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24.06.29 読書のキロク(5冊)
今日はおやつの時間くらいに外に出た。昨日は雨で気温が下がっていたらしいけど、今日はがっつり夏。…わたしの耐えられる夏は終わった。(しみじみ)
あまりの暑さに、すれ違う小さな生き物たちが心配になる今日この頃。例えば赤ちゃんやペットなど。言葉にできないだけで、本当は苦しんでいたり、死にかけているのではないかと心配になっちゃう。過酷な暑さなど知らずに、涼しいお部屋で終日過ごさせてあげて欲しい。わたしも
【#創作大賞感想】荒ぶるクッキングと「クリームイエローの海と春キャベツのある家」
「荒ぶるクッキングとクリキャベには共通点がある」
文フリの時、豆島圭さんにそう言うと、
「本当?」
と突っ込まれたのですが、本当です。
あ、その説明の前に。
本日はこちらの夕方からのトークイベントに参加します👇豆島さんが「行く?」と誘ってくれたので「行く!」と答えました。一度懐くと私はどこまでも尻尾を振ってついていきます。
詳しくはnoteイベント情報をチェックチェック!
せやま南天
私たちの「きちんとしたい」を救う物語/せやま南天著『クリームイエローの海と春キャベツのある家』小説家・大原鉄平さんによる書評を公開!
私たちの「きちんとしたい」を救う物語
私は広い古民家をリノベして一家で住み、デザインした部屋の写真をSNSで発信している。それらの綺麗に撮られた写真ではさぞ私たちが優雅に暮らしているかのように見えるだろうが、実際は優雅どころではなく、床に脱ぎ捨てられた誰かの服の下に隠れた、意図的に仕掛けられた罠としか思えない尖ったレゴを踏み抜いて悲鳴を上げる日々である。
特に古民家は部屋数が多い上に私以外
この小説は、みんなへの声援/せやま南天著『クリームイエローの海と春キャベツのある家』創作大賞2023(note主催)受賞の秋谷りんこさんによる書評を公開!
この小説は、みんなへの声援
私は、家事が苦手だ。子供の頃からおっとりしており、身の回りのことをするのが得意ではなかった。大人になっても変わらず、掃除も片付けも人並みにはできない。料理はするが、上手ではない。レトルト調味料や冷凍食品に助けられ、何を出しても「美味しい」と言ってくれる夫に救われているだけだ。洗濯は嫌いではないけれど、得意でもない。先日、仕事から帰ってきた夫が、部屋干ししてあるシャツ
せやま南天さん著「クリームイエローの海と春キャベツのある家」(#創作大賞感想)
創作大賞2023で朝日新聞出版賞を受賞した、せやま南天さんの「クリームイエローの海と春キャベツのある家」。
少しずつ読もうと思ったんですが、一気に読んでしまいました。
主人公が異世界に行くわけでも、事件が起こるわけでもない、日常そのものが舞台です。しかし、「日常」というものがいかに忙しく、ドラマと事件の連続であるか…。
洗濯物の海で溺れそうになりながら、隙間を見つけて息をして、額に汗して奮闘
「クリキャベ」について話そ?/すまいるスパイス
5月19日「すまいるスパイス3周年記念配信」
みなさん聴いていただけたでしょうか。
皆さんと顔を合わせての時間、とても幸せで今はだいぶロスってます。
私からは、配信の後半「推しについて話そ? LIVE ver.」について書かせてくださいね。
スペシャルゲストとして せやま南天 さんにお越しいただき、メンバーから色々な質問をいたしました。その一部を手短にご紹介します。
クリキャベの土台記事が
闇を知るからこそ光を知る【クリキャベ読書感想文】
先日、せやま南天さんの『クリームイエローの海と春キャベツのある家』(通称『クリキャベ』)を読了した。
読むのが遅い方(当社比)なので、ゆっくり時間をかけて読み進めようと思っていた。
しかし、新型コロナウイルスに感染したことで自由時間がめちゃくちゃ増え、結果的に一週間足らずで読み切ってしまった。
とても素晴らしい作品だったので、感想を述べたいと思う。
※ちょっとネタバレあるので、未読の方はひと
【読書感想文】生活はつづく、クリームイエローの海と春キャベツのある家
こんにちは。イケダです。noteでは初めて読書感想文を書いています。よければお付き合いください。
noterさんなら一度は目にしたことがあるであろう、この本。いや、御本。言わずと知れた、昨年度の創作大賞受賞作品。
note投稿歴2年目ぺーぺーのわたしは、この作品がきっかけで創作大賞というものを知ったのだけれど、絶対に読もうと購入したものの、実はしばらく積読になっていた。
というのも、web版
「生活」への温かなまなざし〜クリームイエローの海と春キャベツのある家
あるとき、「暮らし」と「生活」の似て非なる響きについて考えたことがある。
暮らしは、憧れや理想のライフスタイルのニュアンスを多分に含んでいる。
雑誌や書籍、YouTubeで描かれているような、すっきりと整い余裕が感じられるさま。
一方、生活はもっと地に足のついた、それどころか時折田んぼに片足を突っ込んだような、何とももどかしく精一杯に気を張りつめている感じがする。
どちからというと、私は現実