マガジンのカバー画像

創作に役立ちそうな記事

801
小説やエッセイを書く上で役立ちそうな記事を集めてみました。自分にも、他の皆様にも役に立てれば良いと思っています。
運営しているクリエイター

2021年10月の記事一覧

冷徹であらねばならぬ?小説家という職業

冷徹であらねばならぬ?小説家という職業

こちらの本を読んでおります。面白い!

まだ途中なので、感想は別の機会に譲りたいのですが、

私は、物語というものを書いたことがなく、それらに親しんだこともなく、ただ小説がどのように作られるかを知りたくて手にとってみたわけなのですけれど、

これが冒頭からものすごく面白くて、別に小説を書こうとしていない私にとっても、非常にためになる「皿」(本書の上での小説の書き方、マナーのこと)がみごとにおもしろ

もっとみる
小説同人誌を作るのにCubePDFを使う

小説同人誌を作るのにCubePDFを使う

CubePDFとは、MicrosofOffice等のさまざまなアプリケーションからPDF変換・作成できるフリーソフトです。

先日、小説同人誌の本文データを作る際、このCubePDFを使用したのですが、無料にもかかわらず、小説同人誌の作成に役立つ機能がいくつもついていて、たいへん助かりました。――が、しかし。

公式のユーザーマニュアルはいたってシンプルな内容なので、正直、これを読むだけでは使い方

もっとみる
ホモエロ小説書きが自作小説を文庫本にしてみました

ホモエロ小説書きが自作小説を文庫本にしてみました

サイトやpixiv、Twitterなどからこのnoteを見ていただいている方はご存じかとは思いますが、私、三太はゲイ向けのアダルト小説を学生時代から書き始め、ネットでは前世紀(笑)から、個人サイトで発表してきました。
これまでも推敲朱入れのためや身近な友人に読んでもらうために、小説をプリンタで印刷したことはあったのですが、ここ最近、Twitterで同じような作者さんが製本化のツイートをしておられ、

もっとみる
「40文字」ぴったり作文のすゝめ【文章術003】

「40文字」ぴったり作文のすゝめ【文章術003】

僕のnoteでは、これからライターを目指す人や、新たなスキルを身につけたいビジネスパーソンに向けて、文章力を培うための練習課題を出していき、そのポイントを解説していく。

今回は、文章の質を高めるトレーニングとして最適な「40文字」ぴったり作文に挑戦してもらう。課題の解説文が長いので、前文は省略して、早速取り組んでいきたい。

ランチを説明する文を書いてみようこちらが、第3回目の課題だ。

【課題

もっとみる

【字書き】作業環境と主に使っているアプリ

はじめに自分の作業環境の移り変わりの記録を取るためにまとめてみました。
これから字書き活動始めようかな?と考えている人の参考になればと思います。

作業環境・iPad Air 4
執筆、表紙作成などのデザイン関係、その他様々な作業をこれ1台でこなしています。絵を描く訳ではないので確実にオーバースペックなのですが、キレイな緑色でお気に入りです。

・Apple pencil 第2世代
「iPad買う

もっとみる
noteフェス勝手にレポート②『創作を続けるということ』

noteフェス勝手にレポート②『創作を続けるということ』

#10
《創作は、人生まるっとすべてが創作、なんだねきっと》

**

10/15〜10/17に渡ってオンラインで行われたクリエイターのクリエイターによるクリエイターのための祭典『noteフェス』

僕は今回、そのnoteフェスの中で

①山邊 鈴さんの『夢を叶えるための文章表現』

②岸田 奈美さん/高林淳一さんの『創作を続けるということ』

の2つに参加させて頂きました。

このnoteは「n

もっとみる
小説を投稿する時の面倒を省くツールを作ったよ

小説を投稿する時の面倒を省くツールを作ったよ

 最近のマイブームは小説を楽にたくさん書ける環境を整えることです。

 もっとたくさん、もっと楽に、書きたい!

