新規採用者の働き方

新規採用者の皆さん。疲れてませんか?
5月の終わりごろ、クラスの子供たちを思うように指導できなくなってきた、という新規採用者の方は多いのではないでしょうか?

自分も新規採用者の時はひどい指導をしていました。
ただ、振り返っても思うのです。
新規採用者がいきなり担任もって、現状の新採指導の仕方で、いち早く一人前になるなんて、できる?と。

新規採用者の指導方法については自治体ごとに違いがありそうですが、自分の自治体では、
・週に3日程度、新採指導員の先生が入り、出入りの授業の間に指導をしたり、授業参観をして指導改善の意見を伝える。
・年間通して、あらかじめ制作した計画に従い、他の先生方の授業を参観する。
・年間何日か県主催、市主催の新規採用者指導の研修会が行われる。
こんな感じです。

指導される機会は多々あるのですが、息つく暇がなく基本OJTで走り続ける感じになり、余裕がありません。
効率的な仕事の回し方もまだ分からないので、毎日自転車操業。
そんな中で同僚の先生方と良好な関係を築くことができなければ、心を病むのも致し方なしでしょう。

そこで今回のアイディア。

「新規採用者は週3~4日授業。」

人を増やそうとかそういうことではありません。
もとより出入りの授業があったり、新採指導の先生が来たりしているのですから、それを月曜日や火曜日にまとめてしまおうということです。

週の始めに、前週の振り返りや、その週の予定を確認し、1日かけてじっくり準備をする。
休みの日はじっくり休む時間に当ててもらう。
ただそれだけです。
4月の始め2週くらいは月・火曜は指導&準備日として週3日授業になるよう調整して、その後は月曜が指導&準備日の週4日授業、10月ぐらいから市や県主催の新規採用者研修会のみの週5日授業というように、だんだん変化させていければいいですが、時間割調整を都度していく必要がありますね。

そのあたりは教務主任や主観教諭の仕事になり大変そうですが、時間割調整って、一番AI自動化ができそうなんですよね。
と、思って調べてみたら、

こういう会社もあるみたいですね。導入実績もけっこうあるようです。
ちょっと武骨なつくりのwebページが個人的にはすごく好感が持てます。

こういうのを組み合わせたらいける気がします。

新規採用教員の教育については、自治体ごとにけっこう違いがありそうですし、もうこんな感じでやってるところもありそうですが、どうでしょうね。

なんにせよ、新規採用者の皆さん。
今が一番苦しいときかもしれません。無理はせず、周りを頼って、何とかやり過ごしましょう。

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