国語教育

ルーブリック評価をどう使うか?

2012年に出前授業をするために招かれた札幌聖心女子中高で、バカロレア教育を学ぶためのワークショップが開かれ、「ルーブリック評価」というものに触れました。それ以来、何となく気になり続けていたルーブリックが、Google Classroomにベータ版として実装されたのは、2020年1月のことです。
Google Classroomのような学習支援システムを使うと、課題を出して回収することへの敷居が低
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御礼に、ハッピーな出来事に出会えるよう、神様にお願いしておきますね♡

つれづれなるままに(自己紹介&その他もろもろ)

 初めまして。銀侍(ぎんじ)と申します。しがない学校教員です。好きな作家は「谷崎潤一郎」。自称:令和の耽美主義です。

 趣味は、読書、スポーツ、アニメ鑑賞、漫画、散歩などです。

 今回「note」を始めようと思ったきっかけは、「新しい年を迎えたから、何か新しいことを始めよう!」と、考えたからです。多くのSNSやネットビジネスが流行している昨今の中から、気になっていた「note」を始めてみようと

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国語の"正答"とは何か#2

 私自身の中学時代の国語を語るのと同時に、塾社員講師として地元の中学生に国語を教えていたことも並行して語る必要がある。そこには大きな隔たりがあるからだ。

 私が某私立中高に入学して驚いたのは「書かされる量」だった。
 入学時に渡された古風なノートには、学校行事のたびに感想文とも小論文ともつかない自由な文章を書いて提出することを義務付けられていた。
 理科では毎授業の実験や観察のたびにレポートを書

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行間を読む

 行間を読む、という。僕はこの慣用句にあまり馴染みがない。いつ知ったのかといえば、小学生のときには知っていたと思う。でも最近まで、文字で見かけることもなければ、誰かの口から聞くこともなかった。たぶん。少なくともその記憶を持っていない。
 小学生だった自分が何を通じて知ったのか。それも覚えていない。たぶん本を読んで知ったんだろう。学校で教わったのではないことは確かだと思う。「いいですか、文章を読む上

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チリンガ・リーン!
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安野光雅・大岡信・谷川俊太郎・松居直『にほんご』

画家・安野光雅がお亡くなりになりました。『津和野』や『旅の絵本』から『ふしぎなえ』や『はじめてであうすうがくの絵本』などに至る数多くの作品や、挿絵や挿画を通して、たとえ名前を意識せずとも彼の作品に親しんでいた方は多かったでしょう。かくいう私もその一人です。94歳ですから大往生といってもよいかもしれませんが、寂しい気持ちはぬぐえません。

この『にほんご』は1979年に文部省(当時)の学習指導要領に

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ありがとうございます!
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国語の"正答"とは何か#1

 「このときの作者の気持ちを答えなさい」
 よく揶揄される、こういった国語の問題。実際に多いのは「主人公の気持ち」や「作者の意図」といった作問であって「作者の気持ち」はそりゃ知ったこっちゃないわ、締め切りに追われているわ、となるのだが、それはそれとして、『国語の正答』に関してはいろいろと考えることがある。
 結論から言ってしまえば、こういった古来からの国語試験の正答とは「目に見えるものを拾えるか(

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高等学校の国語の授業 論説文編② 「情報の扱い方に関する事項」における推論指導

「現代の国語」「論理国語」ともに、「知識・技能」の項に「情報の扱い方に関する事項」が新設されました(小学校及び中学校の国語科においても新設されています)。
この事項について、学習指導要領解説国語編(以下、解説と記す)には以下のような記述があります。

 話や文章に含まれている情報を取り出して整理したり、その関係を捉えたりすることが、話や文章を正確に理解することにつながり、また、自分のもつ情報を整理

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ありがとうございます。

唐という時代について、一度ちゃんと勉強したい。漢詩や平安文学の見え方が大きく変わるはず。絶対面白い。

冬の夢のおどろきはつる曙に春のうつつのまづ見ゆるかな 藤原良経

真面目すぎても、ぶっ飛びすぎてもいけない『国語教科書の思想』石原千秋

夏目漱石研究者だった著者が、2005年当時の小中学校の教科書を分析した結論は「現在の日本の国語教育は道徳教育」というもの。著者は、PISA(program for international student assessment)の結果をあげて説明する。これは、別の言い方をすれば「日本的な教育文化」でもあるんだと思う。

でも、学校の国語教科書が多かれ少なかれ「道徳的」だっていうことは、多少感性の

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ありがとうございます!
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第21回放送「国語の専門家に聞いてみた♪②ー言葉が広がる、言葉でつながるー」をまとめてみた! vol.1📕

こんにちは🌤ボケットです。

3学期も2週間ほど経過し、子どもたちもだいぶいつものペースに戻ってきた頃かと思います☃️

さて、今回は、前回に引き続いて、ケイちゃん先生がゲストとして登場する第21回放送「国語の専門家に聞いてみた♪②ー言葉が広がる、言葉でつながるー」(2020/8/7)のまとめです!📕

前回の内容はこちら↓↓↓

国語には、実は「?」がたくさんありましたねー。

おさらいする

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