記事一覧
カナダに住んで228日目、美術館からのメッセージ。
トロント市内にある美術館、AGO(Atr Gallery of Ontario)は水曜日の夜は誰でも無料で入ることができる。
わたしは企画展の内容をこまめにチェックしていて、今回は北米出身の印象派画家がテーマとのことだった。
わたしは"印象派の絵画に癒されたい"という気持ちで足を運んだ。
いかにも印象派らしい作品に一瞬で引き込まれて、その世界観に没頭するように、脳内にはクラシック音楽でも流れ
カナダに住んで64日目、それでもやっぱり『他人の靴を履く』。
よく晴れて雪も溶けて街の色が見えてきて、"もう春かな〜"なんて浮かれていた矢先の大雪。
壊れた充電器も無くなりかけの歯磨き粉も買いに行けずに数日間を引きこもって過ごしてしまう。
"大雪が降ったけど大丈夫?"
その一言も相手(文化)によっては負担になりうると思い、本当に伝えたい相手ではなくサラッと受け答えしてくれそうなカナディアンに送った。
1.最近の生活
Tim Hortons というコ
人種モザイクな街の"どもる"コメディアン
A stuttering comedian in a cultural mosaic town
友人からコメディバーなるものに誘われた。
慣れない街の文化を楽しもうと思いつつも、その日にやるのは"ローストバトル"。
相手の悪口を言い合って面白がるものだと聞いて、正直あまり期待できなかった。
A friend invited me to a comedy bar.
While th
トロントでも、"福祉の人"として生きていくことができそうです。こちらで新しい友達と出会ったり、将来のことを考えたりすると、商業的な人になった方がいいのかなとも悩みつつ。でも、わたしにはnoteにしたためてきたモノがあって、やっぱりそれを大切にしたいのだと思います。また書きます。
#小説の中みたいな幸福感 をシェアできる友達
肌寒くなった10月半ばの金曜日。
仕事を終えて、あの子がおすすめしてくれた喫茶店に寄ろうとふと思った。
職場の最寄駅、ついでに言えばわたしたちの出身大学の最寄駅から徒歩1分。
流行りのカフェとは違い、でも古めかしい感じでもなく、"きちんとなされた"雰囲気のその店に入る時は少し緊張した。
でも、社交的なご主人が明るい笑顔で迎えてくださったのですぐに解けた。
***
"近い将来、海外に行く
島暮らし25日目、『ケアとアートの教室』にて演劇とナイチンゲールに想いを寄せる。
朝起きて窓を開けると、涼しい風が入ってくるようになった。
排気ガスが少ないせいか、海に囲まれた山の上では季節の変わり目を感じやすい。
夏が別れを告げようとしている。
わたしの島暮らしもそろそろ終わる。
1.離島の施設にて
島での職場は、コロナウイルスの騒動が落ち着いて元通りのリズムに戻りつつある。
もともと"人員不足"だった施設が、感染症対応というさらに深刻な状況を乗り越えることとなっ
目の見えない白鳥さんとアートを見にいく、川内有緒さん
神楽坂のかもめブックスで見つけた1冊。
職場に目の見えない利用者さんがいて、彼女のことを思い浮かべて手に取った。
***
目が見えないのに美術館を巡るなんて、白鳥さんは相当な美術マニアなのだと思って読むと、そういう訳でもなく、でもかなり有意義な楽しみ方をしていることが分かってくる。
その意外性と筆者の川内有緒さんが綴る素直な文章に引き込まれ、一気に読了してしまった。
しかも、もう一つ、わ
川内有緒さんの『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』を読んで、心に残った文章をいくつか音読しています。
"視覚"以外の感覚を意識すること、もっともっと大切にしたいです。
離島の施設で働いて11日目。
実は、人員不足ということで声がかかり、離島の入所施設に応援で来ている。
自施設でやっていたことを引き継ぎ(きれないまま)、1ヶ月間を過ごす準備をして、さあやるぞ!と意気込んだのも束の間…
コロナのクラスター発生で、あれよあれよと状況が変わる毎日を過ごすことに。
今までは、お店とか学習塾とかデイサービスとか、"通うスタイル"の職場でしか働いたことがなかった。
だから、入所施設で働いてみて、(