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小説を投稿する時の面倒を省くツールを作ったよ

 最近のマイブームは小説を楽にたくさん書ける環境を整えることです。

 もっとたくさん、もっと楽に、書きたい!

 しかし小説投稿サイトやnoteに小説を発表する際、とても面倒なことがありました。
 それは改行です。

 私は自然体で書くと、あまり改行を多くする方ではありません。
 ですがネット上で見てもらう小説というのは改行を多めにするのが一般的なようです。
 確かに横書きの小説を読む時って改行がいっぱいあった方が文章が見やすい気がします。

 見やすい文章にするために改行は不可欠。

 しかしそのために書き上がった原稿に改行を足していくのは面倒です。
 エンターキーを押しまくる作業も、どこに改行を入れるか考えるのも、どっちも負担です。

 そこで私は考えました。
 改行はツールに任せてしまえ、と。

 前にゲームを作った時にJavaScriptをちょっと触ったので、その知識をもとにブラウザ上で動くツールを作ってみました。

 その名も!!
 スペンタ(スペース+エンターの略)です!!!!

 その名のとおり、書き上がった小説にスペース(空白文字)やエンター(改行)を付け加えるためのツールです。
 改行するだけだと味気なかったので字下げの機能も付け加えています。

 字下げの自動挿入も私には重要な機能でした。
 私はよくOfficeのWordを使って原稿を書くのですが、自動字下げがオンになってしまうと面倒なのです。
 自動字下げはあくまでWord上で字下げしたレイアウトになるだけなのでコピペした時にスペースが入っていません。
 なので投稿前に自動字下げのせいで漏れてしまったスペースを付け足すことが要求されます。

 いや、Wordに詳しい人ならそうならないように設定をいじるんでしょうけど。
 私もちゃんと設定をしたつもりなのですが、それでも字下げされてイライラしていたのです。

 字下げだけなら類似のツールは既にあります。
 ですが自分好みの機能を完璧に備えたツールとなると、やはり自分で作るしかありません。

 というわけでネット上で公開してみたものの実際には私好みの調整をきかせまくった自分用のツールです。

もっと速いのがいいですよね?

 上のURLでは、ボタンをぽちぽち押して文章を編集する仕組みになっています。
 類似の字下げツールでも同様の操作をします。

 原稿をコピペして、ボタンを押して、そして出力された文章をコピーする。

 ……ちょっと手間だと思いませんか?
 もっとスムーズに作業を終わりたいんですよね。
 欲を言えば、原稿をコピペした瞬間に、文章の編集が終わってクリップボードにコピーされている……みたいなやつが欲しいです。

 欲しかったので、作りました。

 さきほど「私好みの調整をきかせた」と書きましたよね。
 こっちはさらにさらに私好みバリバリの調整になっています!

 なので私以外の人からしたら、クソ改行に感じられるかもわかりません。

 代わりに、原稿をコピペするだけで字下げと改行された文章がクリップボードにコピーされます。
 自分で使ってみたのですが、自分用に作っただけあって、超便利。

 ちなみに私のスマホだとコピー機能が自動で働いてくれませんでした。
 なので、そういう環境の人のためにページ下部にコピーボタンを作ってあります。
 そのボタンを押せばスマホ等でもコピーできる……はず?
 ボタンを用意したものの、私はパソコンから使うので個人的にはどうでもよくて……。

ツール自作して変わったこと

 まず字下げはツールでやればよくなったので、小説を書く時には字下げのスペースを入力しなくなりました!
 いちいちスペースキーを押さなくていいので楽です。
 スペースキーを押すこと自体は苦ではないのですが、推敲しているうちに文章を動かしていると、空白が邪魔になったりするんですよね。
 そのストレスからの解放。気持ちいいです。

 そして改行もツール任せできるようになって思考停止が可能に。
 これでもうネットに投稿する小説だろうが改行少なめで書けます。
 エンターキーを連打しなくていいんです!

 改行は後からツールで足せばいい!
 この発見はとても快感でした。