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サッカーの話

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海外ならチェルシー、国内ならヴィッセル神戸を中心に、サッカーの話。
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記事一覧

コルウィルの左SB、ククレジャの右SB

コルウィルの左SB、ククレジャの右SB

23-24シーズンのプレミアリーグが開幕して6試合。今季もなんだかんだとチェルシーを追っておりまして、その記録です。

今更改めて振り返ることもしませんが、私の応援しているチームは2年くらい前から猛スピードで怒涛の変化を続けておりまして、何かが起こったタイミングに条件反射で感情を動かしていては身が持たない。ただ、一定期間で思ったこと感じたことを整理しておかないと置いていかれる(もう既にだいぶ置いて

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J SPORTSの思い出

J SPORTSの思い出

名台詞「サッカーを愛する皆さんご機嫌いかがでしょうか?」で知られるサッカー実況のアナウンサーで、日本における海外サッカー放送のレジェンド金子勝彦さんがお亡くなりになった。謹んでご冥福をお祈りします。

金子さんの実況、落ち着いた声は私も海外サッカーを長く見ているのでとても親しみがあります。金子さんと言えばJリーグ開幕前から日本に海外サッカーを届けていたテレビ番組「三菱ダイヤモンドサッカー」ですが、

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あと1試合やって欲しいサウジリーグ

あと1試合やって欲しいサウジリーグ

また、サウジアラビアリーグのハイライトを見た。第3節。SPOTVでサウジリーグの放送が始まりましたが、今のところ各節3試合っぽいですね。十分でしょ!と思われるかもですが、このリーグってスターを集めてるチームが4つあるんですよね。。笑(アル・ナスル、アル・ヒラル、アル・イテハド、アル・アハリ)。

贅沢言うなという気もしますが、4試合やって欲しいです。3節までだとロナウドのアル・ナスル、ベンゼマのア

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大迫不在で目指すべきベクトル

大迫不在で目指すべきベクトル

ヴィッセル神戸vs柏レイソル戦のレビューです。まずは、大怪我を負ってしまった齊藤未月選手がまた笑顔でピッチに戻れることを心から願っています。正直、あれだけの怪我を負ってしまったという事実に対して、今でも心の整理はできてきません。が、本人が対外的に気丈な発信をされているので、いちファンがいつまでもウジウジ言っているのもな…いや、私たちは立場は別なのだから言うべきことは言っていいのかな…などいろいろ考

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footballistaのマンチェスター・シティ特集

footballistaのマンチェスター・シティ特集

footballistaの別冊号、「マンチェスター・シティ2022-23 CL初優勝&来日記念号」を買った。紙のサッカー雑誌を買うのは滅多にないのだけど、たまーに特集内容に惹かれてボリスタやサッカー批評(休刊になってしまった。。)は買っている。

自分はマンチェスター・シティサポーターではなかったものの、昨季のサッカーはいちサッカーファンとして「流石に強すぎる/お見事すぎる」と惹かれて見ていました

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SPOTVで始まったサウジリーグ

SPOTVで始まったサウジリーグ

スーパースターの爆買いでスポーツウォッシュに努めるサウジアラビア。流石にいい選手が多く向かいすぎて、私もいちサッカーファンとして試合を見たい気持ちになっていましたが、SPOTVで放送が始まりましたね。

開幕ゲームでアル・アハリの試合があったので見ました。爆買いしてるのが複数チームあるので、誰がどこに行ったんだっけ?と思って見てみると、アル・アハリはすごい。GKにメンディ、ボランチにケシエ(移籍決

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ヴィッセル神戸の試合運び

ヴィッセル神戸の試合運び

2023年Jリーグ、第23節:川崎フロンターレ対ヴィッセ神戸の試合を見た。私はヴィッセル神戸のファンなので今季のほとんどの試合を見ているのだけど、ホント今季のサッカーそのものという試合展開・観戦者側の心理状態で面白かったので文章に残します。

前半のうちに川崎の選手が1人退場し、そのファールで得たFKを大迫が決めて前半リードで折り返す展開。試合の残り半分を、点差もリードかつ数的優位で迎えるという、

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お別れの多いチェルシーファンの夏

お別れの多いチェルシーファンの夏

以前、「ツイッターの新アルゴリズム(おすすめ欄)とサッカー界の移籍市場の組み合わせは、ファンのメンタルに良くない」という文章を書きました。常にあることないことが情報として流れて視界に入り、瞬間的なリアクションも併せて共有されてしまう環境だと、自分も瞬間的に思ってもいない感情が湧いてしまったりする。これが純粋に試合や選手に対して向き合う上で良くないという気持ちがあります。

自分の応援するチェルシー

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ギャレス・ベイルの思い出

ギャレス・ベイルの思い出

ギャレス・ベイルが引退するとのこと。お疲れさまでした。自分はトッテナムもレアル・マドリーも特に応援しているわけではないが、彼のプレイをリアルタイムで見ることができたのは1人のフットボールファンとして本当に嬉しかった。すごいプレイヤーだった。

インテル戦

ベイルの存在がヨーロッパシーンで話題になったのはCLのインテル戦だが、あの試合はリアルタイムで見ていた記憶がある。

ベイルは大型の左サイドバ

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監督ランパードの帰還について

監督ランパードの帰還について

チェルシーの今季の2度目の監督交代が起こり、クラブレジェンドのランパードが監督として再び戻ってきたわけですが、とても複雑な気持ちです。

日本語圏のチェルシーファンのリアクションを見ていると、この帰還は今季で唯一のポジティブなニュースかのような印象を受けます。気持ちは分かりますね。

今季はチェルシーファンにとっては、数字上で見ても最悪なシーズンなんですが、ただ最悪なだけではなくて「何がなんだかよ

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22-23 チェルシー選手レビュー

22-23 チェルシー選手レビュー

シーズンも終わったので、各選手の評価というか感想です。ただみなさんご存知の通り、チェルシーサポである我々にとって今季は記憶が失われている期間も多くありまして、客観的評価とは無縁のレビューでございます。思いを語ると長くなってしまうし、単純に選手が多いので、サクッといきます!

ケパ・アリサバラガ

今季は頑張った…!本人は「チームとしては良くなかったけど、個人としてはいいシーズン」と言っていて、危険

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見ていて辛かったイニエスタのラストマッチ

見ていて辛かったイニエスタのラストマッチ

2023年7月1日のヴィッセル神戸vsコンサドーレ札幌がアンドレス・イニエスタの日本でのラストマッチになりました。神戸生まれでずっとヴィッセル神戸を応援してきた自分にとっては、まずはイニエスタに感謝の気持ちを伝えたいです。本当に神戸に来てくれて、5年もの時間を共に過ごしてくれてありがとう。本当に最初から最後までプロフェッショナルな人でした。

(途中交代でピッチを後にする際、対戦相手のペトロビッチ

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「おすすめ欄」に常駐するファブリツィオ・ロマーノ

「おすすめ欄」に常駐するファブリツィオ・ロマーノ

23年夏オフシーズンのチェルシーは、昨季のパニックバイによって膨らんだスカッドやファイナンスの帳尻を合わせるために、放出オペレーションが粛々と進んでいる。そして肥大化した身体の贅肉にあたる部分から削ぎ落としているわけではなく、別の身体を作ろうと大改造をしている、そんな動きになっている。

私の移籍情報を手に入れる経路は10年以上ツイッター100%なわけなんですが、イーロンの改革によって「おすすめ」

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