 しかし小説投稿サイトやnoteに小説を発表する際、とても面倒なことがありました。
 それは改行です。

 私は自然体で書くと、あまり改行を多くする方ではありません。
 ですがネット上で見てもらう小説というのは改行を多めにするのが一般的なようです。
 確かに横書きの小説を読む時って改行

もっとみる
あなたの「原動力」を再認識させてくれる本|スティーヴン・キング著『書くことについて』|monokaki編集部

あなたの「原動力」を再認識させてくれる本|スティーヴン・キング著『書くことについて』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。

「小説の書き方本を読む」の第八回です。前回の冲方丁『生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座』では小説家になるために、そして書き続けるために必要なことや目的について参考になったのではないでしょうか。

この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかかる部分や、自分に響いたという箇所があれば、ぜひ記事を読むだ

もっとみる
小説や記事を書くスピードを1.3倍にアップできた工夫

小説や記事を書くスピードを1.3倍にアップできた工夫

 一日にどのくらいの量の文章を書くことができますか?
「自分はたくさん書ける人間だぞ!」と胸を張って言えますか?

 一日に書ける量が多いのは良いことです。
 量は質と天秤にかけられがちですが、本音を言えば質も量もどっちも大切です。
 であれば、質の方が大事と思っている方も、決して量を無視してよいものではありません。

 つまり。
 今の文章の質を落とさずに、だけど量を増やせる方法があったら、めち

もっとみる

創作あれこれ【プロット】

思い立ってファンタジー小説を書き始め、約3ヶ月で13万字ほどある長編小説を完成させました。

主に短編を書いていて、数少ない長編に関しては、現在20万字超えの恋愛小説を10年かけても完結させていないという、そんな私にしてはとんでもない快挙でした。
(というか、10年かけて完結させてないことは大問題ですが)

今回の作品は初挑戦のジャンルであるファンタジーだったので、かなり真面目にプロットを作りまし

もっとみる
文章の練習にまず「デッサン」をすべき理由 【文章術001】

文章の練習にまず「デッサン」をすべき理由 【文章術001】

僕のnoteでは、これからライターを目指す人やビジネスパーソンなどに向けて、文章力を培うための練習課題を出していき、そのポイントを解説していきたいと考えている。実用重視でいく。なるべく、日本語文法的なお作法の話はしない。

この時点で、少し文章テクニックをかじった人——すなわち、このnote投稿に興味がある人なら「無駄な箇所削る」とか「文章構造が大事」とか色々予想されていると思うので、まずはその期

もっとみる
「創作とは、書いていない時間こそ創作だ」#noteフェス 2日目(岸田さん✕高林さん)

「創作とは、書いていない時間こそ創作だ」#noteフェス 2日目(岸田さん✕高林さん)

小説を一度も書いたことがないのに、
小説のオファーが来たのはなぜか。

その理由は、このセッションの対談動画を見ればわかる。

作家の岸田奈美さんと編集者の高林淳一さんの対談。

ここ2年で作家としての略歴が
時速200キロの新幹線のごとく
急展開していった岸田さん。

そして、やさしくほほえみながら
作家を1年半も待てる編集者の高林さん。

そのお二人の対談には、

作家だけに限らず、
多くのク

もっとみる
語彙力をムダに鍛えないための基準

語彙力をムダに鍛えないための基準

 語彙力。
 あったらカッコよさそうですよね。

 だけど語彙力って本当に必要なんでしょうか?

 たとえばですよ。
 あなたがものすごく難しい言葉を知っていたとします。
 難しい言葉を知っているなんて博識!すごいです!

 だけど、その言葉を周りの人が全然知らなかったらどうでしょう?

 せっかく覚えたその言葉を披露しても、周りの人はぽかーんとしてしまうんです。
 これって、良いことなのでしょう

もっとみる
文章がうまく書けるようになりたい~写本をためしてみた②

文章がうまく書けるようになりたい~写本をためしてみた②

「文章がうまくなりたいなら、見本を見習え!」と思って始めた写本。
「ふふふ~ん♪」
2か月経つと、いい感じに習慣化されてきました。

そんなときほど落とし穴がある。

だけれど、それを抜けたとき「こりゃ、えらいこっちゃ」と思いました。
「書くことに意義あり」から「本文を感じとることに意義あり」に変化した気がしたからです。

今日は写本の中間報告です。
写本しているのは、コチラです↓

写本をしてな

もっとみる