ミノベ

40代のおじさん。教員。二人の子持ち。世の中へ自分のアイディアを発信しておこうかと思っ…

ミノベ

40代のおじさん。教員。二人の子持ち。世の中へ自分のアイディアを発信しておこうかと思ってます。

最近の記事

学校をマッチング

マッチングアプリでの男女の出会いも普通になってきました。 転職もマッチングされてますね。 もうこれ、いつでも出てきてもおかしくないぞ、というのが今回のアイディア。 「受検生⇔学校のマッチングアプリ」あるといいですよね。 家庭や子供の受験先学校のリサーチ能力ってばらつきが大きそうです。 入学してからやっぱ思ってたのと違ってた、っていうのも、子供にも学校にも残念なことですよね。 そこで、受験生の成績や、特技・学習への取り組み方、入学後にやりたいこと、卒業後の進路希望などをを

    • 教育研究で学校を潤す

       自己紹介記事にも書いたことなのですが、わたしは今大学院で学んでいます。  教育研究をするうえで大事なエビデンスとなるのが現場でのアンケート調査などです。私も自分の研究を進めるうえで、在籍する学校にアンケート調査をお願いしてます。  しかし、そういった教育研究を進めるとき、ネックとなりがちなのが、調査の母数が小さくなりがちなこと。一研究者がお願いできる範囲なんて、そうそう広くはなりませんよね。  お願いするときも、気持ちよく答えてもらえるようにやり取りに気を使います。  と

      • クラブ活動をもっと

         クラブ活動について、教員の皆さんはどう思っていますでしょうか。 また、各地域、学校での実態はどうでしょう?  例えば、活動内容がいつも例年通りな感じになってしまっているとか。  子供たちにやりたいことを計画させても結局いいアイディアは出ず例年通りになるとか。  いざ活動の日になっても、忘れ物をしてほとんど取り組めない子がいたり、教員が自腹を切って材料を用意してあげたりだとか。  自分が思いつく限りでもこんな事例があるんですが。 学習指導要領の中でのクラブ活動の位置づけ

        • キャリア教育と地域振興

           キャリア教育は大切ですね。  人間、働くことは生きることと言っても過言ではない。お金を稼ぐこと以上に自己実現であったり、生きがいであったり、社会とのつながりであったり。  働くことについて真剣に考えることが、より若いうちからできるなら、した方がいいと思います。  でも、小学校現場でのキャリア教育は課題も多く。  例えば、興味を持った職業について、表面的な理解だけで終わってしまう調べ学習であったり、  例えば、実際に働く人にインタビューできる機会や相手が、指導する教員の人

        学校をマッチング

          新規採用者の働き方

          新規採用者の皆さん。疲れてませんか? 5月の終わりごろ、クラスの子供たちを思うように指導できなくなってきた、という新規採用者の方は多いのではないでしょうか? 自分も新規採用者の時はひどい指導をしていました。 ただ、振り返っても思うのです。 新規採用者がいきなり担任もって、現状の新採指導の仕方で、いち早く一人前になるなんて、できる?と。 新規採用者の指導方法については自治体ごとに違いがありそうですが、自分の自治体では、 ・週に3日程度、新採指導員の先生が入り、出入りの授業の

          新規採用者の働き方

          PTAに稼いでもらおう

           公立学校は基本お役所と同じで、自由に使えるお金があまりありません。  しかし、近年はICT機器が増えたり、施設が老朽化したりして必要なお金が増えているのに、予算は前年度実績を根拠にしたり、自治体の中で決まった額から配分されるので、思うようには増やしてもらえないのです。  PTAの資源回収やバザーなどでチマチマと稼いだお金を学校に寄付してもらうという形で、いろいろ必要な物品を購入するということがあります。今回は、それを拡大してもう少し楽にお金を稼ぎましょうというアイディアです

          PTAに稼いでもらおう

          保護者の要望をどうにかする

           近年、保護者からの要望が多様化、ゆきすぎになっている問題があります。  誰しも我が子が一番大事。子供のために学校に対応してほしいという気持ちになってしまうのは分かります。しかし、保護者の要望に現場が振り回されるケースも増えてきています。  背景には保護者の感覚と学校の感覚のズレがあると思われます。 ・核家族化 ・SNSのパーソナライズドコンテンツ ・合わない人とは無理に付き合わない風潮  これらによって、保護者が多様な意見、見方を取り入れることから遠くなってしまっている

