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今年は本を読む / 本屋を歩いたメモ

去年は本を全然読むことができなかった。学生時代は年間100冊は読んでいたと思うし、働き出してからは苦しみつつもなんだかんだいい本と出会っていた。

昨年末に「今年読んでよかった本」を挙げようとしたところ、該当作品が挙がらなかった事実が辛かった。数は読んでいて精度が悪かったわけではなく、数を読めておらず振り絞れない感があった。数だけ追求しても仕方ないように思う人もいるかもしれないが、やっぱり数は大事ですよ。

とはいえ昨年だって本屋にはよく行っていたわけだし、買った本はめちゃくちゃに積んでいる。漫画や雑誌はよく読んだ。本に触れていないわけではないんですよね。

だからどう習慣を変えるべきか難しい。いろいろと試行錯誤をしてみる。とりあえず読みかけの本やら買った本やらなんやらについていろいろとオープンにし、"流れ"のようなものを生めるようにできればと思う。

早速、以下は読んだ本、読んでいる本、買ってこれから読む本などについてのメモ。

▫️読んだ本

元自衛隊員でアーリーリタイアしたというものすごい経歴の著者による節約マインドセット本。書いてある内容はベーシックだが、節約はノーリスクで取り組める資金計画であることをいろんなアプローチから何度も繰り返して納得感がある。勝手な印象だが、自衛隊員だったからこそ生活の基本を整える自律性があるのだらうと感じた。

▫️読んでいる本

『LAフード・ダイアリー』『食べたくなる本』など、フードエッセイの名著を連発している映画研究者の著者による最新作。まだ読み始めたところですが、自炊のリアルライフを切り口に、「風味」の観点からフードの本質に迫る文章は手軽さと読み応えの双方の圧がある。名著確定しておる…

電子書籍で読んでるのですが、Amazonページを確認したら買ったのは2年以上前でした(つらい)。日本の金融史をマクロでもなく経営史でもなく家計から、更に踏み込んで消費者金融との関わり方から明かしていく、これぞ研究だよなあという知的エンジンで未知の道路を切り拓く楽しさを読んで味わえる本。

地図デザイン・ダイアグラム・データビジュアライゼーション・インフォグラフィック…これらの言葉で表される、サイエンスとアートの結晶が昔から好きです。それらの歴史、また社会/世界の認識の変え方を読み解く壮大な試みの本。美しい図版が盛り沢山。

▫️新年・早速買った本

建築雑誌a+uの640号、カルソ・セント・ジョン・アーキテクツの近作集。彼らの作品は何年か前のa+uで初めて知り、美しさに惹かれた記憶がある。イギリスに訪れたら作品巡りをしたい。

さあ、ここに書いてまとめたわけだし、ちゃんと読み進めていこう。

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