記事一覧
最近読んだ本 24.06
色々と本を呼んでいるが、読み終わっていたりいなかったり。ジャンルもバラバラ。まあでも現状のものをまとめてみましょう。
坂口恭平『生きのびるための事務』
noteで全文が無料で公開されていた内容のマンガ版。なんとなく「将来の夢」を考えてもどうにもならない。「将来の現実」を決めて、それの実現のために今の日常との差を見比べる。事務を行うのに、自信は不要。自己肯定感という考えも、そもそも間違っている。
積み重ねには振り返り
自分が今年心掛けたいことは、大きな目標の達成というよりは本を読んだり、Podcastを定期的に更新したり、貯蓄や資産形成的なことであったり、ルーティンの積み重ねが多いです。大きな目標は、仕事ではもちろん設定があるので、それはそれで達成のために工夫を心掛けているのですが、生活面においてはあまりない。
そうなると、ルーティンの達成、状態目標が果たせているかを定期的に振り返らないといけない。これは非常
行ったことのない都道府県に行く
今年の目標的なものを考えた。公開はしないが一行レベルのものを100個挙げてみた。100個目指すとなると流石に苦しさもあり、その中で「行ったことのない都道府県に行く」という目標が出てきた。
去年は結構不感症的だったというか、本や美術や映画などから新しいインスピレーションを得られなかった一年だった。ただ、佐世保や北九州など、国内で行ったことのない場所に行くことでフレッシュに脳が活性化したりしたのであ
ザ・メタボリスト・ルーティン
2013年にDomus誌に掲載された、ポルトガルの建築事務所falaの2人が中銀カプセルタワーに住んでいた頃のレポートです。戦後日本の結晶のような建築の解体直前の姿を内側から描く、貴重な歴史資料ですね。
想像にはなりますが、西洋の建築界においてはメタボリズムはある種神話化していて、実態の中身はどんなもんなの?ということをレポートしたということで、価値があるものなんだろうなと思います。
ザ・メタ
fala、銀座に住処を見つける: 中銀カプセルタワーを偲ぶ
The Architect's Newspaper誌に掲載されている、ポルトガルの建築事務所falaと中銀カプセルタワーの思い出についての記事を翻訳しました。原記事には写真もたくさん掲載されているので、そちらも覗いてみてください。
falaが「中銀」に一時期住んでいて、そこで事務所が設立されたという嘘みたいな、短編小説のような話。魚の仲買人のフクダさんという、英語が話せて東京が地元で無くてバイカ