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2023年10月の記事一覧
#ライトノベルと聞いて最初に浮かんだ1作 リスト(完全版)
こんな形ではじまった、タグ企画。
先日こちらの記事でもお伝えした、
現時点(10月7日)で、197作品、みなさまよりライトノベルをご紹介いただきました(※複数タイトル挙げられたものも含む)。Xにも三回目集計まで、まとめたものをポストしているのですが、こちらにも記事として、リストを残すことにしました。これをもって、私の「#ライトノベルと聞いて最初に浮かんだ1作」リスト作りは最後になるかな、
『果てなき蒼氓』:おすすめラノベ
こちらの呼びかけに参加してみようと思います。
水樹和佳子さん(イラスト担当)については、イティハーサを発火点とした記事で触れました。
一般的、ライトノベルとしては「重め」かもしれません。入りやすい作品ならば以下のランキングが参考になるかと。
谷甲州さんの文章に水樹和佳子さんのイラスト。このふたつが醸し出す独特の雰囲気。是非味わって欲しいです。イラストが多く、文体にリズムがあって、ファンタジー
童話「ユニコーンのなみだ」(#ウミネコ文庫応募)
では、時間をほんの少しまき戻しましょう。
そんなことができるのかですって?
もちろん、できますよ。胸に小鳥を飼えばいいんです。
ぱたぱたと想像力の翼をはばたかせさえすれば物語の世界では、どこにだって飛んでいけるし、勇者にもお姫様にもドラゴンにもなれるし、どんなこともかなえられます。
「ほら、こんなふうに」
そういって、月から落ちてきた黒猫はふふんと鼻を鳴らし、指をぱちんと鳴らすと、回転
オオワシのサチ|童話(#ウミネコ文庫応募)
「おーい!」
呼ばれて目を開けると、顔の上に大きな白い羽がふわりと落ちた。寝てる時に僕の上を飛ばないでって、いつも言ってるのに。羽をつまんで上半身を起こすと、オオワシのサチが本棚の上から僕を見下ろしていた。
「いつまで寝とんねん! もう8時やぞ! ホンマにだらしない奴やなぁ」
こうして猛禽類に起こされる日々を、もう7か月も続けている。
「そりゃ寝るよ。仕事休みなんだから」
僕は再び
王子のばら【#ウミネコ文庫応募】
すみれ色の瞳をした、それはそれは美しい王子は、今日も、見合い相手の心を踏みにじります。陶器のようになめらかで白い肌に、とてもよく映えるばら色のくちびるを、醜く歪めます。ほら、となりの国から来た可憐な王女が、がっくりと肩をおとして、国へ帰っていきますよ。
「王子さま、わたし、あなたさまの絵を描いてきましたのよ」
黒髪の王女が心を込めて王子の姿を絵に描けば、
「なんて気味が悪いんだ。そんなも
【ウミネコ文庫応募童話】 靴をつくる男
小学校3年程度以上が読める内容(高学年以上推奨)と考えていますが、ルビは小学校で習わない漢字と特殊な読み方の熟語等にのみ振りました。
小学校で習う漢字であえて平仮名を使用している言葉も多くありますが、そのあたりのバランスは、あくまで「私の中の童話イメージ」によるものです。
1頁44字×28行の文字組を意識して書きましたので、スマホでは読みにくい部分もあると思います。
どなたかが挿絵を入れてくださ
真夏なのに、春うららだった 『神様の近くのタクシー運転手さん #01』
7月から一人旅をたくさんしている。
「やりたいことをやれるようになるには、まず1ヶ月以内に行きたい場所に行くと決めて、実行するといいよ。そうすると自信がつくから。できるだけ遠くね。お金や時間がないって思うかもしれないけど、案外なんとかなるから」
友だちの「青ちゃん」の言葉を信じて一人旅をしてみたら、本当になんとかなった。味を占めた私は、日本各地の気になる場所に行こうと決めた。
旅の目的地は、