          保護者の要望をどうにかする

          「教師しかない」という教師のマインドを変えるアイディア

           今、教師の多くは日々の業務に忙殺されて、他のことなど考える余裕がない人がほとんどではないかと思います。  意識の高い人、能力のある人は、発信を通じて講演活動や本の出版などにも仕事を広げていきますが、そういうことができる人ばかりではない。  日々忙殺される大多数の教員の皆さんが、自分の可能性に気づき、教育活動へのモチベーションを上げ、人生の選択肢を増やすアイディアをお話しします。  別に、それによって教師以外の職業に転職しなくても、「教師以外のことでも輝ける自分」を知ってい

          「教師しかない」という教師のマインドを変えるアイディア

          妄想 未来の教員の働き方「教員兼業完全自由化」

           前回の記事で、担任は複数がよいという内容を書きました。  しかし、現実問題として教職員の絶対数が足りていないという状況、おそらく単純に教員を増やすような予算も出ないだろうという問題もあります。  それをどうやって解決できそうかということを書いていきたいと思います。  まず、結論として、私が解決策にどうだろうかと考えているのは「教職の兼業完全自由化」です。  法律上、教員は職務に専念する義務があるので、副業はかなり制限されています。その制限を撤廃し、どんな副業も原則OKにし

          妄想 未来の教員の働き方「教員兼業完全自由化」

          妄想 未来の教員の働き方「担任は複数」

           文部省の2022年度調査によると、小学校教員の平均週持ち時数は23.9時間となっています。これは、1日平均だとだいたい5時間。  学校や地域によって違いがあるので幅を持たせますが、5時間目の授業が終わって子供たちを下校させるのが14:30から15:30くらいの間でしょう。その時点で勤務終了まで二時間ぐらいあるかないか。  その約二時間の間でその日の授業の成果・進捗確認や採点、翌日の授業の準備の他、分掌業務や保護者への必要な連絡、場合によっては学校外の研究会の業務や、教育委員

          妄想 未来の教員の働き方「担任は複数」

          「これまでの授業」

           新しい教育手法や授業形態が語られるとき、現在までの教育が、「これまでの詰込み型教育」「これまでの画一的な一斉指導」とくくられるのが、とても嫌です。  これまでって、いつからいつまでのことでしょう?  少なくとも、この30年ほどは、「子供たちに学習内容を詰め込んでやろう!」「最初から最後まで先生の説明を一生懸命聞いていなさい!」なんて気持ちで指導してきた先生はほとんどいないんじゃないでしょうか。  ここ30年間の多くの先生方は、授業を「学級みんなで協力して作り上げる素敵な

          「これまでの授業」

          出版社さんどうですか。

          雑誌のアイディアです。 「週刊 虫を食う」 夏休みの子供の自由研究を助ける雑誌。 7月最終週から8月第3週までの夏季集中で販売。 毎号、虫の食文化と、最新の動向、捕獲方法、おすすめの調理法を掲載。 付録には徐々に虫を食べることに対する抵抗をなくす品がついてくる。 各号付録 第1号 ポッキー型スナックで組み立てるナナフシ 第2号 作って食べようイモムシ型グミ 第3号 コオロギパウダー付きクッキー作りセット 最終号 バッタやセミサイズの虫がが一匹ずつ揚げられるミニフライヤー 

          出版社さんどうですか。

          世界が広がる毎日

          自己紹介的な話。 今年で教職員19年目のおじさんです。 学生時代はmixiが出始めのころで、それなりにSNSをやっていたものの、働き始めてからはFacebookだけ、周囲の様子を知る程度に。 自分の指導力はなくはないと思うが、それでも世の中、自分が思うように相手に伝わらないことが多い。 これまでの教え子の中にだって、こちらが気づいてないだけで、自分を嫌ったり恨んだりしている子供や保護者もいるかもしれない。 そういう人たちがインターネット上の自分の発信を見たらいやな気持にな

          世界が広がる毎日