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楽しい国語教室実現への道:大村はま実践に学ぶ

「楽しい国語教室実現への道:大村はま実践に学ぶ」(演題に「へ」を挿入しました)
という演題で私が講演する大会が、2週間後(11月30日)に近づきました。
大会テーマは、「国語教室におけるウェルビーイングの実現」。
会場は千葉大学。
主催は大村はま記念国語教育の会。
今私が作成中講演資料の冒頭の内容が、次のようになってきました。
1 大村先生との出会い
①はるか檀上の人。
②2回の国際会議
③魂の言葉「この席は酔いませんからね」。首藤30歳。大村先生71歳。
④大村先生現職時代の授業。一九七七年月~一九八〇年の実践研究発表会(第六~九回)

2 大村先生からもらった知恵、もろもろ
①宿題や放課後居残りではなく、授業時間に。
②文字が読めれば(音読できれば)ほぼ理解。大事な読字学習を授業中に。
③書き写すことによる読み。目的を持って調べたり、書いたりする作業を授業中に。
④成功体験による学び。失敗させて思い知らせるのではなく、そっと後押し。
⑤直前リハーサルではダメ出しをしない。
⑥一人一人コップの大きさが異なる。背伸びすれば届く課題。
⑦聞きひたる・読みひたる。「静かにしなさい」ではなく、思わず聞き入る話をする。
⑧受験対策。ハンカチと氷山。
⑨大村単元の形だけを真似てほしくない。
⑩アンケートではなく、自分の責任でじかに
⑪国語科は総合科。
3 大村教室で実現していた楽しい国語教室
①共通テーマのもとでの個別最適。
②優劣のかなた。一人一人の成長をめざす。
③柔軟なグループ編成。
④だれもが安心・充実して、楽しく幸せ(ウエルビーイング)。
⑤作る・演じる・探究する能動的な学習。総合的探究単元。プロジェクトの先例。
⑥目的達成に向けて作業や練習に専念。「先生、次何やりますか?」(指示待ち)ではない。
⑦目的をもって聞く・話す・読む・書く場。
⑧試行錯誤。
⑨表現活動を通して精読。
⑩教科書も使うが、教科書以外の学習材開発。
⑪言語知識と言語練習。

こんな感じのお話から始めます。
参加申込みは、下記のURLからお願いします。
https://qr.paps.jp/I0DwK
添付のQRコードからも申し込めます。

参加費は、一般:2,000円。 会員:1,000円。 学生:500円。です。
受付開始は午前9:00です。
当日のプログラムは次のようです。
①基調提案:苅谷夏子理事長9:40
 大村先生と私:若き教師と教員を目指す学生へのメッセージ)
②実践発表と協議10:10  司会:森田真吾(千葉大学)
小学校:小暮慶(千葉市教育委員会)
中学校:長谷川正裕(千葉大学教育学部附属中学校)
高等学校:木原拓洋(千葉県立実籾高等学校)
③全国理事会12:10~13:20(昼休み:70分)
④第9回大村はま奨励賞授賞式13:20
⑤対談と協議13:40 大村はま実践から学ぶカリキュラムと単元の開発
コーディネーター:寺井正憲(千葉大学)
対談:牧野太輝(千葉大学教育学部附属中学校)・甲斐伊織(学習院中等部)
⑥講演:首藤久義(千葉大学名誉教授)15:00
  楽しい国語教室実現への道 ―大村はま実践に学ぶ-
⑦展望 甲斐雄一郎会長16:00 大村はま国語教室「第四世代」からのアプローチ
⑨懇親会:17:00(懇親会費5000円)
☆連絡先
大村はま記念国語教育の会理事長・事務局長 苅谷夏子
E-mail:hokokugo@gmail.com

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