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やわらかな日本酒リテラシーを求めて…

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やわらか、というのは可変的というぐらいの意味でありまして。ハイ。あんまり説明せずに酒についてのよもやま話をトントンと。 思いついたら書くが吉、の精神でやってます。さあ今日も一杯飲… もっと読む
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#酒

なんで酒で詩を書くのだろ、自分でもわからないけど

なんで酒で詩を書くのだろ、自分でもわからないけど

どうもこんばんは、りょーさけです。

今日は詩についての文章をほんとに短めに。

以前からSAKETIPSという日本酒関係のメディアに詩を寄稿しています。今回は愛知県の日本酒「義侠」を題材に書いています。最後の方にリンクを載せておきます。

わたしは怠惰なジャパニーズなので英語が使えません。上記のSAKETIPSは日英両方で記事を載せています。ということでわたしは日本語で書いて、ネイティブの方に翻

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続・日本酒の普及は日本酒の知識の普及とは全く別問題だと気がついた件。

続・日本酒の普及は日本酒の知識の普及とは全く別問題だと気がついた件。

以前こんな記事を書いた。日本酒自体の普及と、日本酒の知識の普及は全く関係がないという内容の記事だ。

今日はその「普及別物問題」に付随する新たな疑問が出てきたので、それについて書いてみようと思う。

便宜的に章立てしてあるが、これは仕切り的なものであってかっちり何かを論じるためのものではない。

酒を片手にふわっと読んでほしいと思う。論争は目的ではない。そもそも論争になんてならないだろうけれど。

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「いい気のせい」の風に吹かれて味わう、酒と詩。

「いい気のせい」の風に吹かれて味わう、酒と詩。

さっき、こんなツイートをした。

自分のつぶやきを引用してあれこれ語るのは確かに寒い。
でもちょっと大切なことに気がついたので書いておく。

上記ツイートの僕の気のせいは、おそらく気のせいだ。
混じりっけなしの気のせいだ。

何の根拠もなく、地に足がついていない。感想、妄想、その類だと思う。
明日の僕でさえそんな感覚を理解できるかはわからない、

けれども、ここが重要なんだが、誰かに証明しろと言っ

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『カンパイ! 日本酒に恋した女たち』先行上映会レポート

『カンパイ! 日本酒に恋した女たち』先行上映会レポート

どの職人の世界にも専門性があり、歴史があり、慣習がある。
日本酒の世界では長らく女性はアウトサイダーでした。
その歴史が今、大きく変わろうとしています。
今回紹介する映画は、その中でも現在ひときわ輝きを放っている3人の女性にスポットを当てた作品です。

どうもこんにちばんは、りょーさけです。
今日は先日行われた『カンパイ! 日本酒に恋した女たち』の先行上映会のレポートを書きます。

詳しいことは、

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焼き鳥屋さんでのことなど/玉手箱の煙の先には

焼き鳥屋さんでのことなど/玉手箱の煙の先には

どうもこんばんは、りょーさけです。
寒すぎて寒すぎて、もう午後の仕事のモチベーションを保つためには

「仕事終わったら焼き鳥屋さん行く!!!」という信念を急ごしらえでもつしかなかった!モツ苦手だけど(๑•̀ㅂ•́)و✧

午後のお仕事は主にお掃除でございまして同僚と手の速さと同じくらい口を動かしつつ全力投球。いやあ全身運動ですね。

退勤のカードを切って「寒いなー」とか言いながら家路へ。そして家の

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少しばかりの丁寧さ

少しばかりの丁寧さ

21時過ぎて帰っても、夕飯の支度を自分でしたいからする。

ちょっと頑張る。
食べ終わってもう寝ることくらいしか選択肢がなくなっても、頑張る。

晩酌のつまみも、少しだけ力を入れて自分でつくる。

うまくいかなくて、おいしくなくても作ってみる。

今はそれを続けたい。

ただ、続けたい。

その結果春頃には。

素晴らしい料理やお酒により感謝できるようになりたい。

群馬の空を見て以来妙に気持ちが

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語られず、示されるものの妙味 居谷里・山廃純米原酒を飲みながら

語られず、示されるものの妙味 居谷里・山廃純米原酒を飲みながら

どうもこんばんは、りょーさけです。
今日は昼間から用意していた記事があったのですが、いろんな勘違いで明日に回すことになりました。

勤務終了アンド帰宅した後記事を早々にアップし、優雅なもぐもぐタイム(流行語?死語?)を過ごした後「今日こそは早く寝る!」と思っていた計画はもろくも崩れ去りました。

や、これでもいつもに比べればずっと早いからいいんですけどね。
さて、今日もお酒をいっぱい…と。

長野

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またこの季節が巡りくる度に…あたごのまつ純米吟醸ささら・おりがらみ生酒

またこの季節が巡りくる度に…あたごのまつ純米吟醸ささら・おりがらみ生酒

どんな酒が飲みたい?

