやったぜと達成したことを、どんな事でも「〇〇できた」という語尾で列挙する。するとあら不思議、自己効力感が上がっている。
「うまくいかなかったこと」は、仕事ミスっ
「好きなことを仕事に」は、全然そんな顔してなかった
クラフトビールに育てられた、特別な4年間
私がクラフトビールを知ったのは、忘れもしない、2020年が始まろうという年末だった。「苦くて薄くて、乾杯で出番終了となるお酒」という認識が、あるテレビ特集でがらりと覆った。おいしそう、と思ったのも束の間、勤務する会社の別部署で商品として扱っていたのをビビッと思い出し、年末宴会用に何種類か買って飲んでみて、これは!と味を占めたのがすべての始まり。年が明けた
映画館 〜自分の世界の閉ざしかた〜
映画を最後に観たのは、いつですか
映画館で映画を見た。昨日。それより前に行ったのは去年の2月頃だから、ちょうど1年ぶりくらいだ。その前はさらに遠く、記憶もない。いちばん映画館に通っていたのは高校時代で、暇とお金があれば同級生と連れだって、それでも年に2、3本くらい。
その地元の映画館も、去年ついに閉館した。シネマコンプレックス型のわりと新しい、平成の映画館だった。動画配信サービスが充実する時
金沢JAZZ STREET 2023 人生を変えたい時に、やれること
ああ、人生は儚い。
心不全に陥った瞬間のことを考えてみてほしい。いつもと違う、不気味な動悸がする。鼓動のリズムが乱れている。おおきな拍動が押し寄せたかと思うと鼓動は一気に薄れ、細動が始まった。胸がつまる、声が出ない。これでは人を呼ぶことも電話もできない……ああそうか、これが、私の人生の終わる瞬間なのだ。まじめに勉強し、まともに仕事をし、周囲にとってある程度はいい人でいられたと思う。家族にも恵まれ
定禅寺STREET JAZZ FESTIVAL2023で感じた 旅と音楽
人は一期一会。
人に限らず人生で出逢うあらゆるものが、一期一会。その裏側には、出逢わなかった無数の存在が隠れている。
2023年2月公開のジャズ映画「BLUE GIANT」を観て、原作漫画を全巻読んで、作中で主人公が高校生のときに足を運んだ地元のジャズイベントこそ「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」、今回私が訪れた場所だ。ジャズ、フュージョン、ロック、ゴスペル、ビッグバンドーー漫画の描写にあ
きみがおしえてくれた事
新しいリュックサックを求めて、ショッピングモールをぶらついていた。もともと持っていたリュックを、家の、日当たりのよい場所にぶら下げていたら、劣化したのか、肩にかけるストラップの部分が根本からぷっつり切れてしまったのだ。どうせ買いかえるなら、ノートパソコンの入るやつがいい。
旅行用品のコーナーには、PC対応のリュックも並んでいた。黒、グレイ、濃紺。機能性は申し分ないが、どうも色がぱっとしない。中学
街の再生~故郷への帰りかた~
昔住んでいた街は、古くて、シャッターだらけで、活気がなくて、路面が傷んでボコボコしていて、高齢化が進んでいて、交通の便がわるくて、往来を歩く人などおらず、およそ先端文化など指先に触れることもできないくらい、どうしようもない街、だった。中学生の私からは少なくとも、そう見えた。大人たちの娯楽といえばパチンコだけ。駅舎もちいさくて、レトロと呼べればいいのに、中途半端に新しくて古い。
その街に今年、新し
個人的リスキリングのすゝめ~朝型にあこがれる夜型人間の実験記録~
自分の力ではどうにもならない生まれ持った性質、というものがある。利き手、運動神経、味覚の好悪。無理に矯正しようとすればできなくもないが、それには相応の努力や苦痛が伴う。理想の性質をさいしょから持っている人間を羨むことを止められず、それがために殊に子供時代は、ネガティブな思考に陥りがちなものである。
この記事は、そんな「どうにもならない運命」に果敢に立ちむかった、一人の30代夜型人間の人体実験