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#多様性を考える
アイデンティティを自分で定義する
以前書いたnoteからの抜粋で、これは私の個人的な体験です。
所属欲求は人間の基本的な欲求の一つなので、私にとって、海外に行ったら日本人に見られるのに(つまり外国人の仲間入りができるわけでもなく)、日本に帰ったら「日本人らしくない」とレッテルを貼られ続ける体験は痛みそのものでした。
これまで実に20年弱(!)かけて色んな出来事を咀嚼し、悩み、海外の知見にも頼りつつ、やっとやっと「アイデンティテ
人生全体で設計するワークライフバランス
仕事は楽しい。子どもも欲しい。でも、仕事と子育ては両立するのか。そんなモヤモヤで一歩踏み出せずにいたときに、薄井シンシアさんの話をオンラインで聞く機会に恵まれました。
シンシアさんは、専業主婦を経て子育てが落ち着いた40代後半で仕事の世界に戻り、高級ホテルのディレクターなどを経て現在は日本コカ・コーラで東京オリンピックホスピタリティの責任者を務めている方です。
そんなシンシアさんに私のモヤモヤ
育児したら出世できなくなるのは正当か
twitterでこちらの質問箱の回答が流れてきて、至極理路整然とした回答であるものの、何となくモヤモヤしたので真面目に考えてみました。
こちらの回答は理解できるのですが、追加的に考えられることとして、その悪影響がどの程度持続するかという論点が挙げられます。ケア労働によって収入が短期的に下がるだけなのか、長期的に出世コースから外されるかの違いは大きいです。後者は「会社への貢献度が高い人を評価する」
概念整理:メンターとスポンサー
特に「女性が活躍するには…」という文脈でよく「メンター・スポンサー(が大事)」という言葉を見聞きします。でもこれらが何を指し、どのように活用すればいいのかピンと来ていなかったので、色んな文献を振り返って頭の中を整理整頓してみました。(参考文献は文末に記載)
特にキャリアの初期においては、メンターの支援も受けて自信をつけることが、後に仕事で花開くために重要のようです。
一方、メンターは「アドバイス
マイクロアグレッション─日常の中の小さな無意識の差別─に抗うべきなのか
マイクロアグレッション=「小さな(マイクロ)攻撃(アグレッション)」。日常生活の中で、色んなマイノリティに対して発される、偏見や差別にもとづく小さな否定的な態度や発言のことです。
例えば、
・町中で外国人とすれ違うときにカバンを押さえる、電車の中で外国人の横には座らない、という行為は「外国人は信用ならないもので、もしかしたら犯罪者かもしれない」と思っていることを示唆します。
・仕事で女性に対して
異文化と働く:変化に強い遅刻魔たち|The Culture Map
コロナによる突然のロックダウン、在宅勤務の開始、変化し続ける市場環境。そんな中で私(タイ駐在中)は東南アジア出身の同僚たちの活躍(「変化」に対する適応力の高さ)に目を見張りました。
その気付きを深めるきっかけをくれた、『The Culture Map(邦題:異文化理解力)』という本をお供に、そんなコロナ体験を振り返ってみようと思います。
引用は、8章の「How Late Is Late? Sc