日本酒がはじまるシーズンは冬、その季節の到来とともにどんな酒を飲みたくなるだろうか?

もし人にそれを問われれば、僕はこんな酒を飲みたいと答える。
あたごのまつ、純米吟醸ささら・おりがらみ生酒。

なぜ、これを飲みたくなるのだろう。
その理由は単純だ。
この酒は思い出させてくれる。

酒は料理とともにあるべきものだということを。

このお酒のコンセプトは裏ラベルに書いてあり

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どこで負けるか

どこで負けるか

【今日の投稿の3文まとめ】
①接客は負ける商売だ
②どこまで適切に負けられるのか
③初っ端で負けてしまう自分へ

どうも、りょーさけです。

本日仕事ですので短めのエッセイ。

3文まとめが「負け負け」うるさくなってますね(笑) 

今日は自分がいい思い出も苦い思い出も持っている接客についてサラッと書きます。

いきなりですが、

接客は負ける商売だと思ってます。もちろん皆さんお察しの通りこの「負

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お盆の一幕〜カテゴライズ問題お休み〜

お盆の一幕〜カテゴライズ問題お休み〜

【今日の投稿の3文まとめ】
① 日本酒のカテゴライズ問題はお休み
② 親戚の家でのワンシーンを紹介
③ ②で日本酒に本当に出会った時の喜びを思い出したので、それについて一言

どうもです!
お盆の楽しい飲み疲れ+久々の荒天で気分のアップダウンがなかなかだぜ!

しかし本日も酒ラテは走る!走りますぞ〜(๑•̀ㅂ•́)و✧

で、はい。
やわらかな日本酒リテラシーを求めて、です。

今日は昨日までのち

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あともう一つ忘れてしまうこと〜カテゴライズ問題〜

あともう一つ忘れてしまうこと〜カテゴライズ問題〜

どうも!開き直って言います!
酒ラテ(๑•̀ㅂ•́)و✧始めます〜。よ!

「酒リテじゃないの…省略すると…?」というご意見はもう受け付けませんよ〜!
酒ラテだよ〜!

前回は日本酒をカテゴライズすることによって生まれる難点についてお話したのでした。

本来分類できないものを便宜的に分類しているにもかかわらず、その分類が定着するとかえって「えっ、このカテゴライズあてにならなくね?」ってなる問題。

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なぜか失われるもの〜カテゴライズ問題〜

なぜか失われるもの〜カテゴライズ問題〜

はいどーもです。
『やわらかな日本酒リテラシーを求めて…』のお時間です。

ホントにねえ、今の今まで気づかなかったんですが…。

ここまで「通称酒ラテです!(๑•̀ㅂ•́)و✧」とルンルン気分で言ってたんですけど、

「酒ラテ」じゃなくて「酒テラ」じゃない?????もしくは「酒リテ」???っていう…なんかもう「酒ラテ」でいですか?
「酒テラ」だとなんか微妙に語呂が悪い…。

ってことで、酒ラテの時

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カテゴライズ問題

カテゴライズ問題

はいどうも!
『やわらかな日本酒リテラシーを求めて…』、通称酒ラテのお時間でーす(๑•̀ㅂ•́)✧

今日はバタバタしてるので酒ラテのみの投稿になるかもしれません。盆だからね、盆。

前回までは居酒屋の店員とお客さんのやり取りのことやら、そのやり取りでできる居酒屋独特の雰囲気のことやら、酒つくってる人たちがそれをどう思ってんのかなあなんてことを話していました。

お盆は居酒屋や日本酒バーに人はあん

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予期せぬ作用がモチベーション

予期せぬ作用がモチベーション

はいどうも!

『やわらかな日本酒リテラシーを求めて…』通称酒ラテのお時間です(๑•̀ㅂ•́)و✧フゥー‼

なんか日本酒だけに限らない酒の話題になってきてますが(笑)

そのうち日本酒に限ったお話もしますよ。ええしますとも。

さて、前回までは店員の立場やお客さんの立場から飲食店(特に居酒屋)というものを眺めてきたのでした。

要約すれば、「あー、互いに互いをよく見て行動して、結果的にその店の雰

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