記事一覧
ザ・メタボリスト・ルーティン
2013年にDomus誌に掲載された、ポルトガルの建築事務所falaの2人が中銀カプセルタワーに住んでいた頃のレポートです。戦後日本の結晶のような建築の解体直前の姿を内側から描く、貴重な歴史資料ですね。
想像にはなりますが、西洋の建築界においてはメタボリズムはある種神話化していて、実態の中身はどんなもんなの?ということをレポートしたということで、価値があるものなんだろうなと思います。
ザ・メタ
fala、銀座に住処を見つける: 中銀カプセルタワーを偲ぶ
The Architect's Newspaper誌に掲載されている、ポルトガルの建築事務所falaと中銀カプセルタワーの思い出についての記事を翻訳しました。原記事には写真もたくさん掲載されているので、そちらも覗いてみてください。
falaが「中銀」に一時期住んでいて、そこで事務所が設立されたという嘘みたいな、短編小説のような話。魚の仲買人のフクダさんという、英語が話せて東京が地元で無くてバイカ
「フィルターワールド: アルゴリズム・クレンズ」
作家のKyle Chaykaの記事"Filterworld: Algorithm cleanse"を翻訳しています。著者が各種SNSから離れ、禁断症状の代替案としてどのようなサービスや時間を過ごしたのかなどが語られており、今自分も同じようなことを行っているので、とてもアクチュアルな文章として読みました。
元の記事は以下になります。
本文の翻訳は以下の通り。例によってDeepLに放り込んだものを
私の本棚: ビャルケ・インゲルス
私の本棚:ビャルケ・インゲルス
驚くべきことではないように思いますが、BIGの創始者にインスピレーションを与える本はキャリアと同様に異端であり、SF、コミック、ニーチェといった名前が並びます。
コペンハーゲンとニューヨークを拠点に活動し、現代建築の次のアイコンとなりつつあるデンマーク人建築家、ビャルケ・インゲルスは、自身の人生において熱心な読書家であったと語ります。
彼は単に7冊の本を選んだ
ヴェネツィア・ビエンナーレの憂鬱
ヴェネツィア「建築」ビエンナーレはもはや誤ったラベルなので、「建築」を主張するのをやめるべきです。この名前は、建築を一切見せないイベントに関して、混乱と失望を生むだけです。
ヴェネツィアは、建築界における最も重要なグローバル・イベントであるだけでなく、私たちの言説全般を代表するものであるとも言えるでしょう。私たちがここで目撃しているのは、学問的言説の自己消滅です。
ドイツ、フランス、スペイン、