クラブ活動をもっと
クラブ活動について、教員の皆さんはどう思っていますでしょうか。
また、各地域、学校での実態はどうでしょう?
例えば、活動内容がいつも例年通りな感じになってしまっているとか。
子供たちにやりたいことを計画させても結局いいアイディアは出ず例年通りになるとか。
いざ活動の日になっても、忘れ物をしてほとんど取り組めない子がいたり、教員が自腹を切って材料を用意してあげたりだとか。
自分が思いつく限りでもこんな事例があるんですが。
学習指導要領の中でのクラブ活動の位置づけは以下の通りです。
1目標
クラブ活動を通して,望ましい人間関係を形成し,個性の伸長を図り,集団の一員として協力してよりよいクラブづくりに参画しようとする自主的,実践的な態度を育てる。
2内容
学年や学級の所属を離れ,主として第4学年以上の同好の児童をもって組織するクラブにおいて,異年齢集団の交流を深め,共通の興味・関心を追求する活動を行うこと。
(1) クラブの計画や運営
(2) クラブを楽しむ活動
(3) クラブの成果の発表
現状、計画や、クラブの成果発表に十分な時間を割くことが難しいのではないかなあ、と感じます。学習指導の充実や、授業時数増によって割を食ってる活動じゃないかなあ。クラブ活動・・・。
でも、せっかく時間が確保されているのだから、子供たちにとって良い時間、成長のきっかけになる時間、新しいことにチャレンジする時間にしてあげたい。
ということで、今回のアイディア。
クラブ活動に、委託に近い形で外部人材を入れましょう。
最近、子供の習い事は本当にいろいろな種類があります。
そういった習い事の会社なり団体なりに入ってもらい、クラブ活動を実施します。もちろん、上記のクラブ活動の目的や意義は伝えたうえで、子供の意思を尊重する形で、無償でやってもらいます。
メリットは
・教師のクラブ活動指導の負担減。
・子供たちがより専門的な活動を行える。
・習い事側の人たちにとっては宣伝効果、新規顧客増を狙える。
といったところ。
習い事側にとっても、チラシまいたり、CM打ったりするよりも費用対効果がいい気がします。
まあ、子供の習い事が充実している都会向けのアイディアだと思いますが・・・。
クラブ活動で外部講師を呼んで実施するというのはこれまでもやっている学校はあると思うので、それを拡大する感じです。
教員は任せている間、教材研究をするでもいいし、一緒に参加して知見を広げるでもいいと思います。
初めに学校側で募集するのが手間かもしれないけど、動き出したらだいぶ教員の負担軽減、教材研究の時間増になりそうです。どうかなー。
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