大切にしすぎる前に 自然に身をまかせる
時間をかける。ていねいに、行う。
そうすれば、きっと成果が出るだろう。
けれど、「ていねいに行おう」としすぎて、踏みだせなくなる時もある。ていねいは、成果物の価値をたかめる。ていねいすぎると、成果物ができてこなくなる。
小学校の頃は、ほんとうに、ていねいに輪をかけたていねいだった。図画工作の製作は、絵でも粘土でも、細部までやりすぎて完成しないのが常だった。
先生は、ていねいにやったことの過程を評価して、未完成品をわたしが提出してもなにも言わなかった。
会社に入ってみ