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#コラム
怒っている人の話は聞かない、不機嫌禁止ルールの話
わたしにはいくつかのルールがあって、そのうちのひとつに「怒っている人の話は聞かない」というのがある。
怒られるのが嫌いというのがいちばんの理由なんだけど、怒っている人からは「怒ってるなー」としか伝わってこないし、怖いので関わりたくないし、萎縮して話の意図が伝わってこないから、お互いにいいことがないので「怒っている人の話は聞かない」と決めている。
では怒っている人に対してどうするかというと、「伝
「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法
「人からなんて言われる(褒められる)とうれしいですか?」と何人かの友人に質問をしたら、あまりにそれぞれで、その人らしくて、とてもおもしろかった。
ある人は「かっこいい」と言われるのがいちばんうれしいと言い、ある人は「努力してるね」、ある人は「楽しそうだね」、ある人は「かわいいね」、ある人は「頭がいいね」などそれぞれの答えがあった。
誰に褒められるかにもよるし、恋愛面で言われるのと仕事面で言われ
諦めの呪いを、許可でとく話
シングルマザーがクッキー屋を営んでいるという現在の状況になって、過去をふりかえると、よくここまでやってきたなと自分を褒めたい気にもなるのだけれど、こうなろうとしてなったわけではないし、こどものときに「大きくなったらシングルマザーになってクッキー屋さんをやりたい」と思ったことは、もちろんない。自分でもときどき「わたしはいったいなにをやっているんだろう」と、思うことがある。
「目標」をたてる人と、た
「人に期待しない」の正しいやり方
「おれは人に期待していないから」と言いながらめちゃめちゃ期待してるじゃねえか、と思った話。
「人に期待しない」というのは人生を軽やかにする方法としてよく聞く言葉だ。だけど、その使い方や捉え方にもやっと違和感を覚えることもよくある。
「どうせ俺をバカにしているんだろう」「どうせ何を言っても口だけだろう」「どうせ俺が困っても助けないだろう」と、「どうせ」のオンパレード。そして「それが俺にはわかって
正直であるためには、誰と一緒にいるかが大事だよねという話。
年が明けて、毎年同様に「やりたいこと」の目標はたてられないのだけど、「どうありたいか」を考えたら、俄然「正直でありたいな」と思った。
自分も正直でありたいし、正直な人がすきなんだけど、それはどんな人のことかというと、単にウソをつかないとか隠しごとをしないというだけではなく、思ったことを全部口にしてしまう人のことでもない。
正直な人とは、自分の感情、欲望、知と無知を過不足なく捉えていて、他人にど
素直じゃないといいことがないので、素直について本気出して考えた。
ここ数年「素直」について考えている。
なぜかというと、自分が素直じゃないまま大人になってしまったからだ。
「素直」というのは幼少期に愛されて育った者に備わるもので、意識的に「できる」ものではなく、同様に「素直じゃなさ」も環境によってできあがってしまった「替えようのない変わることができないこと」だと思っていた。
大人になるにつれわかったのは、「素直じゃないこと」でいいことはひとつもないというこ
成熟とは「自分のため」と「誰かのため」を繰り返して進むこと
やりたいことがあるとか、ないとかについて考えていると、並行して見えてくるものがいくつかあって、そのうちのひとつが「自分のため」と「誰かのため」のバランスだった。
「やりたいことがある」という人が、「これをしたい」と自分の欲や自己実現などの「自分のため」にはじめたけど、できるようになってくると「誰かのために力を使いたい」という別のやりたいことが見えることがある。
逆に「やりたいことがない」という
映画「生きる LIVING」を観て黒澤明とカズオ・イシグロに学んだ「他者の評価を気にしない」潔い生き方。
カズオ イシグロ meets 黒澤明。
そこから生まれる「命の使い方」を私は知りたかった。
【作品概要】
黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。
時代背景は、1953年、第2次世界大戦後のロンドン。
仕事一筋に生きてきた公務員ウィリアムズは、自分の人生を空虚で無意味なものと感じていた。
そんなある日、彼はガン
サラリーマンより自営業のほうが幸福度が高いことと、人は好きなことしか熱中できないこと
※祝日は読む人が激減するので、個人的な話を。
橘玲の『幸福の「資本」論』がすごく面白かったので、僕に関係している箇所だけ、ここで紹介します。
まず、サラリーマンより、自営業の方が「幸福度」が高いそうです。
これ、自営業の方が、「やりがい」があったり「自分が好きなことができる」だけではなく、「時間(いつどれだけ働くか)」と「人間関係(誰と働くか)」を選べるから、なのだそうです。
人間は「親し
親の資格ってなんだろう
こんにちは! 今日は短いコラムです。
先日、映画「アイ・アム・サム」を見ました。
「良い親とは?」がテーマです。
知的障害を持つ主人公サムは、女の子を育てています。
彼女が7歳になり、主人公の知能を追い抜いてしまう。
子育てする資格が彼にあるか? と周りは心配するのです。
子供はいつか親を追い抜く
女の子が小学校に入った途端、サムは勉強を教えたり、教科書を読んであげたりができなくなります。
今日の名言は、「まだ鳴る鐘を鳴らせ。完璧な提案には目をくれるな。あらゆるものに裂け目はある。そこから光は差し込むのだ。」
パンケーキ大好きなかおるんです。いつもエンピツカフェの決まった席で本を読んでいます。
悩みごとがあるときに、ふっと何か大切なものを気づかせてくれる先人の名言を紹介しますね。
この名言は、みなさんご存じのとおり台湾デジタル担当、Audrey Tang(オードリー・タン)さんが引用した一言。
この一言は、カナダのシンガーソングライターLeonard Cohen(レナード・コーエン)さんの「Anth
調子に乗ると、なぜいじめられたり嫌われたりするのだろうか?
先日の記事で「調子に乗ったときに一気に行くといい」って書いたら、インタビューライターの丘村奈央子さんが、「調子に乗るな」と親から怒られた記憶をシェアしてくれました。
しかし、「調子に乗るな」とは、どういう意味でしょうか?
以下はスポーツキッズ子育てメディア。
得点を取ったり、良いプレーができた時、気分は有頂天ですし、嬉しくてよく親に自慢していました。
しかし、そんな時「調子に乗らないの。」と